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イケぽんのブログ一覧

2007年04月28日 イイね!

DVD「時をかける少女」と雑感

DVD「時をかける少女」と雑感ちょっと話は前にさかのぼりますけど、DVD「時をかける少女」の通常版を購入してきました(写真)。

発売日に秋葉原で購入しました。「限定版」も山ほど陳列されていましたが、「高いからいっか!」と通常版を購入しました。はやくも限定版は売り切れてしまったようですが、きっとYahoo!オークションに大量出品されているのだろうな~。切ないな~。

この映画は以前の記事でも書いたように、夏に映画館「テアトル新宿」で見たのですが、もういちどDVDで観ても「良かった~」と味のある作品です。涙がボロボロと出るほどではありませんが、この作品の主人公たちと近い年齢だと、また反応が違うんでしょうね。

ところで。
最近の映画を観て思うことは、「アクションや凄いシーンであんまり感動しなくなったな」という点です。ヘリがビルに突っ込んでも、人間がビルから落下しても、ピストルでバーンと撃たれても、高速道路からトレーラーが落下しても、

「ああ、またCGか」

と思ってしまうからです。

「ターミネーター2」ではT1000の水銀のような体と動きに世界中が驚愕し、「ジュラシックパーク」では恐竜のリアリティ、その映像の美しさに感動しました。これからの映画はCGだな、と誰もが感じたと思います。

でも、いまはCGが使われるのが当たり前になっちゃって、なんというかド迫力シーンに感動を覚えられない。どちらかというと、そういうシーンより話(脚本)自体の面白さのほうが重要視されるようになってきていると思います。

アニメもセル画はCGに移行がほぼ終わっていますが、これはこれで実写とはまた違った苦労が多いのも事実。動画と声優の演技でいかに観客を感情移入させるか。登場人物の生きているリアリティをどう観客に感じさせるかってのが腕の見せ所となります。宮崎駿の映画では、やたらとメシを食うシーンが登場しますけど、こういった部分もきっちり押さえる部分なんでしょう。

そういえば、この「時をかける少女」の監督は宮崎駿に追い出された人なんですけど、いやー、追い出されて正解ですよ。ジブリにいたって宮崎駿にツブされるだけ。ツブされないのは宮崎吾郎ぐらいなもんです。ぜひこれからも良作を作って欲しいです。

スタジオジブリの最大の強みは宮崎駿がいるってことだけど、同時に最大の弱点でもあります。どうにもならない問題ってあるんですね。
Posted at 2007/04/28 19:01:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | マンガ | 音楽/映画/テレビ
2007年02月25日 イイね!

近年の単行本状況

近年の単行本状況本屋に行って、マンガの単行本を買ってきました(写真)。

この写真のうち、「ナチュン」というのは月刊アフタヌーンに連載されている作品です。やっと第1巻が出たのですが、本屋に1冊しかありませんでした。ものすごく配本数が少ないようですね。

「のだめカンタービレ」が有り余るほど積んであるのに比べると、この落差はなんやねん…とつくづく感じます。売れるものはとことん作ってブームを持続させ、イラストブックやCDブックなどにも幅を広げてとことん吸い上げる。いわば釣りをやっているときに投網漁をやるようなもんです。えげつないなあ。

それにしても、ナチュンの「SF×沖縄=オッサン!?」という投げやりなデザインの帯を見た瞬間、この編集担当は売る気があるのか? と思わずにはいられません。買う人は買うマニア向けの単行本だというのは理解していますが、読者の幅を広げる余地がないというか…なんというか。わたしは中身を知っているから「ひでぇなあ」の一言で済むのですが、これを知らない人がこの表紙と帯を見たら、どんな内容のコミックなのか見当が付かないでしょう。一言で説明するのは困難なストーリーなので、苦労の跡が伺えます。

さて、コミック界は少しずつヤバ目な状況に陥りつつあるようです。

・書店でのコミック売り場の縮小
・原作付きの連載増加
・雑誌の部数減(最盛期の約半分)
・アニメ、ドラマ化作品のプッシュ

これらをまとめると、原作なしで一大ブームを築くコミック作品が現れるのはごく稀で、かといって雑誌の部数も減って広告塔にもならず、アニメ・ドラマと同時展開して確実な部数・視聴率を確保する方向性に入った、というところでしょう。

アフタヌーンではアニメとのタイアップ連載がよく掲載されるのですが、たいてい失敗しているので、できればそういう作品は載せないで欲しいぐらいです。今月の四季賞もひどかったし、大丈夫かなあ。
Posted at 2007/02/26 01:44:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | マンガ | 日記
2006年11月07日 イイね!

漫画アクションレビュー

漫画アクションレビューひさびさの漫画アクションレビューです。

出るたびに表紙のデザインを変化させ続けている漫画アクション。いまはどんな表紙になったのか? こんなです(写真)。

なんというか。週刊ヤングマガジンや週刊ヤングジャンプの表紙の系統に見えなくはありませんが、使用している写真の方向性が明らかに違います。表紙に使う写真って、「ワーッ!」とか「キャーッ!!」っていう勢いのあるポーズや表情のある写真を使うことが多いのです。でもこの表紙の場合、なんというか、憂いのある表情というか。巻頭のグラビアページそのまんま表紙に使っちゃったんじゃねーかというか。もうちょっとなんとかならねーのか?というか。カンベンしろよというか。表紙全体の配色をもうちょっと考えろとか、特色を使っていないんじゃねーかとか。

