2016年10月19日(水)
お仕事で金沢へ出張のついでに、いしかわ子ども交流センター(小松館)を訪ねました。
よーのすけの今のお仕事の関係では、年に数回、定期的に全国の同業者が集まり協議を行うので、出張が多いのです。協議は朝から晩まで丸一日なので前日入りし、協議の後は懇親会が開かれるのが慣例なので、毎回2泊3日の旅程を組むことになります。
今回の日程はこんなかんじ。
10月19日(水)
品川6:07(のぞみ1号)-名古屋7:34/7:37(ひかり495号)-米原8:00
米原8:09(特しらさぎ51号)-加賀温泉9:36/10:01(普通)-粟津10:08
いしかわ子ども交流センター(粟津駅より徒歩7分)
「なかよし鉄道」(旧尾小屋鉄道)
1920(大正8)年開通の軽便鉄道(軌間762mm)1977(昭和52)年廃止
線路延長473mの動態保存鉄道
水、土、日、祝のみ運転(水曜日は11;30の1回のみ)
粟津13:03(普通)-金沢13:42
金沢市内でお仕事の打ち合わせ
10月20日(木) 終日お仕事
10月21日(金)
東京へ帰るついでに福井鉄道の未乗区間(約100m)に乗るため福井へ寄りました
(別ブログにて報告します)

今回のために用意したキップです。左上の乗車券は、東京都区内→東京都区内行きとなっていて、経由地は、「新幹線、米原、北陸、金沢、新幹線」の、ぐるっと大回りの片道キップです。
ぐるっと大回りといえば、
以前、こんなキップで旅行したことを思い出しましたが、今回のはあれに比べると経由地の表示が単純です。

加賀温泉駅で乗ってきた特急しらさぎ号を見送る図。

北陸本線の普通列車。

粟津駅から踏切を渡って徒歩10分(ホームページには徒歩7分と書いてありますが、実感では10分です。)ほどのいしかわ子ども交流センターの入り口。

以前は「小松市児童会館」と称していたようですが、いつのまにやら「いしかわ子ども交流センター(小松館)」と名を変えたようです。
『いつか乗りたいリスト』の表記も変えておかなくちゃ。

交流センターは「粟津公園」という大きなスポーツ公園の一角を占めていて、交流センターの建物に向かい合うように「なかよし鉄道」の駅(待合室)がありました。
「なかよし鉄道」は、小松市街と尾小屋町を結ぶ旧尾小屋鉄道(16.8Km)が、尾小屋鉱山の閉鎖(昭和37年)に伴う乗客の減少の結果、昭和52年3月に廃止された後、別地で静態保存されていたのを、関係者の強い要望により、小松市児童会館(当時)で動態保存されることとなり、昭和59年8月から一般公開されているとのこと。

待合室に掲げられた時刻表と「無料」の表示。

プラットホームの駅名表示は「じどうかいかんまえ」のままになっています。
左手の白い立派な車庫の中に列車が格納されているのが見えます。

11時半までまだだいぶ時間があるので、レールを辿って行ってみることにしました。

レールは駅を出発してすぐに大きく右へカーブし、あとはまっすぐ森の中を進んでいきます。
終点まで473m、歩いてレールを辿ると結構な距離です。
終点は森の中で唐突にレールが終わっているという感じ。

キロポストはないけれど、
曲線標はちゃんとあって、なかなか本格的です。

11時半近くなると駅の周辺に、乳幼児を連れたお母さんたちが10人ちかく集まってきました(写真は自粛しています)。
車庫から列車が出てきました。

キハ1と書いてある通り「気動車」なんですが、お母さんたちはみんな「電車」と呼んでいました。

車内の様子。ナローのわりに広く感じます。

木造の車体はエンジンの振動で大丈夫かと心配になるくらい、震えながら走ります。カーブに差し掛かっているところ。ここには本格的な踏切があって、女性の踏切監視員が緑と赤の手旗をもって、列車を見送ってくれたのですが、うまく撮れませんでした。

運転席。運転士さんも、車掌さんも、踏切の監視員さんも、普段は交流センターの事務員をされているみたいです。

交流センターの敷地内には、双発の飛行機も展示されています。この飛行機は中日新聞社から寄贈されたものらしいです。
(おしまい)
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知られざる鉄道 | 日記
Posted at
2016/10/23 16:08:40