
アンプやスピーカーなどの故障したAV機器を粗大ゴミとして処分して、新しくAVシステムを構築しました(写真)。それなり工夫しましたので、これから購入する人の参考になればと思って書くことにします。
■キララバッソ(ブラウン管25インチ)の処分
いちばんの巨大な産業廃棄物であるブラウン管テレビの処分ですが、粗大ゴミとして処分することはできません。新しく液晶テレビを購入するお店で引き取ってもらうというのが手っ取り早い方法ですが、そのお店が液晶テレビを安く販売するとは限りません。かといって通販のお店だと、設置費+処分費で1万円ぐらいするので安さのメリットを享受することはできません。
いろいろ調べましたが、自分で家電リサイクルセンター経由で処理業者に引き取ってもらうのがいちばん安いことがわかりました。
まず郵便局に行き、リサイクル券を購入。「製造業者等名コード」と「品目・料金区分コード」を調べてリサイクル券に記入して、処分料金を郵便局に支払います。ソニーの25インチは2835円で、手数料は120円でした。
くそ重いテレビ(32kg)をインテRに積んで、処分業者のところに運んで渡して、はい終わりです。ものすごくあっさりと処分することができました。もし通販で液晶テレビを購入するなら、このようにすると安いですよ!
■液晶テレビ 東芝REGZA 37Z3の購入
液晶テレビをどれにするのかめちゃめちゃ迷いましたが、ウチは新聞を契約していないのでテレビ番組がよくわからない。というわけで、番組表の表示が速くてキレイに表示できるREGZAの比較的新しい型を選びました。
長所は、番組表の表示がめちゃめちゃ速いことです! 映像もREGZAのなかでは最新の表示エンジンを搭載しています。さらにチューナーを3つ搭載しているので、視聴している裏で2つ録画することができます。予約がバッティングしてもほぼ問題ありません。欠点は…液晶面がグレア式なので、映り込みが激しいこと! ウチのように窓に背を向けて設置するなら問題ないのですが、横から陽が当たるような部屋だとやめたほうがいいです。
Z3は42インチと37インチがありますが、巻き尺でテレビとの距離を計りました。2mぐらいだったので、42インチはやや大きいと判断して37インチに決定。通販ショップで5万1000円で購入。
■スピーカー Olasonic TW-D7OPTの購入
液晶テレビは音がとにかくヘボい! 37Z3はものすごく薄く作ってあるのでいい音が鳴るはずありませんが、まーどの液晶も本当に音がヘボいので外部スピーカーは必須だと考えました。
かといってアンプとスピーカーを用意すると視聴のたびにスイッチを点灯するのが面倒なので、アンプ内蔵のアクティブスピーカーから選択。光入力端子でテレビと接続でき、なおかつ入力が無いときは自動的に電源がOFFになる機構を備えているOlasonicのスピーカーを選びました。
効果は抜群で、37Z3の電源ON/OFFに連動してスピーカーの電源もきっちりとON/OFFされます。音も雲泥の差ですわ! 聞こえなかった音もしっかり聞こえるし、なにより反響音やドラムの音、しゃべり声もちゃんと聞こえます。なにより、「これモノラルか?」と勘違いするぐらいだったステレオの定位がビシッと決まるのでストレス無く映画も楽しめます。ホームシアターシステムにはかないませんけど、省電力でいい音を鳴らせるのでオススメです。1万5000円で購入。なぜかいちばん安いのはAmazonでした。
■REGZA用ハードディスクケース 玄人志向GW3.5AA-SUP3/MBの購入
37Z3にハードディスクをUSB接続して録画できる世の中になっているんですね! ハードディスクならウチに余っているので、問題はケース。とにかく安くてマトモに使えるものをということで、玄人志向のケースを購入しました。
このケースに1.5Tの3.5インチハードディスクをぶち込んで、REGZAに接続してフォーマット。バシバシREGZAで録画してCMもピュンと飛ばせるので、すんげー便利です。欠点は…この製品の欠点じゃありませんけど、REGZAでしか再生できないこと。ブルーレイに焼き込むのも、東芝製のデッキじゃないとムリなので、見て消す専用ですね。
使用していないときはハードディスクの電源が自動的に切れるので、電気代の節約にもなる優れものです。秋葉原のZOAで2400円でした。
■ブルーレイレコーダー SONY BDZ-SKP75の購入
「東芝の液晶テレビを買ったのに、何故ソニーなの?」という疑問が沸くでしょうが、大きな理由は2つ。1つめは、東芝のブルーレイレコーダーがクソ中のクソだから。予約に失敗する、ハングアップして動かない、液晶テレビと違って操作が難解でマニアックすぎる、などです。
2つめの理由は、スカパー!のチューナーを内蔵していることです。過去にわたしもスカパー!を契約していたことがありますが、面倒なのはチューナーの予約とレコーダーの録画予約。特に撮り逃したときの絶望感はこの上ないものがあります。やはり最終的にはスカパー!のチューナーを内蔵しているブルーレイレコーダーが確実で便利ということで、搭載機種のなかでも編集機能に強くて録画の失敗がまず発生しないSKP75を選びました。これはヤマダ電機で58000円でした。
■マイクロ総合研究所 NetGenesis SuperOPT100の再利用
液晶テレビ37Z3とブルーレイレコーダーのSKP75はネットワーク端子を備えているので、まー何か使うこともあるだろうと思ってネットワークに接続することにしました。
はじめは余っているクロスケーブルで37Z3とSKP75を接続したんですが、「DNSサーバーが見つかりません」と表示されてうまくいきません。ウチのダイヤルアップルーターで余っているポートは1つなので困りましたが、保管してあったSuperOPT100をハブ代わりに再利用することにしました。
SuperOPT100のDHCP機能をオフにして、WANポートを利用せずにパチリと接続してやると、無事に37Z3とSKP75を接続することができました。
■HDMIケーブルとD端子ケーブルの購入
液晶テレビもブルーレイレコーダーも、これらのケーブルは付属していませんので、自分で購入することになります。長さを巻き尺で測って、それぞれ1.5mのケーブルを購入しました。お店によってはけっこうな値段で売っているので、秋葉原でいちばん安いお店とわたしが思っているコンピュエースで購入。たしか両方で1200円ぐらいだったかな?
D端子で37Z3とケーブルテレビのチューナーを接続、HDMIで37Z3とSKP75を接続。ほんとにすんげー綺麗に映るようになってビビりました。
とにかく気にせずガンガン録画して楽しめるようになりましたが、まだ残っている作業は…スカパー!との契約だな!
Posted at 2012/05/27 01:36:57 | |
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