
久しぶりにイベントの仕事で岡崎へ行ってきました。
いや、イベントのお仕事は18日(日)の午後だけだったので、会社からは日帰りの出張をいわれていたのですが、地元スタッフとの「交流」のため、「自己都合」で前日から岡崎入りしました。
振り返ってみれば1年ぶりになります。
ちょうど1年前のこの時期に、やはりお仕事で岡崎を訪れ、タイトルのとおり
「岡崎はJAZZの街」なのを確認して、大いに楽しんだものでした。
今回は、前日の土曜日(17日)に早稲田大学の
ハイソサエティー・オーケストラが岡崎でコンサートをやるらしいという情報を、事前に地元スタッフが知らせてくれていたので、それを聴いた後、例のサテンドールへ繰り出そうということになりました。

400人入りの会場はほぼ満席で、よーのすけたちは早い時間に開場入りしたので、前から2列目(1列目は来賓席となっていて、早大のOBたちが陣取っていました。)というかぶりつきの席をゲットできました。コンサートの開始時に、早大の応援団とチアガールが来て、母校ではないのでよくわかりませんが、早大の応援歌を歌うのを聞いてあまりの場違いさに唖然としました。学生バンドって、あんなことをするのがしきたりなんでしょうか。
ま、それはさておき、早大ハイソサエティー・オーケストラは、さすが学生ビッグバンドの雄だけあって、分厚いブラスサウンドを聴かせてくれました。こういう地方遠征のメンバーの編成上の都合なのか、18人のメンバーの半分は女性でしたが、かわりがわりソロをとる姿も堂々としていて、なかなかのものでした。

17時半、早大ハイソのコンサートが終了した後、サテンドールの開場まで時間があるので、名鉄東岡崎駅のビルの中にある喫茶店で、名古屋名物「あんかけスパゲッティー」なるものをいただきました。見た目はあまり美味そうではないのですが、食べてみればなるほど、いかにもなB級グルメ感満載の味。 う~ん、今日は「まあまあ」とか「なかなか」とかの感想の多い日なのかな。

さて、いよいよやって参りましたDINNING & JAZZ BAR
岡崎サテンドールです。
相変わらず怪しげな外観の建物ですが、中へ入ると煉瓦造りの壁に木の床で、居心地のいい空間。
偶然なのか、今夜の出演も1年前と同じ「ジャズ食堂満腹楽団」。ドラマーの佐野さんがよーのすけを覚えていて下さって、演奏が始まる前からいろいろお話させていただきました。



写真は左から、番八十八(p)、小森淳(g)、マッキー(b)、佐野裕幸(ds)の4人。本当は今日はもう一人テナーサックスが加わるはずだったのですが、ドタキャンになったみたいでした。ベーシストも普段の野本謙之さんではなく客演というようなかんじでしたが、皆さん素晴らしい演奏でした!
番さんのピアノといい、小森さんのギターといい、地元スタッフの一人は、実はあまりJAZZが好きではなっかったようなのですが、昼間っからJAZZ漬けのこの日、特にこの二人の演奏にすっかり魅了されはまってしまったみたいです。
じっさい、彼らの実力は六本木あたりで演奏しても全く遜色ないと思います。素朴な学生ビッグバンドに、B級グルメで今ひとつ満腹感のなかったこの日の締めくくりを、「ジャズ食堂満腹楽団」はしっかり満たしてくれました。
ただ一つ不満なのは、サテンドールにやはりお客が少ないことです。「岡崎はJAZZの街」なんて言いながら、それは行政のかけ声に過ぎないのか、ホント、
もったいないですよ!愛知県の人!!

翌日の日曜日は、お仕事のイベントは午後からなので、午前中、一人で市立図書館(りぶら)の中にある
内田修ジャズコレクション展示室を見に行きました。たっぷり時間をかけて、「レコードコレクション複写資料」を拝見しましたが、中にはコピーのトナーが薄れてしまい、よく読めないものがあったりして、整然と並んだ製本の外観とは裏腹に、資料の内実は劣化し始めていて危険な状況であるように思われます。
そういえば、早大ハイソサエティー・オーケストラの学生たちも見学に来て、試聴コーナーで思い思いにヘッドホンを耳に当てていました。
Posted at 2011/12/19 18:44:40 | |
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