
酷暑の日々が続きますが、よーのすけは割と元気です(^^)
久しぶりに「知られざる鉄道」シリーズの更新をいたします。
鉄道ファンのジャンルでいうと、よーのすけは「乗り鉄」なんですが、JRや民鉄など国の「鉄道事業法」に基づいて運営されている全国の鉄道路線の「乗りつぶし」に関するブログは「乗り鉄」に、「鉄道事業法」に基づかない(=時刻表に載っていない)もの、言い換えれば遊園地の豆汽車の類に乗ってきたブログは「知られざる鉄道」とブログカテゴリーを分けて報告しています。
■2013年8月11日(日)
行ったのは、栃木県那須町の
りんどう湖ファミリー牧場。ここに、タイトルにもあるようにアプト式スイス鉄道なる遊覧鉄道があるので、それに乗りに行ったというわけです。
涼を求めて那須高原へ向かったはずなのに、東北道那須ICは午前10時過ぎの時点で34℃。都内は40℃近かったはずなので、それでも涼しかったのかもしれませんが。

りんどう湖ファミリー牧場は、那須ICから20分ほどですが、ICよりは少し標高が高い場所に位置しているので、心持ち涼しかったです。

園内は大きなりんどう湖(人工の湖)を中心に動物とふれあえるゾーンや乗り物ゾーンなどがあり、スイス風の建物が配置されて、テーマパークのような造りになっています。背景に茶臼岳も望めて眺めもよろしい。

こちらがスイス鉄道の「湖畔駅」。

車内の様子。

途中にすれ違い部分があって2輌の電車が交互に運転しています。

こちらが終点の「牧場駅」。
この遊覧鉄道は延長700mのU字型の線路を行ったり来たりしているのですが、運転台は片側にしかない「単端式」なので、どこかで方向転換をする必要があります。「湖畔駅」では発車するとすぐにループ線に入って向きを変えたのですが、こちらの「牧場駅」は、駅(ホーム)そのものが転車台に乗っていて、ホームごと回転するようになっていました。
ホームごと回転する様子を動画に撮ろうとしたのですが、カードの容量がいっぱいになってしまい途中で途切れてしまいました。

「牧場駅」の手前の200mほどはラックレール(アプト式)になっていて、車体側の歯車とかみ合うガタガタガタ・・・という大きな音がします。後で調べたところ、ラックレール区間の勾配は38‰なので、ラックレールの必要性はあまり感じられないのですが、アプト式スイス鉄道と銘打っているし、遊覧鉄道なのでそこはツッコマナイことにしましょう。
(アプト式で有名だった旧国鉄の信越本線碓氷峠は最大66.7‰)

運転台(左)とラックレールの終端部分。
軌間は762mmで、線路脇の第3軌条から集電する方式。緑の田園風景の中を赤い軽便鉄道が走る姿はスイス鉄道の名に恥じない一幅の絵のようでした。
Posted at 2013/08/13 21:17:19 | |
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知られざる鉄道 | 日記