
このごろ半導体の供給不足によってCPUやビデオカードの生産が不足し、売っていたとしても値上がりしており、しかも瞬殺で買われるという状況です。さらに輪をかけて、仮想通貨のマイニング用にビデオカードが片っ端から狩られて転売されています。
そんな中、ツクモでGeForce RTX 3070の抽選販売があったので申し込んだら、運良く「GEFORCE RTX 3070 ICHILL X4」(写真)が当選しました。まあ、価格は12万円ぐらいしたんですが…。
GeForce RTX 3070は描画速度はそこそこですが、その割に消費電力が低いことが特徴です。いままで使ってきたGTX 285、GTX 680、GTX 1080も、速い割に消費電力が低いという観点から選んでいます。
わたしが購入したICHILL X4は3連冷却ファンとなっており、全長30cmあります。さらに分厚いので、PCケースによっては取り付けできない場合もありますので要注意です。

▲GeForce 1080(上)とGeForce 3070(下)の大きさ比較
GeForce 3070には2連冷却ファンの全長が短い製品も存在します。ただし、そのぶん風量を稼ぐためにファンが大型化しますし、よりファンを高回転で長時間回さないと冷えないので、爆音になりがちです。最近のGPUは温度によって動作クロックが可変します。冷却能力が高いほど高速動作するので、全長が短ければよいわけではありません。大きさと冷却性能をうまくバランスさせているか、製品の選択時に考慮すべきポイントです。
わたしはAntec P182というPCケースを使用していますが、内蔵3.5インチベイを取り外すことで装着できました。電源ユニットも750Wなので十分です。

▲Antec P182に装着
GeForce RTX 3070はディスプレイ出力端子がDisplayPortとHDMIだけで、DVI端子がありません。ディスプレイのDVI端子と接続するためにアダプタか変換ケーブルを用意しなければなりませんが、こういう形状の変換ケーブルを購入しました。850円ぐらいです。

▲DisplayPort→DVI変換ケーブル
この製品を選んだ理由は次の通りです。
・DisplayPort→DVIケーブルは値段が高い。
・DisplayPort→DVI変換アダプタは、コネクタ部分に負荷が掛かり端子が痛む。
この形状の変換ケーブルなら、PC背面のDisplayPortに差し込んでもアダプタ部がDisplayPortから飛び出ることもないし、DisplayPortの接合部に重量が掛かって痛むこともありません。
PCの電源を入れてみたところ、ふつーに動いて音も割と静かでした。
これで値段が安ければ良かったんですけどね…。
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Posted at
2021/05/01 16:41:21