
この前写真を撮ったあとに気づいたんですよ。「アレ? キャップがない!」と。
わたしはEOS D30という、かなーり型遅れの一眼レフデジカメを使っています。そのEOS D30に装着してるレンズに、お見事にキャップが付いていないのです。しかも気づいたのが「写真を撮る前」ではなく、「写真を撮ったあと」という、人造生命体M1号もビックリなお間抜けさ。
「いやー、いくらなんでも撮る前には気づくだろ、撮ったあとにどっかに落としたんじゃないのか?」と思うでしょう。もちろん残り少ない脳みその搭載者であるわたし自身もそう思って探しましたが、跡形もありません。しかも撮影したのは自分の部屋の中なので、ありとあらゆる場所をひっくり返して探してみましたがありません。「これは、前回の撮影の時に落として無くしたに違いない」と結論づけました。
前回の撮影というのはDFVオーリンズを見に行ったときで、「あー、オーリンズ見に行くんじゃなかった」「くそー、風水が悪いのか」「鬼門の方向だなアソコは」「ちくしょう、オーリンズ欲しい!」などと、いろいろな思考が頭の中を駆けめぐります。
そんなこんなでキャップを無くしたわけですが、レンズには一応プロテクトフィルターを装着してあるので傷が付く心配はありません。ただし、持ち運び時にやはり不便というか心配なので、結局買うことにしました。
なくしたキャップは、EF16-35mm L2.8用のキャップです(写真)。買ったといっても、ヨドバシカメラのポイントカードですけどね。いや、ヨドバシの商品は安い店より1割は高いので、こうやってポイントを使って商品を買うことで、はじめてプラスマイナスゼロになるわけなんですけけど。
ついでに、突然切れた洗面所の電球も、ヨドバシのポイントカードでゲットしておきました。あらかじめ何ワットか調べておいたんで、事前準備も万端です。「備えよ常に」ってやつですね。
自宅に帰って、キャップはレンズにカパッと装着して一安心。お次は切れた電球です。
グルグルと電球を覆っているカサを回して外し、電球を買ったばかりの新品に入れ替えます。スイッチオン。おおー、まばゆいばかりの明るさだ、オッケー!
作業終了、さぁ後始末をして寝るか! と思って、電球のカサを装着用と思ったのですが、「アレッ?」と手が止まりました。
カサをはめようとしたのですが、カサのわっかの部分より電球の直径のほうがわずかに大きくて、外したカサを装着できないんですよコレが。
なんべんやってもダメ。うーん、うーん。
こういうトラブルに見舞われたときに、おめおめと引き下がるわたしではありません。素晴らしいアイデアがひらめきました。
「そうだ、きっと風呂場の電球も同じようなものを使っているに違いない。アレと交換して、風呂場の電球をここに付ければ、カサが装着できるだろう」
さっそく風呂場に行き、風呂場の電球のカサをぐるぐる回して外し、電球を交換。風呂場には買ったばかりの電球をうまく装着でき、カサを装着することもできました。自分のアイデア、着想のすばらしさに惚れ込みましたよ、ええ。
ここまでくればしめたもの。洗面所の電球にカサを付ければ厄介な問題も解決です。よいしょっと。
「ああっ…」
風呂場から調達した電球の直径が大きくて、カサが装着できません…。
よくよく記憶の奥底を思い返してみると、たしか以前に風呂場の電球が切れたとき、同じようにワット数だけ確認して電球を交換した覚えがあります。だから、風呂場の電球の直径がもともとの直径より大きいものになったんだけど、偶然にも運のいいことに風呂場のカサはうまく装着できたから、異変になんにも気づかなかったんですね。自分の記憶力のなさ、その場しのぎの対応の繰り返しというやつにあきれ果てましたよ、ええ。
というわけで、ウチの洗面所は電球のカサが装着されていませんので、意味もなくモーレツに明るいです。
電球を買うときは、「ワット数が同じものを買う」ではなく、「直径XX cm」という大きさに注意することを、身に染みた体験で学習する羽目に陥りました。
電球買ってこよう。
買ったばかりの電球は、いつになったら切れるのか見当が付かない風呂場の電球用として、大切に保存しておくことにします。
心の隙間を風が通り抜けるって、こんな感じですな!
Posted at 2006/09/22 01:40:38 | |
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