
2月25日(金)~27日(日)まで2泊3日でニセコへ行ってきました。
スキースクールや検定なども実施していて、創立50年以上の歴史を誇る老舗のスキークラブの会員たちが、クラブの行事としてではなくプライベートに楽しむために毎年、この時期にニセコへ集まるのだそうです。
集まってきたのは男性6人に女性3人。男性は全員がSAJの公認スキー指導員の資格を持っていて、クラブの公式行事(スクール、検定、研究会etc)の運営にも携わっておられる重鎮ばかり。全員がよーのすけよりも年上です。(女性はSAJの2級保持者たちで、うち2人は1級受験準備中ということでした。)
もともとは仲間うちだけ10人でニセコを楽しむ予定だったところ、お一人急にキャンセルとなったために、部外者のよーのすけに声がかかったという次第です。(男性のうちの1人が、古くからの友人であったため。)
声をかけてもらったとき、「自分はバッジテストには興味がないので受験したこともないし、自分のレベルがどのくらいなのかわからない。そんなハイレベルの人たちの中に入って迷惑をかけることになるのではないか不安だ。」と申し上げたのですが、「昔、蔵王で一緒に滑ったではないか。大丈夫、心配するな。」というお答えだったので、清水の舞台から飛び込む決心で参加させていただきました。
3日間のゲレンデでの様子は、スライドショーにして貼っておきます。↓
3日間を通じて、晴れ間はほんのわずかしかなく、ずっと曇りがちで時折雪が降るという天候だったため、あまりいい写真は撮れませんでした。
というよりも、ハイレベルな人たちはゲレンデに立ち止まって写真を撮る時間をくれないのです。
彼らのスキーのスタイルは、ゲレンデ(コース上)では休まないのです。つまりゴンドラやリフトで山頂まで行ったら、一気に麓までノンストップ。休むときはロッジに入って本格的に休む。
そういうスタイルで、3日間、ニセコ全山を滑りまくりでした。
この人たちは、どんな斜面もスイスイ行ってしまうので、ついて行くのが大変でした。コースの分かれ道があっても待っていてはくれません。見失わないためにはとにかくついて行くしかありません。
たぶん、よーのすけの滑りを1本みて、こいつは我々についてこれるとみたからなのでしょうけど。
(よーのすけも、なんとか遅れずについて行けたので、大いに自信が付いた3日間ではありましたが。)
これは、変に力が入ったり、膝や腰だけを使って無理な滑り方をすると、疲労物質が筋肉に蓄積されてロングクルージングなどできなくなるわけですが、そうではない、
「疲れない滑り方」を体得しろ、という彼らの教えだったんですね。
スキー技術の中心は昔から何も変わっていないけれど、用具が進化するにつれて「技術論」は変化していく。そんな頭で滑るような難しい理論がスキー人口の減少を招いたのではないかと、夜、お酒を飲みながら話してくれた人がいました。
自分が納得する滑りの感覚を確かめるために、短い練習バーンを何度も滑るのは、ときには必要ではあるが、そればかりを繰り返してはいけない、とも言われました。あらゆる斜面に対応できる滑りを身につける最上の練習方法は山頂から麓までのロングクルージングを繰り返すことだと言うのです。
う~ん、なるほどねえ。
「疲れない滑り方」というのは納得できます。膝や腰だけでなく全身の関節や筋肉を均等に使えというのは、実はよーのすけが追求する「無理をしない、がんばらない(^^)/」の極意なのではないかと感じた次第です。
彼らから「来週は赤倉へ行くから、お前も来い。」と誘われてしまいました。年上の命令には逆らえません(><)
というわけで、今度の土日は、妙高高原・赤倉温泉(今シーズン2度目)へ行ってきます(^^;ゞ
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Posted at
2011/03/03 05:55:38