かとうのくるまのブログ一覧

日刊工業新聞の自動車面に、毎週火曜日に、
”クルマ文化論”という記事が連載されてます。
筆者は芝浦工業大学名誉学長の小口泰平氏。
毎度毎度、興味深い内容なので楽しみにしています。

今日は交通事故の確率についてのお話しでした。

要点をまとめると、

①１ｋｍ運転する間に意識して見るものは300回
②そのうち判断を要するものは１３回
③間違った判断は３ｋｍに１回（こわっ！）
④間一髪は８００ｋｍに１回
⑤衝突は１０万ｋｍに１回
⑥障害事故は７０万ｋｍに１回
⑦死亡事故は２６００万ｋｍに１回
（つまり、ドライバーの９６人に１人が死亡）
↑は１９６４年の米国の研究リポート。
今の日本に当てはめると、どうなるんだろう？？

も一つ！（こっちが肝心！）

ハインリッヒの法則（３００→２９→１の法則）という、
労災を対象にした研究より派生した法則があります。
これによると、ヒヤっとする運転を３００回繰り返す→そのうち２９回は軽い事故→そのうち１回は重大事故となるそうです。

逆に言うと、ヒヤっとするような運転をしなければ、重大事故の確率はグンと減るってわけですね。
ここが肝心だと感心しました。

みんなで安全運転を心がけましょう！

（著作権、大丈夫かな・・・）

＜リンク＞
日刊工業新聞