
第31弾
『ジョニー・ペイト/ジャズ・ゴーズ・アイヴィ・リーグ』(1956年録音?)
LPジャケット・シリーズ、暫らくサボってしまいました。2ヶ月前に
デイブ・ブルーベックのLPを紹介して以来となります。前回のLPのタイトルが『ジャズ・ゴーズ・トゥ・ジュニア・カレッジ』だったので、今回は『アイヴィ・リーグ』ということにしました。
といっても、内容や背景は全く違います。今回のLPのメンバーはほとんど無名です。いちおう書き出しておきますと、
レニー・ドラス(fl)、チャールス・ステップニー(vib)、ウィルバー・ウィン(g)、フロイド・モリス(p)、ヴァーナル・フルニエ(ds)、ジョニー・ペイト(b)
メンバーのほとんどはシカゴの大学生で、べーシストのジョニー・ペイトがリーダーとなって組んだバンドのようです。このLPには全部で6曲収録されていますが、すべてジョニー・ペイトが作曲し、編曲したものとなっています。要するに学生バンドなのですが、シカゴでそれなりに人気もあって注目されていたのでしょう。キングレコードからお呼びがかかって、スタジオ録音をした、ということのようであります。無名とはいえ、水準は高いです。オーソドックスなモダン・ジャズで、よーのすけとしてはOK。アメリカって、やっぱり層が厚いというか、すごいなあ。
面白いのは、ジャケットのライナーに書かれた各メンバーの紹介ですが、やれミルト・ジャクソンと共演しただとか、ジーン・アモンズやソニー・スティット、ワーデル・グレイなどと一緒に演奏したことがあるだとか、ジョージ・アレンに師事しただとかいうことがたくさん書かれています。メジャーなミュージシャンと共演したということが箔をつけることになるのでしょうけど。
ジャケットの写真ですが、シンシナティ大学のマクミッケン・ホールを背景に年代もののオープン2シーターが写っています。

拡大してみても、不鮮明でわかりません。
トライアンフTR2かな?とも思うのですが、ドアの形状が違うし、どなたか分かりましたらよろしくお願いします。
追記(2007.2)
コメントいただいた結果、車種はジャガーXK-120(ドロップヘッド)と判明しました。
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JAZZのLP | 日記
Posted at
2006/11/11 17:45:20