[CBR250Four] 40周年リフレッシュその19・カウル内側のやすり掛けとエポキシ樹脂再補強
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
6時間以内 |
1
2
カウルの内側は補修痕が目立つこともあって、(外側だけでなく)内側も簡易塗装する予定です。
そこで今回は、塗装の下準備としてカウル内側全体をやすり掛けします。内側は単なる汚れだけではなく、経年による変色(日焼け痕?)もある状態です。
3
樹脂の表面肌の日焼け(紫外線による退色?)があることから、ペーパーやすりの番手は粗めの #100 番から試してみます。
4
カウル内側をやすり掛けしているところ。
元は樹脂の素材肌のクリーム色だったはずですが、現時点でカウルの内側は薄茶色になっています。この薄茶色をどんどんやすり掛けしていくと、少しずつではありますが、次第に白っぽいクリーム色が現れてきます。
5
6
当初、目の保護のためとは言え、サングラスを掛けることで作業視野が暗くなってしまうことを懸念したのですが、そんなことはまったく感じず、取り越し苦労でした。
STI のサングラス越しに見える周囲はハッキリと見えるので、作業時にもまったく問題ありません。謳い文句の 「UV400レンズは紫外線を効果的にカット」「特殊コーティングにより光の乱反射も抑える」 機能によるものと思いました。
7
さて、画像左側のRHカウルは、カウル内側のやすり掛けを終えた状態です。画像右側のLHカウル(やすり掛け未実施)と較べると、表面の削り込みにより白っぽさが増しています。
もしもカウル内側のやすり掛けをしないで、直接そのままスプレー塗装をしていたなら、塗装の乗り(カウルへの定着)が弱くなってしまったことでしょう。
8
ところで、RHカウルの内側にやすり掛けをしていて気が付いたことがあります。
薄茶色に変色していた表面を削ったことで、カウル内側表面の樹脂肌が明確に確認できるようになり、その結果、画像のA部とB部にマクロクラック的な非貫通クラックが多数あることを発見したのです。
9
一つ前の画像の、A部を拡大したところ。
あくまで表層のみに留まるマイクロクラックですが、ストレス(応力)による影響だと思われる痕跡です。
10
こちらはB部の拡大画像です。
表面には、(まるで金属組織が疲労破壊するときに現れるビーチマークのような)クラック痕が見受けられます。
貫通クラックではなく、またクリティカルな(≒緊急度の高い)ものではありませんが、放置すると今後は伸展するかもしれません。
11
発見してしまったからには、今のうちに処置するのが吉です。
まず最初に、表層クラックが伸びる方向に合わせてガラスクロステープを貼ります。その次に、ガラスクロステープもろとも、エポキシ樹脂でマイクロクラック発生エリアを固めます。
12
エポキシ樹脂(主材と硬化材の2液混合タイプの接着剤)を付属のヘラでよくかき混ぜて、素早くガラスクロステープを貼った 「エリア」 全体に塗り伸ばしていきます。
13
A部とB部のそれぞれに、エポキシ樹脂を塗って放置しているところ。
基本的に、微小なクラックがあれば その範囲全体にエポキシ樹脂を上塗り(コーティング)します。
14
さらに万全を期すため、カウル全体の縁(フチ、ヘリ)もエポキシ樹脂で固めることを判断。具体的には、左の画像で赤色の囲みに示すエリアです。
カウルの内側を 「全面的に」 エポキシ樹脂でくまなくコーティングしたくなってしまうところですが、それはしません。
理由は、カウル全体をエポキシ樹脂で固めてしまうと、カウルは「剛」の部分だけとなって「柔」の部分が無くなってしまう。つまり、全部が全部、突っ張る構造となって応力を逃がす部位が無くなってしまう懸念を避けるため…です。
15
前述の考えにしたがって、LHカウル全体の外周(折り返し部分を含む)にエポキシ樹脂で追加補強します。
画像は、LHカウルのアンダーカバー周辺の「縁(フチ、ヘリ)」にエポキシ樹脂を上塗りするところです(赤色の線で囲まれるエリア)。
16
LHカウルの外周を、エポキシ樹脂で追加補強した部分の例。
固まったあとのエポキシ樹脂は非常に硬いです。
17
LHカウルの追加補強作業が終了したので、RHカウルも同様に、カウル全体の縁を追加補強します。
画像は追加補強する前の様子です(非貫通のマクロクラックの類は見当たらず)。
18
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( マーレーのフルカウルキット の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク