2015年5月4日(月・祝)
GW4連休の2日目は、博物館明治村へ行ってきました。
朝から雨が降ったりやんだりしていて、降るときは結構強く本降りになって、あいにくの天気でしたが、そのおかげで明治村は比較的空いていました。もし好天だったらメチャ混みだったろうと思います。
入園料1700円、乗り物一日券1200円、駐車場800円。
決して安くないですね。

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明治村の北口駐車場にクルマを停めて、北口から明治村に入ると最初に「SL東京駅」に着きます。
「きえうやきうと」ひらがなの駅名表示がいい味出してます。
プラットホームにはすでに多くのお客さんが並んでカメラを構えていました。

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遠くから白い煙を吐きながら、やってきたのは
12号機関車。
明治村にはもう1輌、9号機関車というのが保存されているのですが、この日はお披露目なし。
12号機関車は1874年(明治7年)製なので、今年で141歳。9号機関車は1912年(明治45年)製なので、今年で104歳。一時期、老朽化のため動態保存を中止していましたが見事に復活して頑張っています。

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3輌連結されている客車は、いずれも日本製の3等客車で、2輌は104歳、1輌は108歳です。
ちなみに、3等客車は現在の普通車。2等が現在のグリーン車に相当します。すると昔の1等車ってどのくらい豪華だったんでしょうか。

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他のお客さんたちは発車間際までホームで機関車の写真を撮っていたようですが、よーのすけは逸早く客車の様子を見に行っていたので赤いロングシートに座ることが出来ました。発車時刻が迫るにつれ乗客が増え、ラッシュと言ってもいいくらいになりました。でも上の写真でご覧いただけるように、「吊り革」がないんですよね。
SL東京駅からSL名古屋駅まで約800mの距離を5分ほど、深い森の中を走行します。

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SL名古屋駅に到着するとすぐに機関車がはずされて、転車台へ向かいます。

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転車台は二人がかりで人力なんですね。

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向きを変えて正面を向いた12号機関車。

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このあと3輌の客車の反対側へ向かい、再び連結されます。
これを駅に着くたびに繰り返しているのですから、大変なご苦労だと思います。

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機関車が客車の向こう側を移動していくと、カメラを持ったお客さんも一緒に移動していきます。

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連結作業を見に行く人たち。プラットホームのツツジが綺麗でした。

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客車の車体側面の赤色の帯は三等車のしるしです。二等車は青色の帯、一等車は白色の帯で区別され、きっぷの色も同様だったと言います。
(京都市電につづく)
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知られざる鉄道 | 日記
Posted at
2015/05/14 05:31:53