
昨日はクラッチフルードの交換作業をしましたが、エアクリーナーボックスとバッテリーを元に戻したあとクルマに乗ると、見慣れないランプが点灯したままになっています。
SRSエアバッグ警告灯が、点灯したままになっています。
バッテリーを外して取り付けただけなのに、なんでこうなっちゃうのか、謎です。原因は謎ですけど、付きっぱなしはマズイです。
わふ~さんの整備手帳を見て、同じようにコード作ってSRSエアバッグ警告灯を消灯することにしました(写真)。
念のために「サービスマニュアル シャシ整備編」で調べてみると、ABSの項目に詳しい解説が載っています。DTCという謎のなにかをクリアーすれば消灯するようです。
さらに読み進めると、過去3回のエラーコードをSRSエアバッグ警告灯の点滅で調べられると書いてあります。おっ、これは便利だなぁ、さすがだなぁと感心しましたが、そのあとに解説されている点滅のパターンとエラーコードの読み取り方法の箇所を読んで絶句しました。
点滅の読み取りが難解です。0.1秒点滅4回とか、0.3秒点滅とか、点灯時間の長さが複数あって、さらに続けて点滅される回数を読まないとエラーコードになりません。過去3回のエラーコードは連続的に表示されますけど、わたしには正しく読み取れるか自信がありません。長い点灯と短い点灯の2種類しかないモールス信号の読み取りより複雑です。アマチュア無線2級レベルです。これを読み取れって…。
さて。SRSエアバッグ警告灯を消灯するのが目的なので、クルマの運転席でDTCクリア作業をして警告灯を消灯しておきました。
この写真のケーブルですけど、先端を半田で固めておくと、やりやすいだろうなあと思いました。あと、スイッチも付けておくと楽ちんに作業できると思います。
でも、滅多にやらない作業だから、そんなリセット用ケーブルを作ってもしょーもないので作りません。
ということを考えていると、ふと、自分の先輩が乗っていたプレリュード(BB5)を思い出しました。
わたしの先輩はサンルーフのオプションを付けるのが好きで、プレリュードにもサンルーフが付いていました。どういう組み立て事情なのか知りませんが、サンルーフを付けるともれなく4WSも付きます。
この4WSがクセ者で、しょっちゅう4WS異常の警告灯が点灯していました。はじめは3か月に1回のペースだったんですけど、そのうち1か月に数回というペースになってきて、だんだんディーラーに4WS警告灯を消して貰いに行くのも大変になってきました。
ついには専用の工具(ケーブルみたいなやつ)をディーラーから貰ったようで、「おれ、自分で4WS警告灯を消せるようになったぞ」と言っていました。消灯方法を聞きましたが、何秒以内にステアリングを何度回して、そのあとに…と、銀行の金庫を開けるより難解な方法でした。本人はすごく喜んでいましたが、「それって喜ぶことじゃなくて、プレリュードがダメなだけじゃないですか?」と尋ねたら、「キミにはこの嬉しさがわかるまい!」と言っていました。警告灯が点灯するたびに、ストレスが溜まっていたんだろうなあ。
「二度と使わないだろう」というテクニックや知識でも、また使う可能性がなきにしもあらずです。もうSRSエアバッグ警告灯が点灯しないことを祈ります。
Posted at 2008/01/27 21:10:46 | |
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