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よーのすけ@NB1のブログ一覧

2012年08月12日 イイね!

再び、黒部ルート見学会に参加してきました【本編②黒四発電所~黒部ダムまで】

■2012年8月6日(月)



黒部川第四発電所の看板。(11:00)


こちらは入口。


今回も楕円形のテーブルのある会議室に案内されて、発電所の概要説明と、10分程度のビデオを見ました。テーブルの間のジオラマがビデオに合わせて動いたり光ったりするところは前回と同じでした。「黒部の氷筍水」がお土産にもらえることも前回と同じです(^^)



発電機室(幅22m、奥行き117m、高さ33m)。この辺りの写真は前回とほとんど変化がありませんネ。
いや、よく見ると、前回は4基の発電機が全て稼働していたのに比べ、今回は手前から2つ目の3号機のランプが消えています。


ペルトン水車諸元/ランナ材質:13クローム(ステンレス)、パケット数:22個、直径:3.3m、重量:12t、回転数:360rpm、ノズル数:6本と書いてあります。


制御室。




4号機のタービンが回っているところを見せてくれるのも前回と一緒です。


欅平出発組は発電所での滞在時間が短く設定されています。
前回はタービンの見学の後、最初の楕円形のテーブルの部屋に戻って、各自持参したお弁当を食べる時間があったのですが、今回はタービンを見たら、もう発電所から出て、インクラインの乗り場へ向かわなければなりません。発電所での滞在時間は、前回(黒部ダム出発組)の70分に対し、今回は40分しかありません。


インクライン下部駅の入口。(11:37)


レールの角度(傾斜角34°)を写したかったのですが、インクラインの写真は前回のほうがうまく撮れたみたいです。


インクラインの搬器の内部の様子。(前回撮らなかったシーンを補完するようなつもりで写真を撮りました。)
インクラインで高低差456mの斜面を20分かけて上昇する間に、中島みゆきのビデオが上映されるのも前回といっしょです。


インクライン上部駅に到着(12:00)。操作室とケーブルの巻き上げ機。なぜかトンネル内に靄(モヤ)が充満しています。


上部駅の様子。


ここからは約10.3Kmの黒部トンネル内を専用バスでの移動となります。


途中、タル沢横坑で一旦外の景色を観に行きます。






ここからは剣岳の裏側を見渡す絶景が広がっているはずでしたが、先程の土砂降りは上がっているようでしたが、やはり雲に覆われて見えず(><)


また、バスに戻り・・・


黒部ダム駅に到着(12:50)。


ここはトロリーバスの駅でもあるので、トンネルの天井部分に吊架線が見えています。


ヘルメットを脱いで、あの「秘密の扉」を抜けて、一般社会に戻ったところです。
ここで、見学会は解散。関電のガイドさんのご挨拶があり、参加者から自然に拍手が沸き起こりました。

いやあ、2度目の経験でしたが、やはり行って良かったです。
昭和の時代に日本人は、なんてすごいものを作ったんでしょう!!
Tさんご夫妻も、Kくんも、いたく感動した様子。良かった、良かった。


(エピローグ編につづく)


Posted at 2012/08/12 20:42:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 知られざる鉄道 | 日記
2012年08月12日 イイね!

再び、黒部ルート見学会に参加してきました【本編①関西電力黒部専用軌道】

いよいよ本編に入ります。
黒部ルート見学会(再び)については、こちらをご覧ください。


■2012年8月6日(月)


黒部ルート見学会は欅平駅2階のレストランの一角で参加者の受付が始まりました。
3年前のときは、黒部ダムのトロリーバス駅長室前の廊下にただ集まっただけだったのですが、今回は写真入りの身分証明書(運転免許証など)による本人確認や、金属探知機による所持品検査がありました。競争率の高い公募見学会なので「身代わり」や「なりすまし」の防止とか、テロ対策とか、いろいろ世知辛くなったものです。


