大阪に引っ越してきて5日目。ようやく荷物の片付けもほぼ一段落したところで、ふと気がつくと5月1日まで、あともう一週間もありません。
「無職なう」なフリータイムを享受できるのは今のうちなので、昨日はふと思い立って出掛けてきました。
行き先は、京都府与謝野町の「
加悦SL広場(かやえすえるひろば)」。
ここには、1830年代にイギリスのリバプール&マンチェスター鉄道で世界初の旅客列車を牽引した蒸気機関車、ロケット号のミニチュアが走っているとのことで、前から是非乗りに行かなくちゃと考えていたのでした。
朝から良く晴れて、絶好のオープン日和でしたが、ターくん(よーのすけの愛車:マツダ・ロードスターNB1)は今、手元にはありません。引越しに伴う荷物を運搬するために、大阪へはチャコ(インプレッサSPORT)で来ています。
朝10時過ぎに、アパートをスタートし、天橋立方面を目指して行きます。
」
舞鶴若狭道。木々が若草色に萌えていい雰囲気です。オープンカーで走ったら気持ちが良さそう!
ちょうどお昼頃、目的地に到着しました。平日だからなのか、誰もいません。
入り口の脇に客車を改装したカフェ・トレインというのがあったので、まずは腹ごしらえをすることにしました。
カフェの内部はこんなかんじでいい雰囲気です。意外にお客さんが入っていて食事をしたりコーヒーを飲んだりしていました。(この写真は、お客さんがいなくなってから撮ったもの。)よーのすけは、天橋立でとれた天然アサリを使用したというボンゴレ・ビアンコとコーヒーを注文しました。美味しかったです。
入場料300円(JAF会員証呈示で270円)を払って中へ入ると、良く手入れされた鉄道車両の数々が保存展示されています。
その詳細は加悦SL広場のHPをご覧いただくことにしますが、ヘッドマークに大きく「2」と掲示されたこの機関車は国の重要文化財に指定されているそうです。
園内には大きな転車台があり、その上をロケット号が走るナローゲージのレールが敷かれていました。
トップ画像が乗り場に停車中のロケット号ですが、乗り場には誰もいません。良く見ると「ご希望の時、運転いたします。恐れ入りますが、駅舎入場券売り場までご連絡ください。」という掲示がありましたので、入り口まで戻って、ロケット号に乗りたいというと、係りのおねえさんが来てくれました。
おねえさんがそのまま運転席に座り、動かしてくれます。この機関車は、斜めに突き出したピストンが動く様や汽笛、蒸気を排出する音まで忠実に模しているけれど、バッテリー駆動です。雰囲気は良く出ています。
1周300円ですが、よーのすけはもう300円払って、カラの列車を走らせて貰い、走っているところの写真を撮らせてもらいました。
ロケット号に乗ったので、予定は完了したのですが、せっかくだから展示されている車輌をゆっくり見学しました。小型ディーゼル機関車の鼻面に「KATO WORKS」とあるのが誇らしげです。
帰りの国道176号沿いに、シバザクラがきれいな一角を見つけてクルマを停め、写真を撮りました。
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さて、本日はこれからさいたまの自宅へ向かいます。引っ越しも一段落したので、自宅でのんびりしたいのと、やはりターくんを大阪へ持ってくるために。
Posted at 2014/04/25 15:21:27 | |
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知られざる鉄道 | 日記