JR横須賀駅のすぐ前に、江戸末期から明治期にかけて、横須賀造兵廠その他の近代施設の建設を指導し、日本の近代化に貢献したフランス人技師フランソワ・レオンス・ヴェルニーを記念したヴェルニー公園があります。
米海軍基地や、海上自衛隊の基地を見渡すことが出来るこの公園は、この時期バラが満開です。
今日は天気予報どおり夕方に雨が降りましたが、それまではとてもいい天気。
たまには親孝行もしなきゃ、ということで母にバラを見せました。
ところで、日本人が好むサクラは、じつはバラ科の植物なんですね。
ヨーロッパ的なものを象徴するかのようなバラは、たしかにフランス式庭園に良く似合います。
以下は、あるHPで見つけた文章の抜粋。
----------
バラには桜花のもつ純真さが欠けている。
それのみならず、バラは、その甘美さの陰にとげを隠している。
バラの花はいつとはなく散り果てるよりも、枝についたまま朽ち果てることを好むかのようである。
その生への執着は死を厭い、恐れているようでもある。
しかもこの花はあでやかな色合いや、濃厚な香りがある。
これらはすべて日本の桜にはない特性である。
私たちの日本の花、すなわちサクラは、その美しい粧いの下にとげや毒を隠し持ってはいない。
自然のおもむくままにいつでもその生命を棄てる用意がある。
その色合いはけっして華美とはいいがたく、その淡い香りには飽きることがない。
----------
よーのすけは、バラの馥郁よりもサクラの気品のほうが好きです。日本人なんだなあ。
Posted at 2011/05/22 23:33:25 | |
トラックバック(0) |
徒然 | 日記