数号前から、表紙下部に帯(オビ)のようなデザインになりました。オビっていうのはアレね。マンガとか単行本の新刊に巻いてある、売り文句とかわたしが推薦しますみたいな言葉が書いてあるアレ。予算のないマンガの単行本でこういうデザインにしたのは見たことあるけど、雑誌でこれはマズイでしょ…。表紙デザインが迷走を続けているのがよくわかります。いっときはマトモなデザインのときがあったんだけど、どうしてそこで止めずに変化させ続けちゃうのかな…(T_T)

さて中身の方ですけど、相変わらずな内容です。ちょっと喜ばしいニュースとしては、「鈴木先生」が本格的に連載になったこと。ループタイを締めた中学校の先生が主人公なんですけど、なんだか話が進むたびに鈴木先生がどんどん変質者的な思考ルーチンになっていくのが見物です。

全体的な感想では、もうちょっとパンチのある、看板となる連載が欲しいな~という感じです。

雑誌の作品の揃い方にはいろいろあります。全部つまらんもの、平均的に質が高いもの、すんげーーー面白いのがあって残りがすんげーーーつまらんもの、などなど。

いまのところいちばん読み応えがあるのは、スーパージャンプです。「王様の仕立屋」「ナッちゃん」「ゼロ」が飛び抜けて面白く、この3つがうまく雑誌の看板になっているという印象です。

こういった連載が1本でも漫画アクションに入れば、もう少しなんとかなるんじゃないかな…と思うんですけど。なかなか厳しいですね。
Posted at 2006/11/08 00:31:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | マンガ | 日記
2006年10月16日 イイね!

のだめカンタービレ

のだめカンタービレはい、のだめカンタービレの第16巻です(写真)。

のだめっていう女の子、いやムスメがピアノで世界的に活躍する…という話だと思っていたんですけど、彼氏の指揮者が活躍する話にだんだんすり替わっている、そんなお話です。

かなーり売れているらしいですよ。帯にも書いてあるように、TVドラマとアニメになっちゃうんだそうで。ドラマとアニメは視聴率が確実視されるような、手堅い原作に飢えていますね~。

出版社の方も飢えているようで、第15巻では予約限定版が1980円ですよ、1980円。オマケのヌイグルミがついて、390円の単行本が1980円になっちゃうんだから! 「ここが儲けどころだ!!」と思ったら徹底的に攻勢に出るものですね。しかし恐ろしいのは読者のほうで、第15巻の発売日には予約限定版が山ほどYahoo!オークションに出品されていました。儲け目当てでたくさん買ったんだろうなあ。ちょっと切なくなりました。

オーケストラを舞台としているので、のだめカンタービレに登場するクラシックを収録したCDブックというのも出ているんですけど、この第16巻の投げ込み(正誤表みたいなやつ)に、「CDブック不良品交換のお知らせ」が入っているのには笑いました。かわいそうだとは思いますけど、ミスをしたからには責任もってフォローするのは当然でもあり、仕方のないことです。

そういえば、主人公であるのだめが作中に使用しているバッグ、通称「のだめバッグ」というのがあるんですけど、先日のだめバッグを持っている女性を見かけました。楽器ケースも一緒に持っていたので、クラシックをやっている人の、のだめカンタービレ読者比率は高いのだろうなあ。
Posted at 2006/10/17 00:30:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | マンガ | 日記
2006年09月01日 イイね!

女帝

女帝このところ、みんカラではマンガの話題を書いていませんでした。やっぱりみんカラはクルマのコミュニティであり、クルマ以外の話は気持ち的に書きづらい。でも、ストレートばかりでは単調なので、たまにはカーブやシュートも放っていこうと思います。

さて。わたしは中綴じのマンガ雑誌を読んでいますが、ここ最近目に付くのは、どの雑誌にも水商売のマンガが載るようになったなぁということ。ブームのきっかけは週刊ヤングジャンプの「夜王」じゃないかな? ホストクラブを舞台に、あるホストがその世界で上り詰めていくというお話です。

マンガの連載がある程度の注目を集めると、他誌にも同類のマンガが掲載されるのがこの業界の常です。いくつかの雑誌にも「夜王」と同様に、ホストやホステスを主人公にしたマンガが掲載されています。ビジネスジャンプの「嬢王」には驚かなかったけど、漫画アクションにまで「ナガレ」というホステスを主人公としたマンガが連載されたときには、驚きを通り越して呆れました。

このようなブームはよくあることなので、「またか」という感じにさらりと流すわたしですが、きょうは久しぶりに驚かされました。ビジネスジャンプの新連載、「女帝薫子」です(写真)。

すでにビジネスジャンプには「嬢王」が連載されているのにもかかわらず、おなじジャンルの作品を連載すること。そして、並の作家ではなく、「夜王」以前にこの世界を見事に描いた傑作「女帝」「女帝花舞」の倉科遼・和気一作のコンビに連載させること。まったく、驚いたというほかはありません。

少年マンガ雑誌に野球をテーマにしたマンガが3本連載されていたという例もありますが、あのときは野球が注目を集める人気スポーツだったという背景がありました。いまの出版不況の状況下では、過去と同じ攻勢はなかなか通用しないものです。

それでも敢えて新連載を決めたというのは、やはりひとつは「女帝」を知っている読者をターゲットにして部数増を狙ったことが挙げられるでしょう。

「嬢王」と「女帝薫子」、相乗効果で部数が伸びれば目論見通りですが、同じジャンルで片方が人気が出れば片方は落下するもの。破れたほうが店を移らないとも限りません。火の国の女はトコトンまでカタをつけるので、これからが見物となりそうです。
Posted at 2006/09/02 02:51:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | マンガ | 日記

プロフィール

東京都出身のイケぽんです。 WRX STI スペックC 17インチタイヤモデルでクルマは4台目。 ガソリンエンジンのクルマにあと何年乗れるかなぁ…。
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