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みそじるのブログ一覧

2012年07月30日 イイね!

【汁こぼれ音楽選vol.6】白い午後。

暑い日が続く。正直ウンザリだ。

しかし、ガキの頃は暑ささえ喜びだったことを思い出した。
やっぱり、夏休みは暑くなくちゃな。

なんだか知らんが、暑いだけでもなんか楽しくなってたあの頃。
オールタイム=ローテンションなヒネガキであった俺でさえ、夏休みのカンカン照りには何故か心躍らせたものである。

「8月が1000もあるような、白い白い午後」

この一行だけで、あの高揚感がよみがえってくると同時に、もう過去のものであるという切なさがこみ上げてくる。

コシアキトンボさんのブログや爺猫さんのコメントを読んで、この歌詞を思いだした。
なんだか、泣けてくる。



これのあとに、「ごはんができたよ」を聞いたら涙腺が決壊した。

Posted at 2012/07/30 23:47:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | 音楽関連 | 音楽/映画/テレビ
2012年07月28日 イイね!

【汁こぼれ音楽選vol.5】中道の王道。

【汁こぼれ音楽選vol.5】中道の王道。またもや、いーんぢゃさんのブログTommy Flanagan / Eclypsoに乗っからせていただいてと。

トミー・フラナガン。数多くの名盤にサイドマンとして参加、名演の陰にトミフラあり、誰が言ったか知らないが「最優秀助演賞受賞者」と名高い。

しかし、トミフラ自身がリーダーのアルバムをそんなに残していない(ちょっと自信なし)。

いーんぢゃさんのところで紹介されていた、オーバーシーズもその一つ。オーバーシーズが57年録音で、トミフラの初リーダー作である。

俺がここで紹介したいアルバムは、Eclypsoである。オーバーシーズでも演奏された自身のオリジナル曲をタイトルにし、二十年後の77年に録音したアルバムである。
ドラムはオーバーシーズと同様、エルビン・ジョーンズ。ベースはジョージ・ムラーツに変わっている。

これは、たまたま大学時代に、中古屋で投げ売りしていたものを、「トミー・フラナガン」という名前だけはしっていたので、どんなもんかと買ってみたもの。
ジャケットもそんなに意匠をこらしたものでもなく、たいして購買意欲をそそられるようなものでもない。正直、「だせぇ」と分類されるデザインである。失敗してもいいやって感じだったのだが、これが大当たりだった。

購入当初は、そんなに気に入ってるわけでもなかった。ところが、就職して間もなく、ふと目について聞いてみたら、じつにいい。以来、いちばん聞いているピアノトリオアルバムになってしまっている。

このアルバムでの演奏が格別革新的なわけでもなく、歴史的な価値があるわけでもない。トミフラ自身、強烈な個性を持ち合わせたプレイヤーではなく、アドリブ・スイング感・ブルース感・テーマを弾きこなす技術、バッキングの和音の自然さ等々が実にバランスが良いというプレイヤー。それゆえサイドメンとして数多くの名盤に名を残した所以であるわけだが。

 しかし、このアルバムは、とにかく「飽きない」。ナンボ聞いても「飽きない」。そのバランスを、高次元で極めるとこうなるのかと。

 聞くたびに、スイングの高揚感、ブルースの泥臭さ、洗練されたリズム、3人の一体感、それでいてトリオおれぞれの特色を消さないバランスの良さが際立ち、満足感を得られる稀有なアルバムなのですわ。
 ムラーツのメロディアスかつスインギーで粋なベースライン。エルビンの相変わらず手数は多いテクニカルでありながら、スイング感抜群で、周囲を煽りに煽り、より高みに登らせるドラミング。そこにトミフラの「中道」を極めた肩意地の張らないピアノが、遊びゴコロ満載かつ縦横無尽に駆け巡るわけですよ。「中道」を極めたものが辿りつく「王道」タマラン。

 もちろん、俺個人の感想なんで、ツマランひとにはツマランわけですが、こればかりは聞き込めば聞き込むほど手放せなくなるアルバムと強く主張したい!!!!トミフラが格別に大好きというわけではないのだが、兎に角このアルバムが大好き。

 オーバーシーズと比べるのも楽しかろうと、タイトル曲の「eclypso」を探したのだけれど見つからないの。なんで、このアルバムでもっともエモーショナル(俺比較)で俺も大好きな「oleo」でご勘弁を。


Posted at 2012/07/28 11:33:05 | コメント(4) | トラックバック(0) | 音楽関連 | 音楽/映画/テレビ
2012年07月05日 イイね!

