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かとうのくるまのブログ一覧

2008年10月04日 イイね!

ニュートリノ 大塔コスモ観測所 目指せノーベル賞! 幻の五新鉄道を行く⑩

ニュートリノ 大塔コスモ観測所 目指せノーベル賞! 幻の五新鉄道を行く⑩①五條市街の高架橋編
②五條市野原編
③生子編
④「萌の朱雀」のロケ地 江出~賀名生編
⑤賀名生皇居跡編
⑥萌の朱雀のロケ地、黒淵の吊り橋編
⑦城戸駅~八坂トンネル編
⑧宗川橋梁編
⑨萌の朱雀のロケ地 家族の家編
の続きは、大塔コスモ観測所です。

元々は20年ほど前に五新鉄道用として建設された長さ約5kmの天辻トンネルで、最大深度は約470m。トンネル内を吹き抜ける比較的強い風のために相対的にラドン濃度が低く(神岡に比べ1/2-1/3)、超低雑音の観測所になっているそうです(大阪大学のHPより)。

何のこっちゃかよくわからんのですが、神岡っていうのは何年か前にノーベル賞を取った小柴先生が使ってた施設、カミオカンデがある所だそうです。
その施設より優れているというんだから、ノーベル賞も夢ではなかったり??



全く理解が追いつかない話ですが、宇宙からやってくるニュートリノという素粒子を観測しているそうです。
ニュートリノですよ。ニュートレノ、ましてやニューレビンではありません。

しかし、エレガントって・・・。

ところで、なんで宇宙からやってくるのに、トンネルの中に観測所があるのか??
ちょっと不思議ですねぇ。
このニュートリノっていう素粒子は、とても小さいので山や人間の体くらいなら余裕で通り抜けるそうです。
それくらい小さいけど、質量がある!ってことが神岡の施設で分かったらしい。
でも、その質量がいくらなのかまでは分かってない。
それを解明するのが、大塔コスモ観測所の役割の一つのようです。
(間違ってたらすみません)
この天辻トンネルは吹き抜ける風が強いから、ニュートリノ観測のノイズになるラドンってのが滞留しないってことかな?

で、↑の看板からすると、ニュートリノの重さが分かれば、宇宙の重さが大体推測できるってことなのかもしれません。
無節操な世の中に生きてる僕としては、そのニュートリノを利用して、何かに使えないものかと考えてしまいます。
(^^;
だって、重さがあるのに、透過性があるんですよ?
かめはめ波や元気玉や波動拳より凄いことができそうな気がしませんか?
もう完全にSFの世界ですね。
でもこのSFのようなネタに国税を費やして真面目に取り組んでるんです。
国税を費やしたトンネルで。
意地でも凄い成果を出して欲しいです。



この天辻トンネル、五新鉄道で一番の難工事だったとか。
せっかくですので、大塔コスモ観測所の成果に期待したいです。
面白いじゃないですか、幻の五新線からノーベル賞が出たら。




これは天辻トンネルの逆側の入り口やったかな?
で、この一つ手前のトンネルが面白い(未着工ですが)。
天辻トンネルまでの高度差50mを埋めるために、ループトンネルとやらを計画してたそうな。
長さ2140km。
↓(shin-yas.comさんから拝借)

発想のスケールが大きいですねぇ。
できたら通ってみたかったです。
いいちこのCMで使ってる、スイス・レーテッシュ鉄道のブルージオのループ橋みたく、
世界遺産になってたかもしれませんね。


締めの文章を書く気力がなく、
さりげなく、完。

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Posted at 2008/11/09 23:26:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 五新鉄道 | 旅行/地域
2008年10月04日 イイね!

皇居!  幻の五新鉄道をいく⑤

皇居!  幻の五新鉄道をいく⑤①五條市街の高架橋編
②五條市野原編
③生子編
④「萌の朱雀」のロケ地 江出~賀名生編
の続きは賀名生皇居跡。
南朝、南北朝ファン必見!? (^^;


ここが1392年までの20年間、日本の首都だったというから驚きですね。

↑の写真に見えるトンネルは五新線のものです。





綺麗にされてますね。
梅や桜の時期に来ると最高だとか。



若干守りを意識した作りなのかな?



