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イケぽんのブログ一覧

2008年04月30日 イイね!

サスペンションの比喩

比喩というのはなかなか便利な手段です。難解なものや未知のものを説明するために、その人が知る範囲のものに置き換えて話せば、根本的な基礎から説明するより理解が早いからです。

ふと、サスペンションの働きを比喩で説明できないか、と思いました。バネの固さやダンパーの減衰力って具体的な数値で挙げることは可能ですが、それがどんな動きなのか、固さなのか、そしてどんな働きをするのか。体験を伴わなければ直感的な理解は難しいからです。

「うまいたとえ話がねーなー」と思いつつ、「釣キチ三平」を読んでいて「アッ!」と気づきました。

釣り竿っていうのは、サスペンションの働きにちょっと似ているな~って。

釣りっていうのは、糸の先端の針にエサを付けて魚を釣ることです。たいていはその針とエサを「おりゃ~」って沼や川の中に放り込むのではなく、釣り竿に取り付けて水の中にポチョンと垂らします。

釣り竿がないとどうなるかというと、魚がエサを咥えてビューッともっていったときに、糸がピーーーーンと張ってブチリと糸が切れます。糸がピーンと張った衝撃、あるいは魚が逃げようとした衝撃、釣り人が引っ張った衝撃によって、糸は簡単に切れてしまいます。

釣り竿を使うと、魚がビューッとエサを持って行って糸がピーンと張っても、釣り竿のしなりのおかげで、糸に衝撃がいきなり走ることはありません。また、釣り人がむやみに釣り竿を引っ張っても、釣り竿がしなるおかげでいきなり糸が切れることもありません。もちろん限界がありますので、釣り竿のしなりの限界を超えると糸は切れてしまいますが…。

ピーンと糸を張らせないために長い竿を使用したり、あるいはリールを使って糸を出す。魚の動きに合わせて釣り竿を振り、あるいは上げる。

客観的に釣り人の行為を見ると、「魚」という不確定な動きに対して、「釣り竿」の可動範囲の中でひたすら一定距離を保ち続けるように見えます。これは、「路面」という不確定な要素に対して、タイヤを離れさせず、かといってクルマに衝撃を与えず…を保ち続けるサスペンションの動きに似ているな~と思うわけです。

路面から離れるとトラクションもかかりませんし、コントロールも効きません。釣り糸がだらーりと余ってしまって、釣り人が魚を操れない状態です。路面からガッと力が乗りすぎると、クルマ全体に衝撃が走ります。魚が掛かっている状態で、釣り人が釣り竿を思いっきり「おりゃ~」と振り上げる状態です。もう釣り竿のしなりどころの話ではなく、糸が切れるのは目に見えています。

釣りの種類(海、湖沼、フライフィッシング)によって、使用する釣り竿の長さやしなり具合は異なります。魚や釣り方に合わせて釣り竿を選ぶのは当然です。これと同様に、走行するステージに応じてサスペンションのバネの固さやダンパーの減衰力の向き不向きもあるのは当然です。

すべての状況に対応できる釣り竿がないのと同様、すべての路面および走行状況に応じたサスペンションはありません。

そうやって考えを突き詰めていくと、街乗りとサーキットのどちらにも最適であるサスペンションを要求するのは、無理な話だな~って思わざるを得ません(ホディ剛性などの要素も関係しますが)。

どっちかを捨ててどっちかを得る。どのあたりで妥協点を見い出すか。クルマメーカーの場合は、このあたりのトレードオフがメーカーの腕の見せどころです。

車高調整キットの場合は…どうなんでしょうね。
Posted at 2008/05/01 01:31:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2008年04月29日 イイね!

こちら葛飾区亀有公園前派出所

こちら葛飾区亀有公園前派出所いくつか購入を続けているマンガの中で、だんだんと表紙デザインがワケわからなくなっているものがあります。

それが、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」です(写真)。

100巻ぐらいまでは定型的なデザインだったのですけど、100巻以降は思いっきり遊びの方向にデザインを振っています。マットPPになっていたり、金色の箔押しを採用しているものもあったり。

平積みになっていると探すのに苦労します…。
Posted at 2008/04/30 00:04:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | マンガ | 日記
2008年04月28日 イイね!

助手席ドアの異音を解消

助手席ドアの異音を解消先日のサーキット走行の帰りに、助手席ドアを閉めるときに「バキャッ!」という異音がすることに気づきました。

はじめは「こんな音だったかな~」と思っていたのですが、どうも気になります。助手席ドアを開いて閉じるを何度も繰り返し、ドアをバシバシと叩くと何かが外れて揺れている音がします。このままではマズイだろうと思い、ドアを分解して調べてみることにしました。

原因はガラスサッシの固定ボルトがゆるんでおり、ドアを閉じる衝撃で揺れていたようです。しっかり固定して、元通りの開閉音に戻りました。

このへんの作業は、ディーラーに行って作業してもらうのが、本当は正しい解決方法だと思います。

ただ、ディーラーに行くのも面倒くさくなってくると、なんか自分で解決しようと思ってしまうんですよね。

ほかにも、わたしのDC5インテRでは、SRSエアバッグ警告灯が点灯したままになっていることが時々あります。これもいちいちディーラーに行くのも面倒なので、運転席の下に潜って警告灯を消しています。

このへんのトラブルが発生する原因も、なんとなく思い当たります。

サーキット走行でコーナー進入時に、ガツンとブレーキをくれるわけです。かなりの衝撃がクルマ全体に伝わります。固定していないものは前方に吹っ飛んでいきますし、固定されているネジやボルト類もゆるんでいくでしょう。

ハードな走行には、こういったメンテが不可欠になってくるのだろうと思いました。

助手席ドアの異音解消は関連情報URLをどうぞ。
Posted at 2008/04/28 18:36:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ
2008年04月27日 イイね!

