■2013年8月18日(日)
先日の
神奈川県庁キングの塔のデジタル掛け軸につづき、映像パフォーマンスを見る機会がありましたので報告します。
こちらはみなとみらい地区の横浜ランドマークタワーが開業20周年を迎えたのを記念するイベントで、7月16日から連日、
ドックヤードガーデンで上映されています。上映は日没後19:30~、20:10~、20:50~、21:30~、22:10~の5回、各回先着500名(入場は無料ですが、整理券が発行されます)がドックの底に入ることができ、180度体感型映像を楽しめるようになっています。

横浜美術館越しにみたランドマークタワー。

ランドマークタワーの足下にぽっかり空いた穴蔵がドックヤードガーデン。
日本に現存する商船用石造りドックとしてもっとも古い(明治29(1896)年竣工)のだそうで、国の重要文化財に指定されているとか。

ドックの底からランドマークタワーを見上げてみたところ。
左下にチラッと見えているこの石壁に映像を投影するらしいのですが、石壁は白くないし、デコボコしているしで、どんなもんだろうかと半信半疑ながら、整理券をもらいに行ってみました。
すると、本日の上映はもう22:10~の最終回の分しかないと言われましたが、無事に整理券をゲットできました。
で、時間をつぶしながら22:10~の上映を見てきました。
上映作品は7分間ほどのものですが、その始まりの部分だけ動画に撮りました(フラッシュを焚かなければ写真もビデオも撮影は自由とのこと)。
「YOKOHAMA ODYSSEY(ヨコハマ オデッセイ)」と題された映像は、ドックヤード全体をひとつの船にみたて、黒船来航から文明開化、高度経済成長時代を経て現代、そして未来へ、横浜を舞台に描いたタイムトリップ・アドベンチャーに観客全員が参加しているという見立て。
デコボコした壁面に映し出される映像なので鮮明さには欠けるものの、音響とマッチしながら目の前の壁がガラガラと崩れていくようなイメージとか、自分たちを乗せた船が空を飛んでいくかんじとか、臨場感はすごいものがありました。
ドックヤードの底は地形のせいなのか突風がすごくて驚きました(上の動画も風の音がひどいです)。
この映像は11月には第2弾として新しいものに変わるみたいです。
Posted at 2013/08/21 18:31:38 | |
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都市の造形 | 日記