【汁こぼれ音楽選vol.4】ダニッシュテクニシャンとカタロニアの太陽

いーんぢゃさんのこちらのブログで、ケニー・ドリューのピアノトリオの名盤「ダークビューティ」を紹介していた。ネタに乗っからせてもらいます。
このアルバムのベーシスト、ニールス・ヘリング・オルスタッド・ペテルセン(なげえ)のベースがいいのよ。
ケニードリューは欧州移住してまして、晩年のコンピネーションアルバム「オシャレ系ジャズ」の印象から、コアなファンからけっこう不当な評価を受けていたイメージがある。
だが、この欧州移住でデンマークを拠点とし、ニールス・ペテルセンを得るわけですな。

ペテルセンのベースは、高速フレーズの超絶技巧。ウッドベースでそんなフレーズ出てきますかという恐ろしさ。正確でズレのない音とあいまって、味がないとか、ソウルが足りないなどと言う輩も多い。
でも、俺は好き。おそらくロックとかフュージョン系に親しんできた連中には、たまらない音だと思う。

で、今回思い出したのはケニードリューではなくて、スペイン、カタロニアのピアニスト、テテ・モントリューのアルバム「Tete!」。ユーロでスペイン優勝したことだし、実にタイムリー。まぁそれはべつとしてこのジャイアント・ステップを聞いてほしい。

饒舌な音の洪水って面ではコルトレーンと同じかもしれないが、カラーは全く持って正反対。
太陽の真下で、からっとした影のない自己主張の連続。まさにラテン系バーチュオーゾ。カタロニアでさんさんと輝く太陽ですな。
しかもこのペテルセンのベース!!!素晴らしい。アルバート・ヒースの軽快かつソリッドなドラミングもビッタリハマってるし。っていうか、掛け値なしに「かっこ良い」!!
でも、この「影のなさ」がいまいち好かれない理由なのかなぁ、残念。
Posted at 2012/07/05 21:25:07 | コメント(5) | トラックバック(0) | 音楽関連 | 音楽/映画/テレビ
2012年05月28日 イイね!

【汁こぼれ音楽選vol.3】自爆にご注意。

 悪ノリでまたも音楽。

 たまには、若々しい所も見せておかねばと奮起・・・ってほどでもないか。

 実は、インプレッサ初乗りの際、このバンドのこの曲もいいなぁと思ったのだが、余りにも俺がノリ過ぎて暴れるので断念。


 しかもタイトル「CRUSH」じゃ、新車の初乗りには無理っす。

 多分、お好きな方には堪らない、「SOIL&"PIMP"SESSIONS」。
 Coolとは、こ奴らを言わずして誰を言うのかと。

 バリバリのビバップファンは眉をひそめるかもしれんが、ハードバップ+ロック+パンク+ファンク+クラブミュージックの高次元ミクスチャーは必聴。本人たちは「デス・ジャズ」と称し、一般的には「爆音ジャズ」と呼ばれている。

 アーシー且つファンキーなテーマとリフは特大ニンニクマシマシチョモランマ。それでも涙目でもう一杯追加してしまうほどの激爆な格好よさ。見事に理性がぶっ飛ぶので、ドライブ中の鑑賞はハゲシクお勧めできず、自爆にご注意であります。

 PVでは少なめのアドリブではあるが、ライブ盤では、そんじょそこらの正統派4beatバントよりも勢いのあるバリバリのインプロビゼーションを披露。
 トラメガでアジる社長がスーパーCool。アジテイターといえば、スカパラの今は亡き伝説スキンヘッドギムラを思い出すが、社長は異常。
 ホーンセクションが超絶パワフル。ゴリゴリウネウネの変態系Saxプレイヤー元晴。疾走するパワートランペッター、タフゾンビ。
 滅茶苦茶なフロントマン達をささえるリズムセクションがまた素晴らしい。
 鍵盤の丈青の確かなテクニックから繰り出される創造性豊かで攻撃的且つ堪能的なアドリブ。多彩なリズムをドライブ感を失わず破綻せずに叩き切るドラマーみどりん。音楽の背骨、エネルギッシュなベースラインを奏でるWベースの秋田ゴールドマン。

