
Crucial C300 128GBというSSDを購入しました(写真)。ベンチマークの結果も合成して載せていますが、数値だけみると爆速です。
わたしの使用しているGigabyteのマザーボードにはAMDのSB850というチップセットが搭載されており、SATA3.0を活かした速度で転送できます。注意すべき点はいくつかあります。
・既存のパソコンに接続したら、ファームウェアのアップデートを行うこと。
・SSDはアライメント作業をしてからOSをインストールする。
・マザーボードのBIOSでAHCIモードに切り替えないと、速度が出ない。
・OSのインストール後に、AMDのAHCIドライバを入れる。
なんやかんやの作業を行ってインストールしましたが、かつてカセットテープという記録メディアから累々と利用してきた身からすれば、
ほとんど体感できず
が結論です。
いや、エクスペリエンスインデックスでは7.9という値が表示されるんですけどね。
なぜほとんど体感できないのかをいろいろ考えてみましたが、パソコンをいじっている全体の処理時間の中で、記録メディアの速度を上げたところで全体にはあまり影響しないってことが大きいと思います。
ゲームにしても、画像にしても、いまではほとんどのデータが圧縮されています。圧縮データを記録メディアからメモリに読み込んだあと、CPUがメモリ内で展開処理することに時間がかかるって具合です。純粋に記録メディアの読み書きだけに専念するような作業っていうのは、逆に言えば希だということです。
ノートパソコンのように振動に弱く、もともと搭載ハードディスクが遅いといった環境の場合にはSSDにする意味もあるでしょうが、デスクトップパソコンの場合にはベンチマークをとって「やったぁ」と喜ぶのが関の山ではなかろうか、と思いました。
Posted at 2010/12/26 01:27:56 | |
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