風情ありますね。



そのまんまなネーミング



見事な茅葺き。維持するのが大変そうです。



賀名生皇居は堀家が自らの邸宅を南朝に提供していたものだそうです。
今では一般の住居に戻ってますので、無茶を言ってはいけません。



皇居周辺を散策。
有名な賀名生梅林。梅の時期にまた来ようかな。



栗が落ちてました。


五新線の陸橋。
さすがに老朽化が・・・。





賀名生はもともと「穴太」(あなふ)だったそうですが、後村上天皇が南朝による統一を願って叶名生(かなう)と改め、さらに1351年、いったん統一が叶うと「賀名生」に改めたそうです。
明治になって、読みを「かなう」から原音に近い「あのう」に戻したそうです。

訪れると願い事が賀名生かも?


萌の朱雀のロケ地 黒淵の吊橋編に続く

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Posted at 2008/10/09 20:01:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 五新鉄道 | 旅行/地域
2008年10月04日 イイね!

「萌の朱雀」のロケ地 江出~賀名生編 幻の五新鉄道をいく④

①五條市街の高架橋編
②五條市野原編
③生子編
の続きは、映画「萌の朱雀」のロケ地 江出~賀名生編です。

この映画を見たことがないのに、ロケ地探訪をしてしまいました。(^^;

まずは江出(えずる)バス停付近。
枕木の廃材を使用した杭が特徴的なこの場所は、
映画の冒頭部で少年が登場する場面で使われたとか。


地図(shin-yas.comさんから拝借) 赤点線が五新線




お次は、賀名生のバス停。
ちょうどこのアングルで撮影されていたとか。
向こうに見えるトンネルが、いかにも五新鉄道跡らしくて良いですね。



ここは賀名生のバス停近くの、五新線に進入するための小道。
バイクが駆け上がってくるシーンに使われていたそうです。



ここは皇居前の小道。
ちょうど僕が立ってる位置にカメラが置かれて、撮影されてたそうです。
しかし、撮影当時から観光整備されてしまって、風景が変わってしまったとか。


地図(shin-yas.comさんから拝借) 赤点線が五新線



萌の朱雀の作品紹介 オフィシャルHPより

奈良県西吉野村。林業低迷で過疎化が進むこの村で、田原孝三(國村隼)一家も代々林業で生計を立てていた。そこに、鉄道を通すためのトンネル工事計画が持ち上がる。鉄道に対する人々の想いは切実で、孝三自身も自らの夢をかけてトンネル開通作業に携わる。

孝三の母・幸子(和泉幸子)、妻の泰代(神村泰代)、姉の残していった子供・栄介(向平和文)、そして愛娘みちる(山口沙弥加)に囲まれた、つつましやかながら幸せな生活は静かに過ぎていった。しかし、工事は中断され、トンネルは無惨な姿で取り残される。

15年後、孝三は働く気力を失い、一家の生計は、栄介(柴田浩太郎)の収入に頼らざるを得ない。みちる(尾野真千子)は"えいちゃん"と兄のように慕ってきた栄介にほのかな恋心を抱き、栄介は泰代に"母"を重ねて想いをよせる。ある日、孝三は愛用の8ミリカメラを持って出かけたまま帰らぬ人となった。そして一家はそれぞれの哀しみと想いを秘めたままこの地を離れ、それぞれの"生"に向き合いはじめる...。



萌の朱雀、面白そうだから今度借りて見てみます。

余談ですが、河瀬直美監督は、
昔UAがやってたスバルR2のCMを手掛けてたみたいです。
あのCMを手掛けてたなら、センス良さそう。(^_^)


賀名生皇居編に続く

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Posted at 2008/10/07 16:18:28 | コメント(3) | トラックバック(0) | 五新鉄道 | 旅行/地域
2008年10月04日 イイね!

幻の五新鉄道をいく② 五條市野原

幻の五新鉄道をいく② 五條市野原幻の五新鉄道をいく① 五條市街の高架橋の続きは、川向い(南側)の野原です。
この辺りは野原駅ができる予定だったそうです。


↑の写真はコメリ五條野原店と五條自動車学校(閉校?)の間にある築堤です。
吉野川を越えて随分経ちますが、まだ高度を一定に保とうとしてたのか、
踏み切りを作るのがイヤだったのか?
当時としては、とてつもなく先鋭的な鉄道建設だったのかもしれませんね。

そしてその銘板。渋い!
51年前です。
何十年経っても残るって、凄いことですね。


反対側



なんだろう、これは?
草刈りもされている痕跡があるし、ちゃんと管理されてるってこと?

