2012年8月24日(金)
本日はりくべつ鉄道での運転体験の2日目、いよいよ本線レール上を走行する銀河コース(Gコース)の日です。予定されている時間は13時からなので、午前中がヒマです。
そこで、昨日の北見とは逆に南に30キロほど下がった足寄までドライブすることにしました。
国道242号を流していくと、相変わらずの快適さ。白樺並木の気持ちの良い道を走りながら、景色のよいところで写真を撮ろうとしていると、対向車線に覆面パトにつかまっているクルマを発見。危ない、危ない。・・・結局、写真も撮らず、スピードに注意しながら小一時間のドライブで足寄の市街地に着いてしまいました。

旧国鉄池北線(3セク時代は「ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」)の足寄駅が保存されていて、その周囲が道の駅になっていました。
ここで買った絵はがきの裏面に、復元されたレールと信号機のイラストをチャッチャッとスケッチして「絵手紙」のまねごとをして友達宛に投函したりして時間を過ごしました。
そして再び、陸別駅へ戻る途中、駅舎だけが保存されている愛冠駅に立ち寄ってみました。

レールは撤去されていて、本当に駅舎だけが残されているのですが、花壇の花がきれいに手入れされているのをみると、地元の人が欠かさずに掃除などもしているのでしょう。
13時、よーのすけの運転体験・銀河コースの時間が始まりました。
銀河コースは、陸別駅から北見方向へ1.6キロの本線レール上を2往復運転させてもらえるわけですが、昨日と同様、指導運転士の方と二人きりで80分間みっちりと指導を受けます。
まずは、駅構内での反復練習。昨日やった発進、停止を繰り返して、ブレーキ操作の勘を思い出したところで、いよいよ本線レール上へ移動。
指導運士の方が写真を撮ってくれるというので、デジカメをお渡ししました。

そうして撮ってもらったのがこれらの写真です。
本線走行中は、途中に駅が二つある想定で、停止してドア扱いをしたり、出発信号機や運転席の計器類を指差し喚呼したりして、ホンモノ気分を味わえます。子供のころの「電車の運転士になりたかった」夢がかなった瞬間でした(^^)
本線レール上の運転席展望は、陸別町商工会のHPにいい動画があったので、参考にここに貼っておきます。この動画ではお客さんを大勢乗せていますが、よーのすけたちの体験運転では、お客さんはいません。ちなみにこの動画で運転されているのが昨日の指導運転士の方でした。
80分間の体験運転はあっという間に終わってしまい、お別れに、指導運転士さんが気動車の前で記念写真を撮ってくれました。

最後に、写真入りのディーゼル気動車運転体験証明書をいただいて、2日間にわたるりくべつ鉄道での日程を終えました。この証明書は、裏面が運転体験の記録を記載していくようになっているので、今後もここで運転体験を行うときは忘れずに持参する必要があります。
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さて、陸別町に別れを告げ、本日の宿をとっているオホーツク海沿いの紋別まで移動します。
途中、サロマ湖の湖畔にこれまた廃線となった旧国鉄・湧網線の
計呂地駅というのがあり、駅舎やC58型蒸気機関車が静態保存されていました。
北海道は、廃線となった鉄道遺構がこんなにもたくさんあるのですね。でも、やはり動態保存でないところは、車両の傷みが激しく、見ていて哀れです。

サロマ湖の湖畔で。
陸別町~紋別市まではちょうど130Km。夕刻、暗くなる前にホテルにチェックインできました。
本日の走行距離 = 200Km (累積778Km)
(つづく)
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知られざる鉄道 | 日記
Posted at
2012/09/08 15:54:18