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2020年03月25日 イイね!

運動音痴な方のためのドライビング講座③ ブレーキングその1(ロック)

運動音痴な方のためのドライビング講座③ ブレーキングその1(ロック)シート位置を調整し、目線を意識して運転する。

初回、2回目と、日常の運転の中で出来て、しかも大切な課題を2つ設定しました。



さて、速く走るために、運動音痴な私はまず何を練習すべきか?

何の練習に時間を費やすべきか?

それは間違いなく「ブレーキング」です。




あ、でも練習する前にやらねばならないことがあります。

「練習できる場所探し」です。

安全に練習できて、かつ、他人に迷惑をかけない場所を探さねばなりません。

ちなみに私が練習を始めた頃は、近所に拡張造成中の多摩ニュータウンがあり、未開通の道路、つまり道路としては出来立てホヤホヤの新品バリバリでありながら、誰も通らない道路が山ほどあったのですね。

近所になかったら潔く諦めて、サーキットとかジムカーナ場とか、有料で練習できるところを使ってください。




さて、練習場所が見つかったものとして話を進めます。

速く走りたい!と思って、何を上達させるのが早道かと考えたときに、かなり効率の良い対象がブレーキングです。

クルマの速度を短時間で最も劇的に変化させられるものはブレーキだからです。

どこかのコーナーのコーナリングスピードを上げる練習をするよりも、その手前でどれだけ短時間で正確にスピードを落とせるかを練習する方が効率良くタイムアップできます。

ブレーキングが上達すればミスが減るし、危険回避も上手になります。

運転の安全度がグンと上がる。

一石二鳥なのよ。



ブレーキングは奥が深いですが、とりあえず最初に練習しておきたいのがロック。

正確にはロック寸前のブレーキです。

短時間でスピードを落とすためには、なるべく強くブレーキを踏みたい。

かと言って、あまり強く踏んでロックさせてしまうと一気に制動力が激落ちしてしまいます。

ロック寸前がいい。



ただ、ロック寸前がどこか?を探るのは、運動音痴な私にはなかなか難しいんです。

速度・路面状況・車の性能・タイヤの性能・ブレーキパッドの性能等に依存するので、一概に何キロからのブレーキではこう、という覚え方も出来ません。

なので、まずフルロックするブレーキをカラダに覚えさせます

どれだけ強く踏むとロックするのか、どんな踏み方をするとロックするのか、をまずたくさん体験します。


速度は2速40kmくらいがいいです。

あまり遅くてもロックさせにくいので。

そこからバンッ!と一気にブレーキを踏みます。

AT車の方はDレンジでかまいません。

MT車の方はエンストは気にしないで!

ブレーキに集中します。

最初はロックして車がフラフラするとドキッとしていたのが、繰り返すうちにだんだん慣れてきて、落ち着いてロック状態に対峙できるようになってきます。

ロックすることに慣れてきたら、ブレーキを踏む強さを意識しながら練習。

次にブレーキの踏み方を意識しながら練習。

強さと踏み方は別々に練習した方がいいです。

同じにバンッ!と踏むにしても、唐突であればあるほどロックしやすいことが、体感としてわかってきます。

言い換えると、強さや踏み方を変えて「ロックさせる」練習をしていると、ロックしたりしなかったするので、なんとなく「ここまでだったらロックしないな」、という感覚がだんだんわかってきます。



なんとなく掴めてきたな、と自信がついてきたら、次は「ロックさせておいて、ブレーキを踏む力(踏力)を少し弱めてロックしなくなるようにする」、という練習をします。

なるべく少なく戻してロック解除できるようにするのが理想です。

この練習は日常の運転で危険回避するときにもとっても役に立つので、是非やってみて頂きたいです。

慣れてきたら、わざわざいったんロックさせなくても同じようなブレーキングが出来るようになります。

さらに慣れてきたら次は速度を上げて練習なんですが、これは本当にジムカーナ場のような閉鎖された場所がいいです。

速度が上がれば上がるほど、ドジったときの飛距離がどんどん伸びていくので。




ところでね、耳年増になって「そんな練習したらフラットスポットが出来るじゃん」なんて気にしないこと!

