かとうのくるまのブログ一覧

またまたCD-Rネタです。

CD-Rの音質がメディアによって変わってしまう原因が
teknobo.com weblogというブログに書いてました。

僕の理解でまとめると、、、、

まず第一に、
オーディオＣＤの規格ができたのが20年以上も前なので、
エラー訂正機能が貧弱だそうです。
（エラー訂正機能ってのは、キズとか埃とかが付いてても、なんとか信号を訂正して再生してやろうって機能のこと）

よって、メディアがショボい（歪んでたり、記録層や反射層の質が悪い）と、
上記のショボいエラー訂正機能が働いた状態で再生されちゃうので、
音が悪くなってしまう・・・
ということのようです。


さらに、
CD-Rメディアについて詳しく書いてるＨＰを発見しました。

ここで気になるのが、TDKの”屈折率や耐吸湿性に優れたポリオレフィン”を使用したというメディア（普通はポリカーボネート)が、
ヨーロッパのスタジオを中心に広く出回っているという事。

あいにくリンク先が切れてるので、TDKのホームページに行ったのですが、
この材料については記載がありませんでした。

しかし、"ART on DISC"(アートなCDラベルが作れる）というページがあったのですが、この"ART on"ってのがちょっと気になります。

日経とか日刊工業新聞読んでたり、株に詳しい人なら知ってるかもしれませんが、
ARTONという屈折率に特徴のある環状ポリオレフィン系の材料があるんです。
実はこの"ARTON"を使ってるから"ART on"なのか？？

てことで、ARTONを作ってる会社のＨＰを見ると・・・。
TDKのXAproというMDの写真が出てますね！！

てことは、状況証拠的にCD-RのAUDIO XAもARTONを使ってる可能性が大です。

更なる音質ＵＰが期待できるかも！
これは是非試してみたいです。


あと、気になるのが63分メディアがかつて存在したということ。
63分に短縮すると、トラックピッチに余裕ができて
線速度が遅くなるので音が良いとか（難しすぎてわからん）。
残念ながら今は売ってないそうです。

ところが、プレクスターというメーカーが
74分のメディアを63分メディアと同じ状態で焼いてしまうドライブを販売してるそうです。
うちのＰＣはノートなので、これは付きませんね・・・。
外付けがあれば欲しいな。


おっと、かなり長く書いてしまいました。。。

ちなみに、Googleで
"CDR 低倍速　音質"で検索すると、
前に書いたCD-R検証ってブログが3番目に出てきます。
嗚呼、恥ずかしや・・・


＊＊＊おもしろ小話＊＊＊

余談ですが、TDKについては親子代々良いイメージを持ってます。
昔、うちの父が若い頃にカセットテープが普及し始めたそうで、
TDKのテープにビートルズの曲をダビングしたんだそうです。

ところが、しばらくすると音が消えてる箇所が発生。
（単に父が再生と録音のボタンを押し間違えただけだと思いますが・・・）

で、何を血迷ったか
「TDKのテープが不良なんだろう。職場の近くにTDKがあるから、明日行ってくる。」
と、のたまったそうで・・・。

TDKの方は突然の珍客にも丁寧にご対応され、
従業員の中から同じレコードを持っている人を探し出して下さり、
プロ用のたいそうな録音機でダビングし直してくれたそうです。

家に帰ってから再生して、父がその音質の良さに仰天したのは言うまでも無く。
(;^_^A