かとうのくるまのブログ一覧

また加西市にやってきた。


最近何度かやって来たけれども、結構広いのか全く土地勘が付かない。


この日もまた、地図で見かけた変わった名前の神社に惹かれてやってきました。


その名も、劒之宮王子神社（つるぎのみやおうじじんじゃ）


剣之宮王子神社と書く場合もあるらしい。


とてもカッコいい名前ですね。


燈籠の形も素敵です。


名前の由来はスクナビコナが国土を経営してた頃に十束の剣が出土したからとのこと。かなりのご由緒です。


参道の方は最近整備されたっぽいけど、拝殿の方は年季が入ってますね。


狛犬も気合入ってます。


そして、やはり石の祠があった。


建て替えが難しい山の上によく見られるらしいんだけど、なぜかこの界隈は平地の神社の摂社としてよく見かける。


最近、2004年製のオリンパスE-300をメインで持ち出しているんだけど、
段々とイマイチな点が分かってきた。


薄ぐらい所で淡い色を取ると、色かぶりが出るようです。


こちらは摂社のようですが、名前が不明。


この二の字みたいな神紋が気になるところ。


内輪発見。


またまたウチワ発見。一つは既にその機能を失ってるように見えるが・・・。


夏は涼みの場所なんだろうか。

ん？屋根の上に沖縄でよく見るオオタニワタリみたいなシダ科の植物が生えてる・・・。

良い雰囲気の神社でした。


来て良かったです。


いく代々の
ためしともなれ
神代より
たえず祀れる
みつるぎの宮


神代より絶えず・・・・歴史観溢れる場所でもありました。

僕はこの歴史の連続性を根底からブチ壊すようなモノは嫌いです。

唐突ですが、古代史に明るい梅原猛氏が原発事故について語った記事を最近見つけましたのでリンクを貼ります。
（個人的には火力で繋いで地熱に持ってくのが良いと思うけど・・・）


＜私信＞
金比羅さんにて、とんでもないお方にお願いしちゃった件

加西市網引（あびき）町の八幡神社


鳥居が見えたので休憩がてら立ち寄ってみた。


網引という地名は沼地でよく網漁をしてたのが由来のようです。


一方、神社の由来が凄いです。


網引町ファンファン(FanFan)というサイトによると
↓
網引村の大工下見六郎左衛門が、永正二年、飾東郡松原村に出稼ぎ中、松原村鎮座の同神が現れ、「汝の帰る処へ行く」とお告げがあり、遂に御神体を盗み出し、背負って網引村に帰る時、後ろより追手迫り、村前で戦い、追手打ち負け、その所に追人の死体を埋め葬ったと伝わる。


ちなみに御神体を盗まれた方の神社は、現姫路市の松原八幡神社のようで、こちらはHPに「灘のけんか祭り」と大きく記載されてます。
なんだかご祭神が武神とされているだけあって、穏やかじゃないですね。

ところで、ご祭神はもうお一方おられて、大歳神となっています。


もうあまり驚かなくなってきましたが、本当に兵庫県では大歳神が至る所で祀られているのですね



能舞台と獅子舞が有名らしいですが、
こちらも隣村から導入したみたい。
網引だけあって何かと引きが強いですね。


さて、このブログで神社ネタ100個目となるはずだったのですが、
よくよく確認してみたら、「観光」とか「花見」でカテゴリしてたネタもいくつかあって、その辺を整理してみたら煩悩の数と同じになってしまいました。
よく回ったなぁと自分でも感心。
今度時間のある時に読み返してみよう。