受付の後、簡単なミーティングがあり、いよいよスタートです。
欅平駅の改札を入って、ホーム上をどんどん奥のほうへ進んでいきます(9:45)。
宇奈月からトロッコ電車に乗ってきた一般のお客さんには、ここ欅平駅が終点ですが、レールは欅平駅を過ぎて暗いトンネルの中へと続いているのです。

ここで、黒四発電所行きの列車を待ちます。
前回は黒四ダムを出発して、ここ欅平までのコースでしたが、今回はそれと逆のコース。
これから様々な乗り物を乗りついで黒部ダムまで行くわけですが、ほとんどが地下トンネル内とはいえ、基本的に行程はすべて登りとなります。列車もインクラインも登りに乗ってこそ醍醐味が味わえるわけなので、いやがうえにも期待が高まります。

ホームには我々見学会の参加者30人のみでなく、大勢の工事関係者が列車を待っていました。この日は月曜日だったので、今から「出勤」する人が多いのだとの説明がありました。工事関係者は月曜日に入山して現場に寝泊まりしながら作業をし、金曜日に下山するというパターンが一般的とのこと。


工事関係者に混じって約500mほどトンネルの中を進み、1度スイッチバックしたところで、竪抗エレベーターの下部に到着です。ここで列車を降りると、先頭に付いていた電気機関車がえらく古いタイプの凸型電機だったので、シッカリ写真に収めました。


こちらが、我々が乗ってきた客車です。
白いヘルメットは見学会参加者。黄色いヘルメットは関電関係者。青いヘルメットは工事関係者かな。


竪抗エレベーターに乗り込みます。エレベーターのわきに標高600mのサインがあります。
(10:06)


エレベーター内から今来たほうを振り返ったところ。


エレベーター内部。用途:人荷用、積載:4500Kg、昇降人員:36名と書いてあります。




エレベーターを降りたところ。標高800mのサインがあります。


エレベーター内に客車を引き込んでいるところ。


竪抗上部駅ではバッテリートロッコや客車の充電が行われていました。
前回は確認できなかったけれど、今回は、「客車の充電」は車内照明設備の充電だと関電の人に教えてもらいました。


竪抗上部駅からは外の景色が見えるところがあります。


ここからは白馬岳がみえるはずなのですが、雲がかかってしまい残念ながら見えませんでした。
前回と違って18~270mmの「これ1本レンズ」を持ってきているので、見えたらしめたものとおもっていたのですが・・・
(10:12)


前回と違って、こんな標識にも目がいくようになりました。


さて、また上部駅の構内に戻ります。ここからはいよいよ黒部ルートのメインである上部軌道(途中、高熱隧道を通る)になります。


先頭に付くバッテリー機関車。(10:20)


高熱部分はだいぶ先なんですが、この辺りも湿気が高くカメラも曇ってしまいます。


客車の入り口に「社客用」の文字。見学者は3両の客車に分乗しますが、どの車両に乗るかはあらかじめ指定されています。よーのすけたちは青いシールのあるこの車両でした。


客車の内部。この時はちょうど高熱部分を通過中で、ガイド氏がドアを開けて外の熱気を体感させてくれているところ。(10:44)


仙人谷ステーションに停車。(10:47)
工事列車の時刻表がありました。すぐそばには標高859mのサイン。


見学者も全員降りて外の空気を吸います。


ここからは仙人谷ダムが見えるのですが、外は土砂降りの雨です。


バッテリー機関車の運転席の写真を撮らせてもらいました。進行方向に対し横向きに座るようになっています。


よーのすけも機関車の前で写真を撮ってもらいました。


列車は仙人谷を出発して5分ほどで黒四発電所に到着しました。(10:58)
奥の壁に、標高869mのサインがあります。


(つづく)





Posted at 2012/08/12 16:56:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 知られざる鉄道 | 日記

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「28万キロ http://cvw.jp/b/138682/48815411/
何シテル?   12/13 14:52
平成11年式ロードスター(NB1)に乗ってます。クルマは好きだけどフリークじゃない。性能には全然関係ない見た目だけのモディファイに夢中の、不良になりかけた中年(...
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