2009年4月18日(土)
久しぶりに鉄道三昧の休日をすごしてきました。
←画像は信越本線横川駅から高崎まで乗った、快速碓氷号。
備忘録として、この日の行動記録から。
大宮7:18(あさま503)-高崎7:45
高崎8:14-下仁田9:14【上信電鉄上信線(高崎~下仁田)33.7Km】
下仁田9:24-高崎10:21
高崎10:26-横川11:05【信越本線(高崎~横川)29.7Km】
碓氷峠鉄道文化むらを探訪
(トロッコ列車(ぶんかむら~とうげのゆ)2.6Kmに乗車)
横川14:20(快速碓氷号)-高崎14:46
高崎14:56-大前16:45【吾妻線(渋川~大前)55.6Km】
大前17:18-高崎19:02
高崎19:10(特急あかぎ20)-浦和20:14
■上信電鉄

1
高崎駅の「0番線ホーム」に下仁田行きの電車が待機しています。
沿線の途中に群馬サファリパークがあるからか、シマウマのカラーリングでした。

2
春らしく線路脇にきれいな花が咲いています。

3
終点の下仁田の2つ手前は「なんじゃい」駅。漢字で書くと「南蛇井」です。
富岡製糸場を世界遺産に!ってねえ。世界遺産も乱発しすぎると価値が下がるような気がす(以下自粛)

4
終点のちょっと手前に、何故かロードスターが3台並んでいるのを発見!とっさに写真撮ったのでピンボケです(><)

5
終点・下仁田駅。奥が乗ってきたシマウマ電車。手前の普通のカラーリングの電車で高崎まで引き返しました。
■信越本線と碓氷峠鉄道文化むら

6
再び高崎駅にて。信越本線横川行き電車。4両編成でした。

7
終点・横川駅。かつてはここから碓氷峠を越えて軽井沢へ向かう信越本線の最大の難所として、わが国の鉄道の歴史に重要な位置を占めるこの駅も、長野新幹線の開通によって、盲腸線の終着駅となってしまったのです。

8
信越本線のレールはここで途切れてしまったのですが、かつてここにあった横川機関区の敷地を利用して「碓氷峠鉄道文化むら」が設置されたのが、1999年4月18日。なんとよーのすけが訪れたこの日がちょうど開園10周年の当日に当たっていたのでした。

9
この日だけは開園10周年記念で
入園無料(^^)v
入園料は無料ですが、本日の目的であるトロッコ列車の乗車予約券をこの窓口で確保しておきました。11時すぎにここへ着いたのですが、トロッコ列車は13時の便になると言われました。

10
ゲートを入ってすぐのところに、アプト式の電気機関車ED42が屋外展示されていました。開園10周年の記念特別展示でした、ラッキー!!

11
敷地の一番奥には、旧国鉄時代の機関車や客車がずらりと屋外展示されていて迫力があります。よーのすけは「乗り鉄」で車輌派ではないので詳しくはわかりませんが、貴重な車輌ばかりだと思います。
右はD51、左の電気機関車はEF-80。

12
EF-30とEF-58。

13
そうかと思えば、碓氷峠専用に開発されたEF63型電気機関車が動態保存されていて、しかも、これまたこの日のための
記念特別イベントとして三重連で運転されていました。
このEF63は学科講習を受けて試験に合格すると実技講習として運転体験をすることができるようになるんです。学科講習は3万円で丸1日(定員15人で要予約)、実技講習は5千円からで、走行回数により機関士見習・補助機関士・本務機関士の資格認定もあるというので本格的です。やってみたい(^^;ゞ

14
これもこの期間の特別展示だったのですが、新幹線軌道確認車。ディーゼル車で、あらかじめ線路の勾配や曲線を入力しておき、時速100キロで自動運転しながら軌道確認ができるそうです。

15
園内にはナローゲージの遊覧鉄道も走っていました。本格的な蒸気機関車です。
写真には撮っていませんが、鉄道資料館という建物もあって、碓氷峠の本格的な大型ジオラマを鉄道模型が走っていたり、写真や各種資料の展示などもあって、駆け足で観ただけですが、なかなか興味深いものがありました。

16
そうこうしているうちに、13時のトロッコ列車の出発が近づいてきたので、乗り場へ行ってみると長蛇の列ができています。

17
トロッコ列車の車内。

18
運よく2両目のオープンデッキにスペースを確保できました。座席指定ではないけれど乗車予約券で定員制になっているので、ぎゅうづめになることはないようです。

19
トロッコは、廃線となってしまった信越本線の横川~軽井沢間の一部、2.6Kmを約20分かけて走ります。複線だった線路の下り線のほうが残されていて、上り線のレールは撤去されて「アプトの道」という遊歩道になっています。
右手の建物は丸山変電所跡。国指定重要文化財だそうです。

20
旧国鉄時代の最も勾配のきつい区間だった証拠の66.7パーミルの勾配標。

21
終点の「とうげのゆ駅」に到着してからトロッコ列車の全体の姿の写真が撮れました。
ディーゼル機関車による牽引で2両編成。

22
もう一枚。背後の建物は駅名の由来となっている、日帰り入浴施設。

23
横川といえばオギノヤの峠の釜飯。トロッコ列車でぶんかむらまで戻ってから、横川駅の売店で買って食べました。
■吾妻線

24
鉄道文化むらで濃い体験をしたので、あとは印象が薄くなってしまいましたが、横川からまた高崎へ戻り、今度は吾妻線の電車に乗ります。

25
途中の写真はなくて、終点の大前駅に着いたところ。たぶん、吾妻線だけ乗りに来たら、渓流沿いの線路といい、山の中に分け入って行く風情といい、ローカル鉄道の魅力にあふれていて好印象だったと思うのですが。終点に近づいて標高が高くなってくるとまだまだ桜が満開できれいでした。(写真とってませんm(--)m)

26
吾妻線の終点・大前駅は、ほんとに何もないところでした。ひとつ手前の万座・鹿沢口が大きな駅で、上野から直通の特急が何本か走っているのですが、すべて万座・鹿沢口までで大前駅まで来るのは各駅停車の電車のみ。
ここへ来たことによって、よーのすけは
JR東日本の全路線を完乗したことになったのですが、最後の最後がこういう駅だったのは渋いと言うべきか。もう少しドラマチックな駅で「完乗の時」を迎えるように計画すべきかなあ、などと考えてしまいました。
JR北海道やJR九州の完乗の時はうまく計画したいと思います。
おしまい。
ブログ一覧 |
乗り鉄 | 日記
Posted at
2009/04/19 09:25:27