
この前の土日を使って、南東北の遊覧鉄道を2つ訪ねてきました。
1つは、
やながわ希望の森公園(福島県伊達市)のSL「さくら1号」。
もう1つは、
松山御本丸公園(宮城県大崎市)の「松山人車軌道」。
どちらも大変興味深い乗り物で、はるばる訪ねた甲斐がありました。
空は高く、風はさわやかで、ターくんも絶好調(^^)/
1泊2日のショートトリップの様子をレポートします。
まずは初日の分から。
■2013年9月28日(土)
東北道浦和ICから国見ICまでは、距離にして約285Kmなので、ゆっくり走っても3時間程度の行程のはずなんですが、この日は未明に大きな事故があったらしく、羽入ICから館林ICまでが上下線とも通行止めになっていました。
事前にTVニュースでそのことを知っていたので、少し早めにスタートし、館林ICまでは下道で行こうと考えたのですが、行ってみると東北道に並行する国道122号線はしばらくはよかったのですが、途中から上下線とも大渋滞。全く動かない状態になってしまい、最悪の場合、予定変更もありかと考え始めたところ、渋滞の中でたまたま前に止まっていた軽トラから知らないおっちゃんが降りてきて、「抜け道を知っているからついて来な」と言われ、狭い路地や田んぼのあぜ道をクネクネと誘導され、だいぶ迂回した形ではありますが、この大渋滞を無事に回避することができました。親切な人っているもんなんですね。
そんなわけで、浦和から館林までは3時間、館林から国見までは2時間で走破し、13時過ぎに目的のやながわ希望の森公園に到着することができました。

阿武隈急行の「やながわ希望の森公園前駅」から公園入り口まで約800mを結ぶ軽便鉄道(軌間762mm)で3輌の客車を牽いた蒸気機関車が行ったり来たりしています。
(毎年4月~11月の土日のみ運行。)
終端の2つの駅にはそれぞれ転車台と機廻し線があり、毎回、機関車の付け替えが行われています。

乗車券は車掌さんから買うようになっていました。往復で500円。

機関車の運転台のすぐ後ろに積まれた石炭。

勾配標や距離標なども本物の鉄道のように線路脇に完備していて、鉄道ファンの心をくすぐります。

客車の内部。クロスシートで1輌の定員は24人。(この日はよーのすけのみでした。)
風向きにもよるでしょうが、客車に座っていると、石炭の煙が漂ってきます。子供の頃、学校の教室にあった石炭ストーブの臭いを思い出して懐かしくなりました。

公園の中には大きなため池があり、自然がいっぱいです。
このため池の堤の上から、軽便鉄道の機関車の入れ替え作業の様子がよく見えました。
動画で撮れば良かったのですが・・・、スライドショーでご覧ください。

よーのすけが鉄道に乗っている間、駐車場でお留守番をしていたターくん。うーん、かっこいい!(^^;
のんびりした時間を過ごした後、この公園を後にして、再び東北道に乗り、仙台の北、古川ICまで行き、新幹線の古川駅近くのビジネスホテルに投宿しました。
この日の走行距離 515Km(横須賀~浦和~館林~国見~古川)
Posted at 2013/09/30 12:06:41 | |
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知られざる鉄道 | 日記