別にF1みたく時速300kmで走る訳じゃないんだから、フラットスポットが出来たからってなんてことありません。

そんなことを気にしてるヒマがあったら練習、練習~

運動音痴な我々はとにかく反復練習です笑
2020年03月24日 イイね!

運動音痴な方のためのドライビング講座② 目線を意識しよう!

運動音痴な方のためのドライビング講座② 目線を意識しよう!運動音痴のためのドライビング講座、第2回は「目線」です。

シート合わせと同じように、地味だけどめっちゃ大切です。

クルマを運転しているときならいつでも練習できますし、いつもいつも意識していないと身につかないものでもあるので、是非実践して頂きたいです。

運動音痴をカバーする上で最重要事項と言っても過言ではないと思います。



●ポイント①
ひとつめのポイントは「行きたい方向を見る」ことです。

当たり前ですね^^;

当たり前のことなんですが、人間の脳ってとてもよく出来ていて、目線を向けたところに向かって進むように自然に体全体をコントロールしていて、このコントロールというのは思った以上にかなり積極的に行われているものなのです。

バイクに乗るととってもよくわかるのですが、路面に砂が浮いているときに「あっ、砂だ!」と思って、ついそこをジッとみつめると、あら不思議、バイクがそっちに向かって行ってしまいます。

ヘアピンカーブに進入していくとき、走行したいラインよりもさらに内側へ目線をやることでクイックな進入が可能になったりします。



クルマでも、進みたい方向へ目線を向けることで、自然にカーブの曲線に合わせてステアリングを操作していたりします。

というように、目線を向けることで自分でも気づかないうちに脳がカラダをコントロールしてくれているのですね。

自分の体の機能を十分活かしてあげましょう。


●ポイント②
次のポイントは「なるべく遠くを見る」ことです。

クルマは生身の人間のカラダでは決して到達できないような速度で動きます。

なので、意識して先へ先へと目線を進めることで、早め早めに情報を得ていくことが大切です。

リスクの元になる情報を早く捉えておけば、それに対する備えも早くできます。

スポーツ走行に慣れていない人は、かなり近くを見ていることが多いです。

見える範囲のなるべく遠くまでを見通すようにしましょう。

なにしろ我々は運動音痴なのですから、人よりも早く、そして多くの情報を取得するよう努力しないとです笑


●ポイント③
第3のポイントは「1点を凝視しない」で「ボヤッと広範囲を見る」ことです。

実は、ポイント②の「なるべく遠くを見る」とポイント③の「ボヤッと広範囲を見る」は、抱き合わせで両方やらないとかえって危なかったりするので注意が必要です。

人間の目はジッと見つめたところに認識力が集中するように出来ています。

裏を返せば、ジッと見つめたところ以外のものは目に入りにくくなってしまいます。

遠くをジッとみつめて運転してしまうと、手前で何かが飛び出してきたことに全く気付かなかったりします。

視線の中心は遠くに置くのですが、ジッと見つめるのではなく、広い範囲をボヤッと見渡すようにします。

これは常に意識してカラダに叩き込まないと難しいのですが、安全に速く走るためにとても大切なので、ポイント②と併せていつも意識するようにして頂きたいです。

私は幼少期から剣道を習っていたのですが、剣道ではこれを「遠山の目付け」と言います。

以前ブログに載せたこの動画の後半で同じ話が出てくるので、チラ見してみてくださいね。2分15秒あたりからです。

             ↓



2020年03月23日 イイね!

運動音痴な方のためのドライビング講座①着座位置を合わせよう!

運動音痴な方のためのドライビング講座①着座位置を合わせよう!記念すべき第1回は、地味~に「シート合わせ」です。

だって、地味だけどめっちゃ大切なんだもん。。。




ポイントは、いつもいつもカラダが固定された状態でステアリング(ハンドル)を操作出来ていますか?ってことですね。

理屈は置いといて、ステアリングを回せる範囲の一番右から一番左まで、一番左から一番右まで、いつも同じ状態で回せますか?回せていますか?

峠やサーキットをすっ飛ばすと、めっちゃカラダが左右に振られます。

そんな状況でステアリングをいつも同じ状態で回すにはどうしたらいいでしょう?

