
以前、インプレッサSTIのセダンにスペックCで17インチモデルというわたし好みのクルマが登場して見積もりを取ったという話を書きました。
スペックCの17インチモデルは、18インチモデルに比べるとこうなってます。
・タイヤとホイールが17インチ
・ライトがHIDではない
・エアコンがオプション
・シートが電動ではないのはもちろん、RECAROでもない究極の低価格イス
・ドアミラーが電動ではない
・UVカットガラスではない
・リアウイングがない
・ボディカラーは青しかない
ドアミラーを手で畳むのは、わたしのDC5インテRでも同じなので気になりません。エアコンはオプションで付けるし、シートは取り替えればよいので問題ありません。
いちばん問題となるのは、リアウイングがないという点です。軽量化とか理由はあるのでしょうが、わたしにとってはリアウイングはアイデンティティーとして必須と考えています。
というわけで、近所のスバルのディーラーに行ってみました。
「STIのスペックCの17インチモデルの見積もりください。下取りは表に停めてあるクルマで、オプションはエアコンとフロアマットのみ。さらに18インチモデルのリアウイングを付けてね」
リアウイングは過去に作業例がなく、とりあえずリアウイングを考慮しない見積もりが作成され、「いくらならご購入いただけますか?」と尋ねられましたので、「じゃーこういう金額なら買いますよ」といつもの金額を伝えると、営業さんは度肝を抜かれて「いやー、それはできません」という回答でした。原因ははっきりしており、わたしが度胆を抜く金額を伝えたからです。わたしの先制ジャブには威力がありすぎるようです。世界を制する左、とはよく言ったものです。
インテRの見積金額も45万円とかなり渋く、こりゃームリだなぁという結論に達し、別のスバルディーラーに行ってまったく同じことをやりました。
やはり度肝を抜かれていたようです。世界を制する左は健在です。
そもそもリアウイングを付けるというのがディーラーにとって困りもので、リアウイングを付けるとトランクも丸ごと交換、しかも無塗装で届くから塗装代もあるので17万円かかると言われました。わたしの希望金額の10万円増しなら、やれないこともありませんのでよろしくお願いします…との回答でした。
たいへんすごい努力をしていると思いますが、世界を制する左のフォームをいじるつもりはありませんので、希望金額は変えませんでした。
結局、「じゃあナンバープレートを希望ナンバーにして、金額の1万円増しなら契約するから。ハンコも持ってきてるし」と伝えました。わたしは自分が鬼であるかもしれない…と思いました。そういうわけで、成約に至りました。
発注書の数字をまじまじと見ましたが、まあすごいことになっていました。
営業「イケぽんさん、ふつうこんな金額はないですよ」
わたし「だよねー。DC5インテRでも、30万引きはネーヨと言われたし」
営業「いやー正直、わたしいままでこんなに引いて売ったことありませんよ」
わたし「ディーラーオプションもマットのみだからね。これ所長に怒られるんじゃないの?」
営業「1台売ったとカウントされないかもしれませんね…」
わたし「この金額、ほかのお客さんが見たら怒るよね」
営業「当たり前ですよ!」
まあそういうわけで、インプレッサSTIスペックC17インチモデル、オプションはエアコンとフロアマットで発注。無茶注文のリアウイングはディーラーさんが外注に出すので、おそらく納車は2月頃です。
Posted at 2012/12/22 21:33:48 | |
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