2022年04月10日
流山市のごみ袋有料化
各自治体によってごみの分別って違いますよね? 4種類ぐらいしかないところもあれば、ビンと缶を分けるのは当然で、さらにビンを色で分別するというところもあります。
流山市の場合は、大きく分けると4つ。燃えるごみ、プラごみ(再生プラ)、ペットボトル、燃えないごみです。それ以外の段ボールとかは資源ゴミ、でかいごみは粗大ごみとなります。
このうち、燃えるごみとプラごみの袋が4月から有料化になりました。
ごみ袋有料化に関する市民説明会の議事録が公開されているのですが、いろいろとすごいです。
・事前に説明資料が配付されず、当日も配布されない
・基本的に市民はほぼ反対
・有料化が決まってから説明会をするのはどういうことか
・ごみ袋を有料化すると、ごみの減量化になる理由がわからない
・ごみが増えているのはおおたかの森を中心に市民が増えているので当たり前
流山市の説明によると、燃えるごみの中に重量比で3割ほどプラごみが混入してるので、ごみ袋を有料化することで市民に分別を促すと説明しています。
すると市民から当然の疑問が沸きます。
・重量比で3割もプラごみが混入しているというのは信じられない
・ごみ袋の有料化ではなく、プラごみ混入の実態を市民に周知すればよいのでは?
・東京都と同様に、プラごみも燃やしてしまえば良いのでは?
とまあこんな感じで、議事録を読むと市民の怒りの様子が汲み取れます。
まるで、テレビの「噂の東京マガジン」の「噂の現場」を見ているかのようです。
いくつかわたしが感じることとしては…。
・プラごみ3割混入を市民に広報したのか?
・ごみ袋を有料化して混入率が変化無かったら、ごみ袋の有料化はやめるのか?
・焼却炉の耐用年数を延ばしたいそうだが、あれだけ流山おおたかの森を開発して市民を増やしているのだから、ごみの総量は増えるはず。10年先の焼却炉の稼働状況や新設を計画しているのか?
という感じで、仮にプラごみ混入が減っても焼却炉の限界が来るはずで、そのときにまた新たな問題が発生するはずです。
逆に、「流山おおたかの森による市民増加で焼却炉の限界が近づいている。ごみ袋を有料化することによって、現在の焼却炉の使用期間を延ばして、新しい焼却炉を建設する費用を捻出するためです」と説明すれば、これからの流山市を作るために市民も協力する気持ちになると思うんですけど。
流山市のごみ袋有料化は市民への根回しがおざなりすぎて、まあ呆れました。
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Posted at
2022/04/10 19:09:32
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