答えは、両肩が常にシートに押し付けられた状態を保つ、です。

右腕でステアリングを握り、拳が8時~10時の位置になったときに右肩がシートに押し付けられていますか?

左腕でステアリングを握り、拳が2時~4時の位置になったときに左肩がシートに押し付けられていますか?

押し付けられていないと、横Gがかかったときにカラダが左右に動いてしまい、同じ状態でステアリング操作が出来ていない筈です。

右腕・左腕どちらでステアリングを握っていても常に肩がシートに押し付けられた状態を保てる位置に、シートを調節してみてください。

ステアリングにチルト(上下に動かす仕組み)やテレスコピック(前後に動かす仕組み)調節機構があるなら、それも駆使して位置を合わせます。

かなり背もたれが直立っぽくなり、またシートがステアリングに近くなって狭っくるしい着座位置になると思います。

でも、これが出来ていないとリアタイヤが滑ったときに対応できません。

一瞬で逆方向にステアリングを切り、リアの流れが止まったら一瞬でさらにまた逆にステアリングを切らなきゃならないので、背もたれを倒して楽に運転していたんじゃあゼッタイにできません。

運動神経が超絶いい人ならともかく、運動音痴な我々にはゼッタイに無理です。



私と同じように運動音痴であるにもかかわらず、峠だろうがサーキットだろうが、ちょっとすっ飛ばしてみたい願望があるなら、まずはこの窮屈さに慣れないといけません。

これがシート合わせに関する最低条件です。


この最低条件さえクリアしていれば、あとはシート自体に細かい調節機構があれば、それらを駆使して自分にとって疲れにくい着座位置を探してみてください。

「疲れにくい」というのは、シート合わせにおいてかなり重要な要素です。
2020年03月23日 イイね!

運動音痴な方のためのドライビング講座ー前振り

こんばんはー^^






タイトルを見て「なんじゃ?」と思った方はたくさんいらっしゃると思いますが、最近これを書くのに最も適した人間は自分じゃないかと真剣に思いまして、不定期にでも書いてみようかなと。。。



私、運動神経がないんですね笑

小学校でクラスに1人いるかいないかっていうレベルの運動音痴でして、当然ながら今でもそれは変わりません。

今でこそ運動音痴な自分を楽しむ心ができていますけれども、運動音痴ってたぶん、そうじゃない人が思うよりずっと哀しいものです。

普通の人にとって「遊び」であることが全然遊びなんかにならなくて、必死にやらなきゃ出来ないし、必死にやっても出来ないことの方が多い。

周りのみんなが気軽に単なる「遊び」として楽しんでいることが、自分にとっては楽しむどころじゃないものだっていうのはけっこう哀しいことです。

でも、「運転」って比較的運動神経に頼らなくてもある程度上達出来るものかなーと思うんですね。

頭を使い、練習を重ねることで、運動音痴というハンデをある程度はカバー出来る部類に入ると思います。

ただ、運動神経がモノを言う分野もあります。

ドリフトがその代表ですね。

頭でなく感覚をカラダで覚えていく系のものは、運動神経がモノを言います。

それでも、他のスポーツに比べると「考える」「練習を重ねる」が実を結ぶ面が大きい方だと思います。

私に書けるのは普通の人に役立つ情報ではないですし、教示しましょう!的なものでもなくて、「私はこんなやりかたで運動音痴なりに車の運転を楽しんでいます」的なものになると思いますが、同じように運動音痴な方にはきっと、たぶん、少しはお役にたてるのではないかなーと思っています。

予めお伝えしておきますが、残念ながら劇的に運動音痴をカバーできるような情報はないです。

地道に少しずつ、な感じの情報ばかりだと思います。

そんなお話でよければ、これから少しずつ書いていこうと思っていますので、よろしくお願い致しますm(__)m

プロフィール

「@馬肥 さん おぉっ❣いつの間にかこんなに話が進んでいたのですね!
娘さんのウェディングドレス姿、きれいです✨
おめでとうございます🎉🎊
姐さんのウェディングドレス姿も見てみたい😆」
何シテル?   05/23 14:24
ポチ7号です。 ぶきっちょです。 フォローしてくださる稀有な方にはホント感謝です。 ただ私不精でめんどくさがり屋で人見知りで、記録代わりに...

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