
ゴールデンウィークの最終日、和歌山県有田郡金屋の
有田川鉄道公園に行ってきました。
今から20年くらい前、和歌山に赴任したことのあるよーのすけにとって、目的地の付近はまんざら知らない土地ではないのですが、かつて走っていた有田鉄道が廃止され、レールも撤去されたうえに、当時は影も形もなかった真新しい道路が整備されたりして、すっかり雰囲気が変わってしまっていました。
なぜここへ来たかというと、実は4月の半ばに、みんカラユーザーの
まんぼう♪さんから次のようなメッセージをいただいていました。
はじめまして
乗りたいリスト、参考にさせて頂いています。
私はリストの8割が未乗で、追い付けそうにありません…
リストに無い路線で、
帯広競馬場バックヤード
王滝森林鉄道
南部縦貫七戸駅
有田鉄道金屋口
などは、私の次の候補です。
これからも、よい旅を!!
自分の乗りたい路線を一覧できるリストがどこにもなかったから、仕方なく
『いつか乗りたいリスト』として自分で作っていたのですが、それを参考にしてくださる方が現れたとは!
ビックリしながらも嬉しいです。
いただいた情報も大変ありがたいです。王滝森林鉄道以外は初めて知りました。
メッセージをいただいた時点では、まもなく大阪へ引っ越すことになっていたので、有田鉄道金屋口には早めに行けるだろうと考えていたのを、さっそく実践したというわけです。

公園の入り口には D51-1085号。テンダーの側面に掲示された説明板によると、1944生まれで75年に引退するまで32年間で212万Kmを走行したとのこと。地球を約50周したことになうそうです。
ここから芝生広場を挟んで、トップ画像の有田川町鉄道交流館があります。

交流館の入場料は200円。中に入るとNゲージの鉄道ジオラマがデーンと構えています。おくの壁際にはHOゲージのジオラマも。模型を持ち込んで運転することも出来るらしい。

交流館に隣接するウッドデッキのプラットホームにディーゼル機関車と貨車が展示されています。

屋根つきの車庫に元紀州鉄道のキハ605。

さらに億へ進んでいくと、旧有田鉄道の金屋口駅がほとんどそのまま保存されているのですが、その途中にレールバス(ハイモ180-101)が佇んでいました。

交流館へ戻ると、ウッドデッキの上に模型の列車があったのですが、脇に3台置かれたトレーニング用のエアロバイクを漕ぐと動くようになっているのでした。

交流館の横に停車中のキハ58-003に乗ります。土休日には体験乗車として、11時、13時、14時、15時に約400mのレール上を1往復しているとのこと。乗車賃は1回100円です。よーのすけは13時の回に乗りました。

金屋口駅のホームに止まったところ。有田鉄道が現役だったころ、もちろん乗ってここまで来たことはありましたが、「体験乗車」という形で乗ると、また全然違う印象です。

車内は国鉄時代のローカル線そのものですが、細かく見ると国鉄仕様とは異なるところが多々あるんだそうな。前面展望も雰囲気があってよろしいのですが、運転中は席を立たないようにとの注意があり、この写真は停車中に撮ったもの。

楽しんだ帰りに蒸気機関車とターくんのツーショットを撮りました。
Posted at 2014/05/06 23:13:38 | |
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知られざる鉄道 | 日記