
多摩動物公園に行って動物の写真を撮ってきました。
高幡不動駅に着いたけど、節電のせいか乗り継ぎの待ち時間が20分もあります。「こりゃー歩くか。天気もいいし」と、高幡不動駅から多摩動物公園駅まで歩いてびっくりしました。すんげーーーー渋滞です。こりゃ間違いなく、多摩動物公園に行こうというマイカーの列です。
多摩動物公園に着いたらチョーーーーー人混みです。まあとにかく入園してみようとしたところでわかりました。今日は「みどりの日」で入園無料なのです。タダで動物を見られるから、ふだん誰もいないに等しいのに混んでいるのかよ!!
多摩動物公園に行ったことがある人ならわかると思うんですけど、あそこ敷地がめっちゃ広い上に急坂ばっかりなんです。で、すんげー人混み。そこを、ハーハー言いながらおとーさん達が人混みの急坂を乳母車を押して上がっていくわけです。「うららかな休日に家族で動物園」と書けば、「あら、いいわねぇ」という感想になるでしょうが、わたしには修羅の世界のように思えました。いや、乳母車もすんげーーー台数で混んでいるから、本当にかわいそうでしたよあれは!
わたしはEOS 20DにEF70-200mmF4L(多摩動物公園専用レンズ)を装着して、バッシバッシと撮りました。ファミリーな皆様はコンパクトデジカメでチャカチャカと撮っていましたが、なかなか厳しい結果になったであろうと思います。だって、多摩動物公園に行ったことがある人ならわかるでしょうけど、あそこは歩道と動物の距離がけっこうあるから、300mm以上のレンズを持っていないと「小さくて見えねーよ」という作品が生産されるだけなのです。
もちろん肉眼だと見えます。でも、写真って注目すべきモノをドカーンとでっかく撮って、余計な背景とか周りのものを写真に納めないのが基本です。そもそも人間の眼って、ふつーに見ているときはレンズ50mm相当で、会話をしているときは85mm相当ぐらいで、「アッ!」とか言って注目したときは200mmとか300mmのレンズ相当に視野が変化します。だから、多摩動物公園で望遠レンズなしで写真を撮ると、風景写真の中によく見ると動物がいるじゃん、となるわけです。でも、いまのコンパクト機もズームはすんげーから、けっこうよく撮れているかもなぁ。
わたしが多摩動物公園でいちばん好きで、そして難易度が高い動物はレッサーパンダ(写真)。英語で言うとFirefoxなのかな? とにかく強敵です。
なんでレッサーパンダが強敵かというと、次の理由があります。
・動き回っていて立ち止まらない
・立ち止まっているときにこっちを向く確率が低い
・小柄で草むらの中にいるため、ピントを合わせづらい
バシーと撮ると、動いているから被写体ブレ。「止まった!」と思ってバシーと撮ると、手前の草にピントがバッチリ。カメラの動体予測機能も、くにゃくにゃ歩くのでまったく機能しません。置きピンをしても、スルリと通り抜けてしまうからハズレます。
ある程度絞り込んでAF+フォーカスを手修正して、とにかく連射しまくるのが一番なのかもなぁ。
でもまぁ、家に帰ってわかったんですけど、本当にピントが合っていない写真が多かったですよ! 撮っているときは「やったぜ!」とか思っていたんですけど、すんげーーーげんなりしました。EOS 7Dだとフォーカスがもっと早くて正確なのかなぁ…。
Posted at 2011/05/04 22:26:53 | |
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