2017年8月25日(金)承前
狩勝高原を後にして次の目的地「ぬかびら源泉郷」を目指します。距離は約60Km、途中で食事したり、ターくんにガソリンを補給したりしながら、13時30分に到着。
まずは、旧士幌線の糠平駅の跡地に建つ「上士幌町鉄道資料館」を訪ねました。
資料館の裏手から旧士幌線のレールを再現した「ひがし大雪高原鉄道」というトロッコ列車があるはずなので、その乗り場を尋ねたところ、「土、日、祝日しか運転しないので明日来てください。10時から運転します。」とのこと。
北海道では、もう夏休みも終わってしまっているのでした。
気持ちを切り替えて、糠平湖の向こう側へクルマを走らせ、糠平第3橋梁駐車場へ向かいます。

旧士幌線の糠平三の沢橋梁。アーチが美しいです。向こうに見える糠平湖はこの時期には珍しく水位が下がっていて「渇水」といってもいい状況だとのことでした。

13時50分。 駐車場の奥に「森のトロッコ鉄道エコレール」があって、こちらは「営業中」となっていました。

士幌線のレールが撤去された跡に、軌間15インチほどの木製のレールが500mほど敷設され、両端に手動の転車台が設置されています。
またいで乗るタイプのトロッコも木製で、後ろに自転車が取り付けられていて、この自転車を漕いで進む仕掛けです。
大人600円の料金を払うと、乗り方、降り方のほか、転車台の操作の仕方のレクチャーを受け、転車台の操作は実際に一度練習してから、いよいよスタートとなります。

深い森の中をどこまでも続くレール。行きは3パーミルの下りですが、帰りは登りとなるので心配したのですが、自転車は意外なほど軽くて驚きました。

手作りの転車台。

練習したとおりに操作して折り返します。往復約1Km、20分ほどの小旅行でした。
こういう形でレールに親しむのも、味わいがあっていいものだなあ。
お金を払うときに署名簿にサインを求められたのですが、署名簿を見るとこの日、よーのすけは3番目のお客で、前の二人も東京からだったようです。あまり宣伝されていないのですが、やはり、ネットの威力なのか、「知る人ぞ知る」ということなのでしょうね。
この日は、ぬかびら温泉の宿に泊まりました。
この日の走行距離:248Km(苫小牧-道央道-道東道-狩勝国道-糠平国道-糠平)
23日からの累計:417Km
途中、鹿追町瓜幕にて給油32.00L 満タン法による燃費:11.09Km/L
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知られざる鉄道 | 日記
Posted at
2017/09/01 14:19:41