ドゥカティ MONSTER900 (モンスター)

ユーザー評価: 4.43

ドゥカティ

MONSTER900 (モンスター)

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異端@DUCATI = 革命児@street - MONSTER900 (モンスター)

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異端@DUCATI = 革命児@street

おすすめ度: 5

満足している点
気鋭M.A.ガルーツィによる「襲い掛からんとするゾンビ―の如き」緊張と退廃が混ざり合ったような不思議なスタイルと、秘めたるスーパースポーツの実力。

恥ずかしながら筆者は20年遅れて魅力に気付いたが、「既にある」構成要素(=部品)を使い「世の中にないもの」を作ろうとした当時のCAGIVAの熱意にシビレルぜ!

優等生的(?)SSと違い、異端児M900は見ていても飽きない上、触ってみると判るがフレーム工作やスイングアーム周辺など、部品の工法や構成なども並外れて凝っていて嬉しい。

見る者にも運転者にも左右非対称の”異形”を強調するメーター一式や、GPマシンのような僅少オフセットのフォークブラケット。

ルッキネリのRGBやRGΓ同様の”フルフローター”タイプサスペンション、スイングアームから立ち上がる逆U字プッシュロッド(特に初期の黄塗り)が実にカッコいい!

初期M900やスーパーモノ、916/748までが”マニア専用ブランド”たる元来のドゥカティらしい商品企画と思う。
不満な点
弟分M600ダークの世界的大ヒットでまさかの大資本化(CAGIVA→TPG→アウディ)してしまったこと。まさかのモトGP制覇までしてしまった!
まるで「反体制ゲリラ」が政権奪取、何食わぬ顔で資本主義経済の枠組みに同化したかのようだ(笑)

規模拡大は経営上必須だったとはいえ、DUCATI独特の立ち位置が一変してしまったことは残念な気がするが、パニガーレのフレームレスとも言える挑戦的構造(ビンセント的)に挑む姿勢はさすがとも思う。
反面、近年「非デスモ」車両が増えつつあるのは残念だ・・・

それに比べれば小さなことだが、モンスターは(後任テルブランチの手で)マイナーチェンジを重ねるたびに(聞くところでは走りの安心感と引き換えに)大衆向けにシビライズされ、カッコ悪くなっていったこと。
さらに些細だがSSよりも少し長く重いこと。
総評
まさかこんなものがドゥカティから登場するとは!と、誰もが驚き、意図や価値を理解できなかっただろう。。。
まさかの大ヒット作となり、屋台骨的存在になるとは経営陣もガルーツィも想像だにしなかったに違いない。

不朽の名作916、F4(750)に先駆けて90年代を代表し、本流たる851/888以上に、後世に絶大に影響したCAGIVA期の大傑作。
近現代のスポーツネイキッドやストリートファイターと称する車両の原点といえる存在だろう。
デザイン
5
☆100個(笑)
850ルマン、KZ900LTD、Z1R、1100S&650Gカタナ、FXWG、’79MHR(900レプリカ)などと同様、商品化されたメーカー製カスタムバイクの最高峰。

モンスターの改造にはセンスが表れ、大抵カッコ悪くなる(笑)
”世間並みに“装備を追加=個性を失い”普通のバイク”に成り下がっていく。
本末転倒、存在意義が薄くなるだろう。
”モンスター”としての矜持が必要ではないだろうか。

ドゥカティらしさ= ”切り捨ての美学”(例えばエアクリーナーや有効な消音器(笑))という観点から見て、陳腐なミニカウルや二眼メーターの追加装備には断固同意できない。
(私見なのでここだけの暴言許してね♡)

ただ一つ、見ているだけでも腰が痛くなりそうなシートの妙な座面形状はいただけない。要改善だ。
走行性能
3
実はまだ乗ったことがない(笑) 
最初期の車両はフロントフォークの減衰力過剰、不自然な乗車姿勢などで、その名の通り?恐るべき操縦性だったらしい。
後のお楽しみ(追記します)
乗り心地
3
実はまだ乗ったことがない(笑) 
GPマシン並み、異様に少ないフォークオフセット(25mm!)など見るに、アップハンドルだからと気軽に乗れるとは限らない気がする。
今後のお楽しみ(追記します)
積載性
3
あまりに野暮で陳腐な設問だ。その気ならバッグやキャリアを装着するなり、ST2を買うなりすればよかろう(笑)
イタリア製スポーツバイクは伊達でなければ!

ちなみにごく少量製造されたというPOLIZIA(警察)仕様は、左右パニア一体のテールカウルで、業務に見合わぬ(?)面白いスタイル。
燃費
3
実はまだ乗ったことがないが、最終減速比の違いでSSより若干ガスを食う程度だろうか。吸排気系のチューンによるが、今後のお楽しみ(追記します)
価格
5
訳あり物件中古とはいえ、某h社のソックリさん250㏄中古より安かった(笑)
一斉を風靡した人気者だったが、目を覆うほどの底値になっている。
「手を入れる」覚悟は必要だが、「手に入れる」にはチャンス!

「時代の寵児」的車種は(カウンタックやF40を見ればわかるように)一旦は(メディアから)飽きられるが、後で再評価(=値上がり)必至。
ただしオリジナルを維持している個体は希少。

00年式以降はインジェクション、02年以降はST2と同様の車体構成。ドゥカティの車種はそれぞれに独自の世界観があり、コンプレックスを抱く理由がない。

なお水冷よりも空冷、排気量が小さいほど維持費は安い。

排気量、空冷/水冷、足回りやエンジンのチューンなど年式・車種により多様なバリエーションがあるので、よく調べて好みのものを見つけ出そう!
故障経験
どうやら長期放置の改造車をとりあえず戻し、売りに出された”訳あり”車両らしい。
全体の状態確認&整備を楽しみとして入手。
素材としてなかなか面白そうだ!

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