デッドニングは制振と吸音からなります。
デッドニングはオーディオだけでなくて
車全体の音の制御をしていくことです。
特に音を発生させるスピーカー周辺は、
この制振と吸音は大変大事になります。
車って走ってるときからいろんな音を拾いますし、
音を発生させる乗り物ですよね。
エンジンの振動やロードノイズなんかはボディ全体の鉄板を揺らして
反響させて室内に侵入してきます。
分かりやすいので言うと、ゲリラ豪雨の大粒の雨が車の屋根を打つと
中で大きな音で聞こえますよね。
これは、屋根の鉄板を雨粒が打つことで屋根が振動してその振動が
ほかに共鳴をしていって大きな音で室内に聞こえる感じです。
これを例えば、雨粒が打ってる屋根に手を当てるとどうなるかと良いますと
打たれた鉄板に手を当てることで音が小さくなります。
これが振動を押さえ込んで他に共鳴をさせない!
ってのが制振になります。
そして余計な音は吸音材で吸収していくのがデッドニングの基本です。
本題に戻りまして、皆さんがよくやってるドアのデッドニングも
この基本に乗っ取ってやってるんです。
まずはスピーカーですが 図のようにスピーカーは表からだけでなく
裏側にも音を発してるんです。
この逆相の音はドアの内側(車を外から見ればドアの外側)
の鉄板を振動させ、その音は中で共鳴となって
まるで、やまびこのように鳴ってるんです。
これが音の輪郭がはっきりしない原因なんです。
それをこのように内張りを剥がして、
写真のようなサービスホールを塞ぐスチロールを剥がして
外板に手が届くようにしていきます。

そこに制振材(レジェットレックス)を短冊に貼っていきます。
これがさっきのたとえの手の役目ですね。
その上に、今度は吸音材を貼っていきます。
そしてサービスホールを塞いでフタをしてしまいます。
これで、制振と吸音が出来ました。
簡単でしょ!!
この単純作業が見違える音を出すんですよ。
出来ましたら、デッドニングするときにスピーカーも換えられたら
是非、換えてみましょう。
効果が何倍にもなって返ってきますよ。
まぁ〜後にスピーカーだけ換えるのは面倒ですから
一緒にやってしまった方が楽です。
もちろん、デッドニングだけでも効果はありますけどね。
ついでにアンプも入れられたら、さらに(*`д´)b OK!でしょうね。
デッドニングすると音の1音1音がはっきりしてくるので
元にパワーが無いといつも大声でオーディオが鳴ってる感じになるんです。
アンプが入りますと、小さい音でも厚みがある音で鳴りますし
聞きやすくなりますよ。
(この辺は説明が難しいです。)
ざっとですが何となく分かっていただけました?
私は買ってきてすぐにやってしまったので、わいわいみんなで
やれませんでしたが、やってみたい方は是非トライしてみて下さい。
10年乗ると考えたら絶対にやって損は無いですよ。
今、DS3は何台かデッドニングしてある車が存在してます。
(結さんと、たっくんと、C3ですがpomu-tanさん)
みんなそれぞれ仕様が違いますし、好みもありますので
機会があったら聞き比べて自分にあった仕様にしてみるのも
良いかもしれませんね。
うちのともちゃん号は今度、屋根のデッドニングと暑さ対策しようかと
思ってます。
ちなみにうちのともちゃん号はフルデッドニングに5.1chサラウンド仕様です
オーディオをかけないで走ってるときは静かですよ。
ご興味のある方は整備手帳に詳しく書いてありますのでそちらで。。。
さて、皆さんはやってみますか???
o(゜▽゜ヽ)(/゜▽゜)o レッツゴー♪
Posted at 2013/07/29 01:47:42 | |
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