11月に入ってから最低気温が急激に下がっていて、タイムアタックシーズン突入を感じさせてくれます。自分の前回の富士エイトリアンカップ終了後からしばらく動き梨でしたが、そろそろシーズンインの準備をするためにたたき起こしました。
まずは整備です。
①エンジンマウント交換
RX-8・・・というか、ロータリーの泣き所、エンジンマウント。その昔FC時代のチョンボの影響で、エンジン脱落防止のためにマウントがくたびれるとすぐにフレームに当たってしまい、振動が大きくなってしまいます。特にRX-8はエンジンマウントが柔らかいため、サーキット遊びをしていると右側は2年ほどしか持ちません。
ということで、右側マウントを交換しました。
詳細はこちら。部品は純正を使いました。社外の強化ゴムマウントもあるのですが、左側マウントがくたびれるまでは純正を使います。
②プラグ交換
こちらは年一回の恒例行事。いくらプラグに厳しいロータリーとは言え、街乗りだけではここまで高頻度に交換する必要がありませんが、サーキット遊びをしているため高頻度交換は仕方がありません。
プラグ消耗は良好でしたが、問題はコード側。水が入って錆びています。これは間違いなく、コードの差し込み不足。つまり前回の自分の作業ミス・・・orz こうならないように、プラグコードは最後までかちっと差し込みましょう。
使った部品はNGK製純正ですが、#7+#9ではなく、マツダスピード用の#8+#9です。ここ数年はこのマツスピ純正を使っていますが、特に問題はありません。
③プラグコード交換
プラグ錆びが見つかったら、プラグコードも錆びてるはず・・・やはり錆びてました。こちらも交換です。部品はいつものNGK製、必要十分の性能である上安いので、消耗品扱いで交換できるのがありがたいです。
④フロントリバウンドストローク調整
今年夏にショックをLEG ATTACKダンパーに変更時、フロント側はヘルパーを入れてもらいましたが、潰しきって使っていませんでした。実際に走ってみて、もう少しフロントのリバウンドストロークが欲しいと感じたので、このヘルパーを使ってストロークを調整します。
スプリングシートを下げてヘルパーを伸ばし、同量だけ全長を伸ばせば、車高を変えずにストロークバランスを変えることが出来ます。全長調整式の良いところですね。
⑤フロントブレーキオーバーホール
2014年から導入した、プロジェクトμの4piston×4pad。4シーズンノンオーバーホール・ノントラブルで頑張ってくれました。しかし先日のタイヤ交換時に、右フロントが引きずっていることが発覚し、オーバーホールしました。
こちらの作業は八屋に行ってもらいました。八屋曰く、ダストシールはカチカチだったとのこと。オーバーホール後は車の転がりが良くなり燃費が向上しました。熱性能が良いキャリパーとは言え、3年~4年毎にオーバーホールした方が良さそうです。
さて、ここで八屋に車を持っていったついでに、車のアップデートをしてもらいました。
⑥フロントロアアーム フルピロ化
ここ数年、左フロントタイヤの外側が真っ先に減ってしまう現象が続いていました。間違いなく、キャンバー不足です。手応えとしてはキャンバーを増やさなくてももっとタイムは出せそうでしたが、最近の高価なタイヤがすぐ無くなってしまうのはもったいなさ過ぎるので、キャンバーを増やすためにピロ化しました。入れたのはスーパーナウ製の偏心ピロです。
ついでに、キャスター側、ショック側もピロ化しました。キャスター側はノーマルと偏心とありますが、こちらも偏心にし、将来はキャスター角を増加できるようにしました。現状では調整ボルトをキャスター最小にし、キャスター角が純正で最大よりももう少しついている状態です。またキャスターを増やせますが、そうするとフルステア時にフェンダーとタイヤが干渉しそうなので、対策してから実施します。ショック側は、ここをピロ化しているとショックが長持ちする・・・のですが、それはショックアッパーがピロの場合。LEGのATTACKは強化ゴムなので、それほどの効果は得られないとは考えています。まぁ、ショックアッパーもピロ化は可能ですし、物はついでなので導入しました。
RX-8のサーキットアタッカー間でフロントキャンバーピロが流行って4年、ようやく私も変態偏心ピロ化完了です。
あとは、現状の月月火水木金金状態をなんとかしのいで、サーキットに行くのみです。
Posted at 2019/11/12 19:29:38 | |
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