
いままで9年乗ったインプレッサのヘッドライトをヘッドライトリフレッシュ(写真)で半年ごとにテカテカに磨いてきましたが、先日の板金屋による再塗装のついでにヘッドライトを磨いてもらいました。なんでそういう判断をしたのか。また、既存のヘッドライトクリーナーという商品はどういう位置づけの商品なのか、を解説したいと思います。
カー用品店に売っているヘッドライトクリーナーには、次の特徴があります。
・研磨液(コンパウンド)とスポンジがセット
・片側10分程度で曇りを落とせる
・標品によっては付属のコート液で仕上げ
・効果は半年程度
・価格は1500円程度
この中でいちばん気になるのが、「効果は半年程度」でしょう。できれば効果が1年、いや2年~3年ほど持続すればと誰もが思うでしょう。しかし、この「半年程度」だからこの商品が成立しているともいえるのです。
なぜかというと、ヘッドライトにコート剤を塗って仕上げますよね。半年経つと部分的にコート剤が剥がれた状態になるから、再施工時に研磨材で磨くわけです。もちろんコート剤が残っている場所も研磨材で磨きますが、これが落ちなかったら怒りますよね。
商品のコート剤は研磨材で10分程度で落とせないといけない。逆にコート剤の効果を2~3年持続させるとしたら、それは10分程度の研磨どころか、水ペーパーやポリッシャーでないと落とせないほどのものでしょう。そうなると、もはや手軽に施工できる商品ではなくなります。あるいは、商品に水ペーパーが付属するようになるはずです。
つまり、ヘッドライトのテカテカが半年程度であるからこそ、10分程度で磨けて、なおかつ購入した客からの苦情も来ないし、繰り返し購入が見込めるので1500円程度で販売できるというわけです。
わたしの場合は、板金屋に出すついでに、思い切ってヘッドライトを磨いて塗ってもらった方が長持ちするんじゃね? という安直な解決方法を採りました。
またヘッドライトが曇ってきたら、また半年ごとのヘッドライト磨きを再開することになるでしょう。それも面倒になってきたら、また板金屋に出すか、ヘッドライトASSYを購入かな?
Posted at 2022/09/21 23:33:21 | |
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