第36回一人サーキット反省会

第36回一人サーキット反省会いつものように一人反省会の時間がやってきてしまいました。そういえば、他のサーキットを走っている方々も、反省会の記事を書いていらっしゃるのを見かけます。いい傾向です。反省記事の中から、ヒントを掴めるかも知れませんからね(もちろんわたしが)!

▼走行時の状態(10:05~)

ガソリン:メーター読み1/2
タイヤ:前後ともRE-11
ブレーキパッド:Winmax ARMA RD
スーパーオーリンズDFVの減衰力:フロント5段戻し、リヤ5段戻し
外した装備:助手席
タイヤ空気圧:
 F1.8k(走行前)→2.3(ピット) 1.9(調整)→1.9(走行後)
 R2.0k(走行前)→2.3(ピット) 2.1(調整)→2.1(走行後)

空気圧は低めに設定してみました。

▼走行後の追加メーターの最大値

水温:96℃
油温:116℃
油圧:660kPa
速度:112km/h
回転数:8760rpm

走行前から小雨が降り始め、空気圧調整のピットインで本降りになりました。ピットイン後にろくなタイムが出ていませんが、危険回避のためにやむをえませんでした。

■今回試した課題と結果

1)ネガティブキャンバー角をさらに付ける

少しノーズが入りやすくなったかな? という程度の感じ、「スゲェ」というほどではありませんでした。悪くもないけど、少し良い程度。

それよりも大きく変化したのは、街乗り・高速道路での運転です。どうも直進時にステアリングをわずかに動かしただけで左に振れたり、右に振れたり、わだちでどっちにクルマが進むのか予想できません。一言で言えば、直進安定性が悪くなりました。

キャンバー角を付けるメリットはサーキットのコーナーリングだけで、それ以外の状況では接地面が減るので、ごくわずかなメリットのために大部分を犠牲にしているといえます。

やみくもにキャンバー角を付ければよいというものではない、ということがよくわかりました。気になったらキャンバー角を元に戻そうと思います。

2)RE-11について

やや低めの空気圧でコースインしましたが、相変わらずつかみ所のないタイヤです。ただ、滑り出しが非常に穏やかで、横のグリップはRE-01Rよりあるというのはわかります。

また、発熱もRE-01Rよりはるかに早い。今回も空気圧がこれほど上がるとは、と驚きました。

3)新品のミッション・クラッチについて

第1区間のストレートで、2→3速がきっちりと入るようになりました。当たり前ですが、新品ほどいいものはありません。

4)車載ビデオでのベストラップについて

何回も繰り返し見ましたが、ブレーキングで突っ込みすぎの嫌いが挙げられます。ひとつはブレーキを遠慮してしまったことで、もっとしっかり踏まねばなりません。

そのブレーキングの弱さと路面が濡れていること、タイヤの空気圧が低い影響なのか、ステアリングを切ってもクルマが動き始めるのがやや遅れています。特に10Rではステアリングを切るのがワンテンポ遅れて、あわてて切り足していますね。

しっかりフロントに荷重が乗っていないので、ステアリングで曲がろうとしています。いわゆる「手で曲げる」状態です。こういう運転では、ろくなタイムが出るはずはありません。

こうして車載ビデオを見て客観的に反省するとしたら…。

・しっかりブレーキングする
・ステアリングの切り始めをもうワンテンポ早く

というところでしょうか。

あと全体的な傾向として、わたしの運転はツッコミ過ぎだと思います。コーナーに対してクルマの旋回が間に合っていません。コーナー出口付近で旋回半径が小さくなっていて、加速に移るのが遅い。立ち上がりに余裕がない。

もう少し、立ち上がり姿勢を考えたブレーキングを練習しなければ、と反省しています。やっぱりブレーキングって重要ですね!!

ブレーキペダル、アクセルペダルをどれぐらい踏んでいるか目安となる、ドライビングモニターがちょっと欲しくなりました。
(高いので買えませんが!)

■次回走行での課題

・ブレーキングをしっかりやること(永遠のテーマかも)
・立ち上がりのアクセルは、もう少しソロリと踏んでみる
・減衰力はもう1段落とした方が良いのかも
Posted at 2008/04/27 21:55:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2008年04月26日 イイね!

第36回スポーツランドやまなし走行(車載ビデオあり)

第36回スポーツランドやまなし走行(車載ビデオあり)いつものようにスポーツランドやまなし(SLy)を走行してきました(写真)。

「ゴールデンウィークの渋滞を避けるために5:00起きは不可能である」という結論に至り、前夜に中央道をのんびり走行し、双葉SAでグーグーと寝ました。シートがデコボコしていたので、若干腰が痛いです。

キャンバー角を付け、新品のミッションとクラッチで走行に臨みます。

第34回…41.913秒(フロント:RE-01R裏組み、リア:RE-01R裏組み)
第35回…42.398秒(フロント:RE-11、リア:RE-11)

さて、タイムは?

第36回…42.355秒(フロント:RE-11、リア:RE-11)

ちょっと控え気味に走ってこのタイムなら、まあまあってトコでしょうか。よっしゃここから本番じゃ! というところで雨が降り始め、不完全燃焼のまま走行を終えました。

特に見るべきトコはないんですけど、車載ビデオも掲載しておきます。

■ベストラップ:SLY_2008-04-26_BEST.wmv

はやくRE-11に慣れねばなぁ。

写真は関連情報URLをどうぞ。
Posted at 2008/04/26 19:41:05 | コメント(5) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ

プロフィール

東京都出身のイケぽんです。 WRX STI スペックC 17インチタイヤモデルでクルマは4台目。 ガソリンエンジンのクルマにあと何年乗れるかなぁ…。
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