
東京では7月から自販機に設置される成人識別ICカード「taspo(たすぽ)」。申し込み人数がJTの予想を超える少なさのようです。
JTは、たばこの売り上げが企業としての生命線。その企業体質から脱皮するために冷凍食品に手を広げましたが、中国からの農薬入りギョーザ騒ぎで涙目になっているのは記憶に新しいところです。
なんとしてもtaspoを配らねばならない。どうすればtaspoを申し込んでくれるだろうか? JTが考えた結論は次の通りです。
・たばこ販売店にポラロイドを貸与し、taspo用の証明写真を撮らせる
・JT社員がたばこ販売店に赴き、taspo用の証明写真を撮る
・たばこ自販機の設置してある企業に赴き、taspoの受付を行う
単純に言ってしまえば人海戦術です。
みなさんの周りでもこうなってませんか?
で。
いつものようにタバコを買っていると待ち構えていたタバコ屋のオヤジに写真を撮られ、このようにtaspoを入手できたわけです(写真)。
いやー。すげー写り悪いですよ!
本当は背景は無地じゃなければいけませんが、タバコ屋のオヤジがテキトーに撮った写真だから、ピントも合っていないし、背景のドアが写っちゃっているし、ゾンビみたいな顔色だし。とても身分証明用に使える代物じゃありません。「こんな写真じゃtaspoは送ってこないだろ…」と思っていたのに、しっかり届いたことに腰を抜かすぐらいの、爆笑モノの写りの悪さです。JTの必死さが伺えます!
過去にはソフトバンクがADSLモデムを、ありとあらゆる場所で運動員を使って無理矢理にでも配りまくるという強引な手法がありました。そこまで強引ではないにせよ、なんというかなぁ…という感じです。
このtaspoのシステム構築は談合ありきの天下りがやっているですよ?
taspoはピデルという電子マネーが使えるのですが、こう電子マネーが増えると財布がかさばって仕方がありません。
PASMOでもヨドバシゴールドポイントカードでもなんでもいいから、テキトーなカードとくっつけてくれたら、とてもありがたい。タバコを買えば買うほど電池が安く買えるとかね!!
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Posted at
2008/05/29 00:00:15