2020年8月14日(金)
横浜市の
市電保存館へ行ってきました。
前から一度行ってみようと思っていながら、なかなか訪れる機会がありませんでしたが、たまたまちょっとした用事で近くを通りかかったので。
よーのすけは「乗り鉄」なので、車両に対する執着はあまりないのですが、路面電車はやはり独特のオーラを纏っているのでとても興味があります。
館内の車両展示コーナーには実車が7両展示されているのですが、一番手前にあった523号車(500型)は戦前、昭和3(1928)年に製造されたもので、展示車両の中では最も古いのですが、一番かっこよかったです。車内も復元されたものとはいえ、シックでとても雰囲気が良いです。

横浜市電は、明治37(1904)年から昭和47(1972)年まで、約70年間にわたって横浜市民の足として活躍しましたが、昭和31年の最盛期には15系統で営業キロ数の総延長は50Kmを超えていたそうです。慢性的な赤字経営とモータリゼーションのあおりを食らって、路線の廃止が相次ぎ、昭和47年には全廃されてしまいました。
よーのすけは在りし日の横浜市電には一度も乗ったことがありません。「乗り鉄」としては、それが一番残念なことです。
市電保存館には、このほか歴史展示のコーナーで写真や映像資料をいろいろ見ることができたり、Oゲージの鉄道ジオラマがあったりしてなかなか楽しい施設でした(入場料大人300円)。
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徒然 | 日記
Posted at
2020/08/14 22:31:15