
昨年の11月に
近鉄特急「しまかぜ」に誘ってくれた名古屋の同業氏が、今度は岐阜の長良川鉄道と、明知鉄道でそれぞれ展開されているグルメ列車に誘ってくれました。
よーのすけはどちらかといえば「乗り鉄」なので、鉄道の旅は車窓から眺める風景にこそ醍醐味があるのだという考えですが、同業氏は「飲み鉄」なので、鉄道で旅をしながら酒を飲むのが楽しいのだと言って譲りません。
2日間にわたり贅沢な「乗り鉄」ならぬ「飲み鉄」を満喫してきましたが、結論から言うと、これは「あり」ですね。
2018年9月7日(金)
【この日の行程表】
前日は京都でお仕事。朝、新幹線で名古屋へ移動。名古屋駅で同業氏たちと合流。
名古屋9:39(特急ひだ5号)-美濃太田10:31
美濃太田10:45(長良川鉄道「ながらランチ」)ー郡上八幡12:16
郡上八幡14:12(「ながらスイーツ」)-美濃太田15:24
美濃太田15:30(特急ひだ13号)-下呂16:29
下呂温泉に宿泊

美濃太田駅に停車中の
観光列車「ながら」。

乗車券はフリーきっぷとなっています。

指定された席には豪華なランチが用意されています。

ふたを取るとこんな感じ。これをつまみにお酒をぐいぐい飲んでいきます。
他のお客さんたちは、女性同士のグループだったり、年配のご夫婦だったりして、お酒を頼んでいる人たちもいましたが、我々の席は何といってもピッチが速い。約1時間半の移動中に、列車に積んであったお酒を全部飲んでしまったようで、キャビンアテンダントのお姉さんたちにバッチリ認識されてしまいました。

途中の大矢駅で、トイレ休憩。観光列車「ながら」は、JR九州の豪華列車「ななつぼし」を手掛けた水戸岡鋭治氏が内外装のデザインを担当されたのですが、元の車両はこうだったというのがすれ違い列車として確認できます。

大矢駅にはちょっとした「鉄道博物館」もありました。

列車に戻ると、デザートが用意されていました。

郡上八幡駅に到着した「ながら」号。

郡上八幡駅の跨線橋から。
折り返しの「ながらスイーツ」号の出発まで約2時間の時間があるので、その間に郡上八幡市内を観光しました。
郡上八幡城の天守閣から見下ろす町は鮎の形をしているというのですが、言われてみれば、なるほど。

帰りの「ながらスイーツ」のテーブル。キャビンアテンダントのお姉さんたちは、我々がスイーツをつまみにさらにお酒を飲むのをあきれてみていました。
そんなこんなで、この日は下呂温泉に宿泊。

下呂駅。

下呂温泉の宿から見た下呂の町。
振り返ってみれば、
よーのすけが、長良川鉄道に乗ったのは2008年8月。今から10年前です。その時は美濃太田から終点の北濃まで片道2時間を単に往復しただけで、郡上八幡に途中下車したこともありませんでした。
以前は、「乗りつぶす」ことが優先されていたので、とにかく先を急ぐばかりだったのです。すでに乗車済みで「乗り直し」だからなのか、今回はお酒を飲みながらゆっくりと旅をして、「乗りつぶし」時代には味わえなかった旅の形を愉しむことが出来ました。
誘ってくれた名古屋の同業氏にも感謝、感謝であります。
つづく
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乗り鉄 | 日記
Posted at
2018/09/17 18:30:57