8月5日(日)~7日(火)の3日間、2度目の黒部ルート見学会に行ってきました。
3年前に一度参加したことがあるとはいえ、立山、黒部の自然のすばらしさと、そこに刻まれた人間の営みは、何度みても感動せざるを得ません。旅の終わりには、ちょっとしたアクシデントもありましたが、順を追ってレポートします。
■2012年8月5日(日)
開国祭花火大会の翌朝ですが、午前4時すぎに横須賀を出発。立山を目指します。

関越から上信越道へ抜け、快調に走っていきますが、ご覧のような雲一つない快晴で、暑すぎてとてもオープンにはできません(><)
上信越道小諸付近(8:20頃)。

上信越道から北陸道へ入り、立山ICで下ります(11:40)。

下道を富山地方鉄道(略して「地鉄」)の立山駅へ向かいます。

ちょっと良さげな景色を見ると、ついついクルマを停めて、写真を撮りたくなります。

12時半頃、立山駅に到着。駅前の駐車場はとても混んでいて、誘導員のおじさんにえらく遠いところへ誘導されました。砂防工事事務所の裏手の河原に近いところまで。
ここにクルマを置いたまま、地鉄電車で宇奈月温泉まで行って、Tさんご夫妻やKくんと合流する予定なので、とりあえずKくんに電話して、無事に立山駅に到着したことを報告しました。
立山から宇奈月温泉行きの地鉄電車は、14:24発の特急アルペン号に乗る予定なので若干時間があります。駅のレストランでシロエビのかき揚げ蕎麦で軽く腹ごしらえをして、砂防工事事務所の敷地内にある
軌道の機関車を見に行ってきました。

「トロッコ展示レーン」なんて前はなかったような気がします。

地鉄の特急アルペン号。列車名が付いているにも拘わらず、「優等列車」とは到底思えないたたずまい。
この電車で途中の新魚津駅にて、無事、Tさんご夫妻とKくんに合流することができました。

宇奈月温泉の宿は、Kくんが手配してくれた「サン柳亭」。料理自慢でそこそこ高級な旅館なんですが、いかんせん名前が・・・。なんで屋号を「一柳亭」とかにしなかったのか、「三流亭」だなんて・・・とおもっていたら、「サンやなぎ亭」と読むらしいです。
だって、そのむかし「柳亭痴楽(りゅうていちらく)」という落語家がいましたもの。「柳亭」を「やなぎ亭」とは読まないでしょう。なんて話をしながら宿に荷物を置いて、少し付近を散歩して歩きました。

黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)の鉄橋の赤が緑の山並に映えて美しい!

トロッコの軌道が架け替えられた古い軌道跡が鉄橋やトンネルもそのままに遊歩道になっていて、散策するのに手頃な距離なんです。

遊歩道のトンネルの途中から見たトロッコ電車の鉄橋。
■2012年8月6日(月)
サン柳亭に一泊した翌日はいよいよ、黒部ルート見学会の当日となります。
参加者は黒部峡谷鉄道の終点・欅平駅に9:20に集合することになっているので、宇奈月発7:52のトロッコ電車に乗っていきます。

何度乗ってもこのオレンジ色の電気機関車が牽く黒部峡谷鉄道は素晴らしいの一語に尽きます。
黒部峡谷鉄道のトロッコの魅力は、初めて乗ったTさんご夫妻をも魅了したようで、とても喜んでいただきました。
列車は定刻通り9:12に終点・欅平駅に到着しました。
(つづく)
Posted at 2012/08/11 15:24:49 | |
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ロードスター | 日記