
先日、わたしの使用しているPixel 4aでキャリア経由の通信量がかなり増えたことに気づきました。「最近のアプリは通信量が増えたのかなぁ」などと思いましたが、それにしてもやけに多い。調べてみると、キャリア経由の通信量が増えたのは今月からです。
今月は自宅の無線LANの親機(Aterm)を新型に取り替えてましたが、「もしかしたら…?」と調べてみると、恐ろしいことにPixel 4aは自宅の無線LANをまったく使用していませんでした!
ノートPCやPixel 4aなどの子機が接続できることを確認してから、AtermのステルスSSID機能を有効にしました。すると、なぜかPixel 4aだけAtermに接続できなくなってしまうのです。いろいろ試してAtermのステルスSSIDが有効な状態でPixel 4aも接続できるようになりましたが、Pixel 4aというかAndroidの厄介な仕様がわかりました。
・AndroidのWi-Fi接続設定では、SSIDと暗号化キーをあとから変更可能。
・AndroidのWi-Fi接続設定では、セキュリティ設定はあとから変更できない。
・Aterm(旧型)はWPA2、Aterm(新型)はWPA3にセキュリティが向上している。
・Androidは、ステルスSSIDでWPA3の親機にWPA2で接続しにいくことを許さない。
つまり、AndroidはAterm(新型)にWPA2で接続しようとしたが、Aterm(新型)はWPA3だった。AndroidはセキュリティをWPA2に落として接続せず、切断した。というわけです。
じゃあどうやってAndroidのWi-Fi接続設定でセキュリティを変更するのかという話になりますが、変更できないので新規にWi-Fi接続設定を作り直すしかないんですよ!
無線LANの親機を買い換えた場合、わたしのように子機の接続設定を片っ端から変更する人もいるでしょうけど、面倒なら「旧機種のSSIDと暗号化キーを新機種に使い回せば、子機はそのままでいいじゃん。あっ頭いい!」と考える人がいても不思議ではありません。
そうすると、わたしと同じようになぜかAndroidだけ接続できなくなるわけで。
すごく罠にはまるAndroidの仕様ですね…。
ブログ一覧 |
その他 | パソコン/インターネット
Posted at
2024/05/28 00:05:12