
スポーツランドやまなし(SLy)を走行して、いくつか感じたことを書いておきます。
走行後に社外ホイール&タイヤから純正ホイール&タイヤに戻しました。DC5インテRをジャッキで上げて社外ホイールを外しますが、あらら? 純正ホイールが装着時に地面と接触して入らない。つまりRE-01RとRE040の外径が異なっているわけで、RE-01Rが明らかにすり減っている。サーキット走行は消耗しまくるんだな、と思いました。
次にRE-01Rの減り方。タイヤのショルダー部分が丸く減っちゃってます。運転がヘタってこともあるのでしょうけど、フロントサスのキャンバー角が沈み込んだときにポジ側になっているのかな? と思いました。タイヤ接地面への荷重が均等にかかっていないとグリップが落ちるので、かなり頭の痛い悩みです。
さて、どんな足ならSLyをうまく走れるのかな~と考えてみました。SLyは中低速コーナー主体のサーキットです。キツいコーナーが多いので、かなり左右に振られます。外側がフルバンプに近い状態まで沈み込むところもあるし、内側のサスの伸びストロークも必要です。
観戦塔の上から見ていると、10Rの進入で左リアのタイヤが完全に浮いているクルマをよく見かけます。車高調でもプリロードをたくさんかけて車高を確保すると、伸びストロークがいっぱいになって、そのあと荷重が一気に抜けるので危ないです。ですので、ただ単に車高を落とせばいいというものでもありません。
・キャンバーを付けてコーナーリングタイヤ接地面の荷重を均等に
・バネを固くしてロール量の押さえ
・ダンパーのストローク量の確保(プリロードし過ぎないこと)
・バンザイ状態の回避(DC5インテR固有の問題)
フロントのキャンバー角はピロアッパーか。リアはもともとダンパーの全長が短いっていうのもあるし、車高を落とすとキャンバー角がガンガン付いてしまうので、あんまり落とせない。
純正の足を振り返ってみると、タイヤとホイールハウスの隙間が云々っていう見た目の問題はあるけど、けっこう良くできているんだなって思います。
もし足を換えるとしたら、わたしの中での候補はオーリンズPCV。こいつを車高を落とし過ぎないように調整。フロントはピロアッパーでキャンバー角を付けるけど、純正タワーバーと接触するのでタワーバーを社外品と交換。
次の候補が無限のスポーツサス。ただしキャンバー角調整ができないので、ハブ取り付け部の加工でなんとかするしかない。ピロアッパーを使わない点はメリットだけど、うーん。
あとは今後登場するオーリンズDFV。まだ登場せず実績もないので、なんともいえません。
足に頼っちゃいけませんけど、そろそろ足に頼りたい…難しいトコですね。
Posted at 2006/08/14 09:26:03 | |
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メンテナンス | クルマ