
パソコンのケースファンがうるさくなってきました。取り付けて10年以上経過しているので、そろそろ交換の時期でしょう。ケースファンをまとめて交換して、さらにCPUクーラーも現状より冷える製品に交換することにしました。これが今回購入した製品の一覧です。(写真)。
CPUクーラーはNoctua NH-U12Aです。12cmファンで全高が158mmなのが特徴です。わたしの使用しているAntec P182のような古いケースでも問題なく収まります。

▲Noctua NH-U12A
ケースファンは、排気用としてNoctua NF-S12A PWMを2個。風量が多いのが特徴で、ケース内の熱気を風量で排出しようというわけです。吸気用にはNF-A12X25 PWMを購入。ケースに空気を入れるには、ある程度の抵抗に負けずに押し込む力が必要で、これを静圧といいます。NF-A12X25は風量と静圧に優れたファンですが、やや高額なのが難点です。
今回のケースファンはすべてPWM制御を選びました。いままではGentleTyphoonをファンコントローラーで制御していましたが、Ryzenになってオーバークロックしなくなったので、マザーボードからの制御で事足りるだろうと判断しました。

▲Gentle TyphoonをNoctua NF-S12A PWMに交換
H5 Universalは取り付けやすくてそこそこ冷えるCPUクーラーですが、2年ぐらいすると空冷ファンから異音が鳴り始めたため、NF-A12X25に交換して使用してきました。でも、いまは虎徹 mkIIなどの安くて冷えるCPUクーラーのほうが人気ですよね。

▲H5 Universal+NF-A12X25の組み合わせも今回で引退
P182にケースファンを組み込みました。古いケースですので、いったんマザーボードを取り外さないと裏のバックプレートを処理できませんので結構大変でした。

▲P182にケースファンとNH-U12Aを組み込みました!
CPUクーラーの交換後に効果を確かめるため、Ryzen 3700XでCinebench R20を連続で動作させて、温度を計測しました。
H5 Universal …81度
NH-U12A …72度
めちゃめちゃ冷えるようになりましたね。しかも静かです。
Noctuaも無音ではないのでフル回転させるとファン音が「ゴォーッ」とうるさいですし、さらに冷えるでしょう。このファン音と静かなまま冷却性能が高いほうがよいですよね。Noctuaはこのバランスに優れており、かなり回転数を絞って静かな状態にしても冷えます。取り付けもしやすく、延長ケーブルや分岐ケーブルも付属しています。ただ問題は販売価格で…。
NH-U12A:1万3310円
NF-A12X25 PWM:3740円
NF-S12A PWM:2332円
LEDで光るわけでもないのにこの価格はぶっ飛んでますよね!
ブログ一覧 |
パソコン | パソコン/インターネット
Posted at
2021/01/16 12:37:48