ホンダ(純正)　 サイドスタンド・スプリングD　95014-72402  

購入年月日：2018年8月2日
装着年月日：2018年11月4日
部番：95014-72402

■概要
サイドスタンドを上げ下げ（姿勢保持）する際に機能する、ホンダ純正のスプリングです。

■特徴
スプリングの両端がJ字状のフックになっています（腕の長い方を車両ブラケット側、短い方をスタンド側に引っかけます）。総巻き数は約12巻。短い自然長でそこそこの荷重（スプリングレート[N/mm]）を発生させるためか、線径[φ] はサイズの割りに太めです。

■経緯
新車納車時から約32年が経過した頃、サイドスタンドの保持力が低下したため、暫定対策としてホームセンターでアシストスプリングを購入して、DIY作業でアドオンしました（※1）。

（※1）詳細は、2018年4月5日付けブログ。
→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/41310661/

その後、現時点でも純正スプリングのメーカー在庫があって入手可能であることが分かり、購入。「ヘタったライン装着スプリング＋アシストスプリング」 状態に代える形で交換装着しました（→ 詳細は、末尾の「関連情報URL」をご参照）。

■インプレッション
新品スプリングは安心感が違います。ヘタったスプリングの時は、走行中の振動でサイドスタンドが設計位置に対して微妙に垂れ下がった位置で釣り合うという状態でした。折しも、カワサキが「センタースタンドスプリングの脱落により転倒する恐れがある」との内容で Ninja H2 SX SE のリコール（※2）を国土交通省に届け出た頃であり、スプリングの重要性を身を以て実感した次第。

（※2）2018年9月3日付け。対策は「全車両、左側センタースタンドブラケットを対策品に交換し、加えて、ボルトとナットを新品に交換する」というもの。原因など詳細はこちら。
→ https://www.kawasaki-cp.khi.co.jp/recall/18-09/index.html

なお日常点検の際にはスプリングの状態だけでなく、ブラケットやスタンド自体を固定しているボルト類の締め付け状態も、一緒に確認する方が良いでしょう。実際、私のCBRは経年30年でサイドスタンドを固定するボルトが緩んでしまっていて（※3）、気がつかなければ危ういところでした。

（※3）詳細は、2016年11月28日付けブログの「サイドスタンドがグラグラの巻」ご参照。
→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/38924644/

関連情報URL：https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/42332316/