LPジャケットに描かれたクルマの第11弾に
チャーリー・パーカーの『オン・サヴォイVOL2』を取り上げたのは、今からもう5年半も昔のこと。
・・・アルト・サックスの天才にしてモダン・ジャズの神様チャーリー・パーカーが「サヴォイ」レーベルに残したスタジオ録音とクラブからのラジオ中継のエア・チェック録音のすべて(練習テイクを含む)をLP7枚に収録した、クロノロジカルな企画物全集です。同様の編集物に『チャーリー・パーカー・オン・ダイアル』というやはり7枚組みのボックス入りLPもあります。パーカーを研究しているような人でないと、買ってもめったに聴かない(持っていること自体に意味がある)たぐいのものでしょう。・・・
なんてことを書いちゃってますが、あながち間違いでもないなと、今でもそう思っています(^^)
あの時は、クルマが描かれているジャケットを取り上げることにしていたため、7枚組のうちのVOL2のみを紹介したのですが、この7枚は写真家の内藤忠行さんの写真がとても素敵なので、7枚全部を「お気に入り」として紹介させてください。
これは、1976年当時、日本のCBS-SONYが独自に編集企画したもので、初回プレス盤のみが内藤さんの写真によるジャケットとなっているのです。(のちに再発盤として出た時はパーカーの顔写真がジャケットになっていました。)
5年半前のブログにも書きましたが、1977年に大学の5年生をやっていたよーのすけは、学費を稼ぐためにJAZZ専門のレコード店でアルバイトをしていたのですが、50年近く古色蒼然たるたたずまいのまま続いてきたそのお店も、昨年の暮れに通りを隔てて移転して新装開店となり、よーのすけの青春の記憶をとどめる場所がまたひとつ都内から消えたのでした。
Posted at 2011/01/22 15:42:29 | |
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JAZZのLP | 日記