
先日ドライブしていたら、珍しいことにセリカGT-FOUR(ST205)が前を走っていました。セリカGT-FOURは滅多に見かけなくなってしまいましたので、希少車種に乗る仲間として、昔乗っていた思い出のクルマとしても、うれしい限りです。
セリカGT-FOURを見かけると、ついつい「前期・中期・後期」のどれかを推測してしまいます。かなりセリカのマニア(ST205限定)でなければできない、超ウルトラマイナーな遊びです。
まず、目の前を走るセリカGT-FOURみたいなクルマが、本当にGT-FOURかどうかを判別します。
・後部バンパーからガソリンタンクが下に飛び出ていればGT-FOUR
大型リアウイングは後付けできますし、後期型ではSS-3にも大型リアウイングが標準装備されているので、判断できないからです。その点、ガソリンタンクの大きさは変えようがありませんので、確実に判別できます。
次にどの販売時期なのかを判別します。
・テールランプが分割されてるのは前期・中期(前)。分割されていないのは中期(後)か後期
さらに後期だけの特徴があります。
・大型リアウイングでボディと同色、リアウイングのGT-FOURが金属ステッカー製で、リアにGT-FOURのエンブレムがない
目の前を走るGT-FOURは、前期・中期(前)のテールランプで大型リアウイングです。さあ、どちらでしょう。
・大型リアウイングは前期のWRC限定のみ。さらにボディーカラー白はWRC限定のみで、9割方がボディカラー白を選ぶ
ボディーカラーは黒なので、おそらくこのGT-FOURは中期(前)でリアウイングを後付けしたようです。その証拠を見分けるのは次の判別方法。
・GT-FOURのリアウイングを大型リアウイングに見せる下駄が社外品で売られており、この社外品は「高下駄くん」という名前で、GT-FOUR WRC限定の下駄より1.5cmぐらい高さが増している
「ちょっと高いな…」と思っていたのですが、やはり高下駄くんを装着していたようです。
さらに、目立つ特徴がありました。
リアのGT-FOURエンブレムの横に、「RC」というエンブレムが貼ってあります。これはセリカGT-FOUR RC(ST185)という限定車種のエンブレムなので、おそらく根っからのWRCファンなのじゃないかな…と思いました。
MR2やFDも、見分けるのが結構難しいらしいですね。
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Posted at
2007/06/12 01:08:38