
第46弾
『アール・クルー/ロウ・ライド』(1982年1,2,5月録音)
アール・クルー(1954年6月~)は、アメリカ・デトロイト出身のジャズ(フュージョン)ギタリスト。74年にチック・コリア(p)が率いていたリターン・トゥ・フォーエバーというバンドに参加して注目され、76年にはソロとしてアルバム・デビューを果たしています。1980年にはグラミー賞を受賞して人気を不動のものとしています。
このレコードは82年の録音なので、初期の最も充実した時期の演奏なのですが、アルバムとしては必ずしも重要なものではありません。ですが、全曲アール・クルーのオリジナルで、爽やかな風が吹き渡るようなイメージのアコースティック・サウンドがよーのすけは大好きです。私が持っているのはCapitol(アメリカ)のオリジナル盤なのですが、CDで再発して欲しいです。ロードスターで海岸沿いの道をオープン・ドライブする時のBGMにピッタリだと思います。
ジャケットのほうは、デザインがいただけません(><)
フェラーリ308GTS(写真を良く見ると、オープン仕様となっていますのでGTBではなくGTSの方ですね)の前に、スーツのジャケットを肩にかけたアール・クルー本人が、フェラーリのドアに右手をついて立っている。その足元にギターが立てかけてある・・・という図柄ですが、もう少し工夫できなかったのでしょうかね。
ロウ・ライドというアルバム・タイトル(そういう名称の曲も収録されています)と赤いフェラーリ。アール・クルーとアコースティック・ギターという対比。それぞれ素材はいいのですけれど、単に並べただけのようにしか見えません(><)
せっかく内容のいいアルバムなのに、あまり注目されない理由は、このジャケット・デザインの所為ではないかと・・・。
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JAZZのLP | 日記
Posted at
2008/06/28 22:44:25