
19日は仕事で地方巡業があった。東海地区の片田舎。
時間があったので,川崎から東海道線でトコトコ,乗換駅まで行った。
列車の揺れは心地よい眠りをくれる。
慌ただしい都会を背に,贅沢な時間を享受する。
乗換駅でローカル線に。3両編成の列車。
1時間に1本しか来ない列車は,緑鮮やかな田園風景をトコトコ走る。
東海道線で散々寝たので,曇る窓ガラスを拭き拭き景色を眺めていた。
生憎の雨だが,田んぼの苗が喜んでいるようで,「美味い米に育ってオクレ」とエールを贈る。
しかし。
ある駅で停まった列車は,再び動き出そうとしない。
ほどなくアナウンスが,「雨のため運転を見合わせる」と。
それほどひどい雨には思えないが。
実は1時間に1本しかないダイヤのおかげで,早く着きすぎることを憂慮していたのだが,この足止めで帳尻が合うと内心喜んだ。
辺鄙な田舎なのにFOMAはバッチリ使えるので,ネットサーフィンなんぞを楽しんでいたが,あに図らんや予想以上に列車はホームにうずくまったままだ。
目的地まではまだ1時間はかかる。そろそろヤバくなってきたよ。
ホームに降りて,携帯電話で他のメンツの動向を探る。
営業部員が二つ先の駅に居ることが判った。
1時間に一本のダイヤにもかかわらず、2つ先の駅に居るということはかなりの時間、足止めを食っているのだろう。その列車が雨の影響で止まっているため、私の乗る後続列車が手前で待っている状況のよう。
メーカーの技術者は,別経路でのアプローチで被害は少なかったようだ。
最悪,当社の私と営業が辿り着けなくとも,メーカーの人間だけでもなんとかなる。
しかし当社が中間マージンを稼ぐためには,用は無くとも現場に立ち会うことが肝要だ。
無情にも時は過ぎる。雨は止まない。
駅のアナウンスは,その列車が引き返すようなことを仄めかし始めた。
私にとって,引き返してリカバリは利くのか?
土地勘が無いので,どんな選択肢があるのかも分からない。
こうなったらタクシーを飛ばすしかないか。
電車で1時間かかる道程,タクシーではいくらかかるんだろう。そしてこんな田舎にタクシーは捉まるのか。
上司に電話をかけタクシーを使う許可を得ると,すぐさま2つ先の駅で囚われの身に窶している営業を救出に向かう。
幸い駅のロータリーには客待ちのタクシーが何台も居た。
営業部員が待つ二つ先の駅に着くと,タクシー待ちの別のグループが歓喜の表情で迎えてくれたが,その目の前で営業部員を乗せ走り去る。
営業部員に聞くと,別の団体がその駅に居たタクシーを根こそぎ持って行ってしまったとのこと。
タクシーで山を越え,なんとか時間通りに客先に辿り着いた。
帰りは久々に新幹線に乗った。
営業部員は目を潤ませて,「ロマンスカーに乗りたいの」と言って別行動だ。城西地区の人なので,新宿行きが便利なのだ。
静岡県は都道府県で最も新幹線の駅数が多いそうだ。しかし『のぞみ』が停車する駅は皆無だ。そして私が利用する駅は『ひかり』も滅多に停車しない。
必然的に『こだま』で品川まで行くことにし,缶ビールを買って一人祝杯をあげた。
しかし新幹線,トンネルが多くてFOMAが繋がらない
往路はSuicaを使ったのだが,降りた駅がJR東海だったため,クローズ処理が未完だ。
便利なSuicaも,他の会社のテリトリーではかえって不便だ。
Suica,関西では使えるのになぁ。
列車と言えば,よく利用する京急の横浜駅が改築される。22日新装開店だ。
今まで上下線2つの乗り場しか無かったのが,2階建てになり4つの乗り場に増えるのか?と思ったが,ただ混雑緩和のために階を分けただけらしい。
各駅の特急通過待ちを,横浜駅でできるようになると便利なんだが。
Posted at 2006/07/20 00:20:57 | |
トラックバック(0) |
仕事 | 日記