(アドリブ堪能するならこちら。AIE!!!Live Ver. これ最高よ)
 

(野外フェスの楽しそうなご様子。POPKORN)


 俺は、「アシッドジャズゥ?クラブジャズなんざ邪道なんだよ!」という偏った環境にいたため(環境のせいにしちゃいかん)、長らく触れることはなかったが、一発目にライブ映像をみてぶっ飛んだ。なんて勿体ないことを俺はしていたんだと。
 既に80を超えたJazzGaint達の来日公演を有り難がり(いや、功績を否定するわけでなく、旧態然としたものを有り難がる一例としてね)、雰囲気を求めカクテルJAZZで格好つけることのアホらしさ。むしろ、一線の生きたクラブシーンで評価されることの凄みってのが伝わってくる。カッコいいもんは、カッコいいで評価すべきだわ。

 でもね、こんなこと書いてもJazz系はホント、よくわかんないのよ。いくら聞いても、系統解らんし、歴史や理論は意味不明。恐ろしいほどのコアなファンが多いので、触れるのは恐れ多いのよね・・・。真にJazzを愛するファンの方々、申し訳ないっす。俺なんざ、半端もんですはい。

Posted at 2012/05/28 17:49:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽関連 | 音楽/映画/テレビ
2012年05月25日 イイね!

【汁こぼれ音楽選vol.2】沁みる歌2。

 お気に入りの音楽を紹介するのもいいかなと、「のりこえるの歌」を紹介するブログUPしてみたものの、よくよく考えたら、紹介できるほど色んな音楽を聞きこんじゃいねぇ。結婚してからというもの、アルバム買ったことは殆どないし。

 しかも、みんカラで音楽紹介しているブログを見てみると、これがまた非常に面白いし、色んなジャンルを聞くことが出来るので、見識も広がる。いっそのこと、コメント参加だけで楽しむ方が、お手軽だし、必要以上には恥をさらすこともないとも考えた。そうそうネタも続きそうにないし。

 だがしかし!どうにも露悪趣味的傾向が俺にはあるらしく、貧相なリスニング歴でもなんでも、晒してみるのもまた一興ではないかと開き直った次第。匿名って怖いね。

 まずは、今回は歌詞の内容もドライブにピッタリな曲。

酔いどれ天使、天使の濁声、トム・ウエイツの1stアルバム 「Closing Time」より「Ol’55」
(歌詞が気になる方は、個人で和訳してるサイトがあるんで探してみてくださいな。)



 もうね、イントロのピアノからヤラレるわけですよ。大陸的な大らかさの中に、どこか懐かしくも物悲しい響きがある。哀愁ってやつですか。また、この濁声がワザとらしくなくて素敵。

 後にリリースされる実験的というか、尖ったアルバム達もいいが、結局、この1stアルバムに戻ってきてしまうのよね。とにかく、変に手を加え過ぎない曲や歌声が、じんわり沁み入ってくる。

 Dingoとの最後のドライブでもこのアルバムを聞きながらだった。一人夜の道、「Ol’55」聞きながら車を流すと、不意に涙がこぼれるんだわ。歳で涙腺が緩くなったのもあるけどね。
 
 俺は、トム・ウエイツの熱狂的ファンではない。だけど、グランツァやインプと別れる前の晩には、この曲を流しながらドライブしたいと思っとります。



Posted at 2012/05/25 22:32:10 | コメント(4) | トラックバック(0) | 音楽関連 | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「@くらぽん あえええ?サマソニいってるっすか。ナツフェスいいっすね!!!楽しんじゃってくださいっす。
・・・って雨がしんぱいか・・。」
何シテル?   08/18 14:20
みそじるっす。 おじさんですが、よろしくお願いします。 運転は、安全第一。
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