ちょっと調べてみました。
都市再生街区基本調査とは、都市部の複雑な地権関係を整備するための基礎的調査だそうです。詳しくは国交省国土調査課のページにて
29207は五條市の自治体コード、街区多角点ってのは、街区の測量のための基準点らしいです。
街区基準点測量作業規程準則によれば、街区とは、道路、鉄道若しくは軌道の線路その他の恒久的な施設又は河川、水路等によって区画された土地をいうそうです。
つまり、この界隈の街区は、五新鉄道のこの築堤によって区画されているわけで、
幻の鉄道にも関わらず、国土交通省はこれを恒久的な建造物と解釈してるわけですね。
ちょっと凄いことかも?(^^;


もう少し行くと、今度は小川とその先の国道168号線を跨ぐための橋が現れます。



銘板のおかげで、この小川が八幡川という名前だと分かりました。面白いなぁ。



そして、国道168号をまたぐ・・・わけですが、こちらは上を取り外されてますね。

ていうか、その前にこの建物はなんじゃいな?
さぞかし静かなガード下でしょうね。(^^;


そして、国道をまたいだその先の線路区画は
またまた畑になってました。しかも小綺麗な。
幻だけに、やられたい放題!?



その畑の横から線路区画に上がる小道です。

バス専用道。ここから路線バスが線路区画に進入するんですね。


もちろん、一般車は立ち入りできません。
そもそも、この幅じゃバスと対向できないだろうし・・・。


場所はこの辺です(shin-yas.comさんより拝借)




ここから、僕らは国道を走り、次に五新線に合流できる場所まで迂回しました。


幻の五新鉄道をいく③生子編へ続く

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Posted at 2008/10/06 06:24:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 五新鉄道 | 旅行/地域
2008年10月04日 イイね!

幻の五新鉄道① 五條市街 高架橋

幻の五新鉄道① 五條市街 高架橋幻の「五新鉄道を行く」というイベントに参加してきました。

五新鉄道とは、奈良県五條市~和歌山県新宮市間の
山岳地帯を鉄道で結ぼうというダイナミックな計画の元、
実際に昭和12年から戦時中も工事が進められていたという、
男のロマンを感じさせる気合の入った鉄道です。
残念ながら、昭和60年頃に工事が凍結され、幻の鉄道となってしまいました。

概要は↑の写真をクリックするか、ウィキペディアにて。
詳しくは、こちらに。

しかし、数十年前の建造物でありながら、トンネルや橋等は未だ健在で
一部はバス専用道として現役で活躍しているというから驚きです。

近年は河瀬直美監督の「萌の朱雀」(カンヌ国際映画祭カメラドール受賞)のロケ地としても有名だそうです。

さて、今回のイベントは五条駅に集合し、そこから奥地へ向かって
五新鉄道の遺構を追うというものでした。

(余談:地名は五”條”市ですが、駅名は五”条”駅。ホント余談ですね。(^^;  )


とにもかくにも、久々にオリンパスE-510を持ち出しての
本格的なおでかけです。
きっと楽しめるはず!


てことで、五条駅に集合してみると、
なんと東京から夜行バスに乗ってお越しの方が!
しかも五新鉄道についてのユニークな紀行文をウェブで公開されてる方でした。
以前、「この人の紀行文、面白いなー。」と思って読んでただけに、びっくりしました。

そんなこんなで、一つめは五条市街にあるこの高架橋。
未だに国道24号を堂々とまたいでいる、ちょっとモダンなデザインのあの橋です。
これが五新線の遺構だったんですねー。
戦時中に工事をしてたというから、驚きです。



一部、駐車場になっちゃってますが、まあ有効活用されてるなら良いのかな?(^^;
地権はどうなってるんでしょうか?

場所はこちら↓(shin-yas.comさんから拝借)



本来ならこのまま吉野川(紀ノ川)をまたぐ予定だったそうですが、途中で終わってます。



途中で終わるのは良いとして、そこが畑になってるのはどうなんでしょう??(^^;
地権はホントどうなってるのかな?



上を歩いてみました。
美しいカーブを描いていますね~。
ちょうどすぐそこの河川敷が公園になってるので、
五条駅から公園までの遊歩道にしちゃうのも良いんじゃないかなぁ。



なかなかの建造物を味わえました。
これから更に奥地へと向かいます。
期待大ですね。
(^_^)


●五條市野原編へ続く

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Posted at 2008/10/06 04:43:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 五新鉄道 | 旅行/地域

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