小野市の近津神社に行ってきた。


見所は、この小さな鳥居。


少し屈まないと頭が当たります。

柱が微妙にパルテノン神殿っぽい形になってます。

佐賀の與止日女神社（よどひめじんじゃ）とか、黒髪神社の鳥居はもっと極端だったけど、九州方面の神社の特徴を受け継いでいるのかな？と思ったら、

ご祭神が瓊瓊杵 児屋根 天太玉と、九州の方々。


本来、九州におられるはずの神々を近くで祀るという意味？


配色が、


とても清涼感あって、いかにも清水が出てきそうですね。


このガラス戸、昭和のおばあちゃん家って感じがします。（なんとなくだけど）


昭和レトロ館な趣があります。

このボンボン時計、動いてるのに時間がズレている。

本殿は結構凝った造りになっていた。


耐震補強もH型鋼でバッチリ。


本殿の階段に置かれているコレは、ゴミなのか、お供えなのか・・・

神道では神と共に食事をするんでしたっけ？
仏壇やお墓の感覚とはちょっと違うのかな。

お！


ここの摂社は木がメインなんだなーと思ったら


ふうむ・・・


やはりこの石の摂社は兵庫県のこの辺りの特徴なのかなぁ。


しかし、これはもう、特徴とかいうのを通り過ぎているような気がしてきた。


石工集団の勢力地だったのかな。
この辺りにフリーメイソン的な集団がいたとか？

コンクリートブロックと斜め感が少し気になるが。

土俵がある。

相撲の神様、野見宿禰から連想するのは石作氏ではなく土師氏だよなぁ・・・。謎。


お稲荷さん×４も珍しい。あ、こちらは鬼ころしが・・・


一方、狛犬はポップだった。


この鳥居といい、ちょっと謎な神社でした。


謎は謎のままが面白いかな。

地図を見てたら、変わった名前の神社を発見したので行ってみた。
兵庫県小野市の”鍬渓神社” （くわたに）。


宮司さんによれば、クワガタ神社って読まれることが多いらしい。


「実際、夏はクワガタがよう飛びますけどね。」とのこと。


「よく知ってる人ですら年賀状に鍬”谷”神社って書いて送ってくることがありますよ。パソコンのせいですかね。」


「どちらからおいでで？ほーう、うちはおたくの神社さんと同じ神様ですよ。ほら、神紋が同じでしょ？これはスサノオを祀ってる神社の紋なんです。」


勉強になりました。


うちの近所の神社は複数の神様を祀ってて、そのうちの一柱が確かにスサノオ命。


でも主祭神ではない。ところが主祭神だけが仲間外れな組み合わせなので違和感を感じていたんです。


何かしらの事情で元々スサノオ家を祀っていたところに、今の主祭神を勧請したということだったのかも。



この鍬渓神社で新（？）戦力・オリンパスE-300を本格投入してみた。


あいにく薄曇だったため狙いだったダイナミックレンジの広さは確認できなかったけど、


SYLKYPIX DS Pro5でHDR効果やら覆い焼き効果やらを強めにかけても
破綻し難いところを見ると、やはりダイナミックレンジはE-510よりは広いのかもしれない。


ここも乎疑原神社と同じで石の摂社がある。


よく知らないけど、兵庫県のこの辺りの神社の特徴なんでしょうか？


本殿の裏に面白いものを発見。


こういう御神体っぽい鏡って、本殿の中に置いてますよね普通。
なんで本殿の裏の壁（外）に掛けられてるんでしょうか。、


その本殿の裏に摂社が並んでいるところを見ると、
案外こっちが表だったりして・・・・。


E-300、色合いとか雰囲気は気に入ったんだけど、やはり手振れ補正が無いのは初心者には辛い。
↓のような失敗画像を量産しそうです。


AFも遅いし、ちょっと甘いかもしれない。
とにかくきちんと記録することを優先したい記念撮影とかにはE-510じゃないと辛いかな。


本殿・拝殿の左側の階段を上がると、もう一群の摂社エリアに。


どういう神様が祀られているのでしょう？と思って近づくと・・・・


あーっ！！大歳神社！


兵庫県内280社あるという大歳神社（yahoo地図を使った調査）。
その２つ目に思いがけず訪れてしまったようです。


いや、待てよ・・・この大歳神社はヤフー地図では鍬渓神社としてしか表示されないのでは？？と思って確認してみたら、やはりそうだった。


つまり、とある神社にある摂社も含めると、実際は280社以上あるというわけで、ここもそのうちの一つ。


うーん・・・凄い人気だな。


駐車場が結構広々としていたんだけど、


それは神社の隣が採石場になっていて、その結果そうなっただけかもしれない。


神社が無ければ、もう山ごと削られてたかも？(^_^;)


そんなことを考えながら、昔ながらの参道を歩いてみた。


とにかく灯篭の数が凄いですよ。


車で来るとこういうのを見落としがちなので、注意したいところ。


これが昔ながらの参道入り口。


E-300デビュー戦、良い戦果だったと自己満足。



＜大歳神社参拝記＞
1：天下原毘沙門天　加古川市　2012.04.28
2：今回　

乎疑原神社から数百ｍ離れたところに、元宮がありました。


やはり元宮というだけあって、やや寂しげな感じはしますが


クルマでのアクセスのし易さは断然こちらが上。


元宮は県道沿いにあるも、今宮は狭い農道みたいなところを走らないといけない。


今宮の方も加西工業団地の椿本チェインの辺りからアクセスすれば、広い道なんだろうけど、


土地勘がないとなかなかね。。。。


もちろん元宮も天満宮。


思えば、天満宮も不思議な神社だなぁと最近思い始めました。


これでも一応、某有名天満宮の氏子だったんだけどね。(^_^;)


石の摂社は元宮時代からの伝統なのかな。


あまりにも心地よい空間だったので


駐車場で昼寝させていただきました。