
RSアイザワからの帰路を北陸道経由でうんと遠回りしようと考えて関越道から上信越道を走っているうちに、急に思い立って、長野駅の近くに宿をとることにしました。アイザワを出たのがけっこう遅かったこともあるのですが、夜中中走るのもつらいので、適当なところで休憩しようと思っていたのでした。
上信越道の横川SAで休憩中にスマホで検索して、宿は確保できました。
事前に準備も計画もしていなかったので、時刻表を持ってきていませんが、たいがいのことはスマホでなんとかなるもの。北陸新幹線と、並行在来線の時刻表を検索して、翌日の大まかなスケジュールを決めました。
【旅程表】
長野6:11(はくたか591)-金沢7:38
金沢7:57(IRいしかわ鉄道)-富山8:55
富山9:00(あいの風とやま鉄道)-泊9:48/10:29(えちごトキめき鉄道)-直江津11:43
直江津12:12(えちごトキめき鉄道)-妙高高原13:06
妙高高原13:10(しなの鉄道北しなの線)-長野13:52
2015年7月20日(月・祝)
朝5時半起床。チェックアウトの際、駐車場に預けてあるクルマを昼過ぎまで置いておけるかと尋ねると大丈夫ですとの返事。安心して出かけられそう。ついでにフロントに荷物も預け、身軽にして長野駅へ。

早朝の長野駅には、新幹線車輌が整列していました。
これから乗るのは「はくたか591号」。長野始発で金沢までの一番列車です。
東京から来る一番列車は、長野駅7:41発の「輝き501号」ですが、スタートが遅くなると長野駅へ戻ってくる時間がそれだけ遅くなるので、選択肢からはずしました。
ちなみに「かがやき」は東海道新幹線で言えば「のぞみ」タイプ、「はくたか」は「こだま」タイプの各駅停車です。

7:38定刻どおり金沢駅に到着。

金沢での滞在時間はわずか20分足らずのため、駅の全貌を眺めることも叶わず(苦笑)

7:57発富山行きのIRいしかわ鉄道の電車に乗りました。旧国鉄413系電車です。

富山駅にて。521系電車に乗り換え。
左隣は高山線のキハ120か。

黒部駅付近の車窓風景。遠くに立山連峰、手前は青々とした田んぼ。我が国の国土の美しさをしみじみと感じる瞬間です。

泊駅にて。写真が小さくてわかりにくいですが、手前の3両編成の電車が今乗ってきた電車。奥の1両編成の車輌に乗り換えです。

こちらが、これから乗るえちごトキめき鉄道のET122系気動車(JR西のキハ122がベース)。旧北陸本線は全線電化されていたので、これまでは当然電車が走っていたわけですが、3セク化にともないわざわざディーゼルカーを導入したのは、糸魚川近辺に交流直流の切り替え区間(デッドセクション)があるためで、交直両用電車で運用するのは経営規模の小さな3セク鉄道会社には負担が大きいためと言われています。

11:43直江津着。駅名看板にJAZZのイラストがあるのは何故なんだろう(謎)

直江津から長野までは、旧信越本線のレールを行くことになります。途中の妙高高原まではえちごトキめき鉄道のET127系電車(JR東のE127系電車)となります。さっきのET122系気動車はJR西、このET127系電車はJR東と、えちごトキめき鉄道の設立はには複雑な裏事情がありそうですね。

13:06妙高高原駅に到着。近くの赤倉リゾートスキー場へは毎年のようにクルマで来ているけれど、電車でこの駅のホームに立つのはすごく久しぶりです。

ここでしなの鉄道の115系電車に乗り換え。

13:52無事に長野駅に帰ってきました。
ビジネスホテルに戻り、預けておいた荷物とクルマを受け取り、北陸道経由で21時過ぎに、無事に大阪へ帰ってまいりました。
これで、
JR東日本 北陸新幹線(未乗)長野~上越妙高 59.5Km
JR西日本 北陸新幹線(未乗)上越妙高~金沢 168.6Km
IRいしかわ鉄道(未乗) 金沢~倶利伽羅 17.8Km
あいの風とやま鉄道(未乗) 倶利伽羅~市振 100.1Km
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン(未乗) 市振~直江津 59.3Km
〃 妙高はねうまライン(未乗) 直江津~妙高高原 37.7Km
しなの鉄道北しなの線(未乗) 妙高高原~長野 37.3Km
と一気に未乗区間を制覇できました。
この結果、民鉄部門での未乗区間はなくなり、久しぶりに「全線完乗」と言える状態になりましたが、JRに関しては、東日本大震災からの復興に伴い一部線路の付け替えが行われた箇所
仙石線(陸前大塚~陸前小野)5.2Km
石巻線(浦宿~女川)2.3Km
仙石東北ライン(松島~高城町)0.3Km
の3箇所を残すのみとなりました。
Posted at 2015/07/22 18:39:00 | |
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乗り鉄 | 日記