昨日の土曜日は歯科治療から始まった。
昨年からやっていた虫歯の治療がやっと終わった。
腕の良い先生なので週末はなかなか予約が取れなくて、長引いていたのだ。
今日の昼食は、久し振りに船橋ソースラーメンを食べたいと思っていたのだが、ここの先生は削る時は麻酔を打ってくれるので、痛くは無いのだが、麻酔が切れるまで飲み食いできないので、近隣をドライブして時間潰ししてみることにした。
題して「日本一小さなものを訪ねて」。

ということで、やって来ました、新京成線改め京成松戸線鎌ヶ谷大仏駅。
駅名に大仏と付いた唯一の駅だとかなんとか。
まあ、私は車で来て、近くの有料駐車場に停めましたが。

はい、駅から徒歩一分で到着しました、こちらが鎌ヶ谷大仏です。
目の前がバス停になってます。
ご覧の通り、大仏と言うには随分と控えめな仏様です。

「房総の魅力500選」という微妙なものに選ばれているらしい。
なんでも千葉県の人口が500万人を超えた年に記念で県が決めたらしい。

由来の説明板。
江戸時代の鎌ケ谷は木下(きおろし)街道の宿場町であり、そこの豪商大黒屋さんが先祖供養のためにお寺の墓地に建立したもの。
だから大黒屋さんの墓の前にでーんと置かれている。

仏像の種類としては、釈迦如来坐像という事になるらしい。
印を結んで胡座をかいたお姿だ。

こうして周辺の比較対象物を入れると、かなり小さな大仏様であることがわかる。

高さは台座を含めても1.8mくらいとのこと。
現在の基準では全高3.5m以上無いと大仏には含まれないから、普通なら大仏にはならない。

しかし、作られたのが江戸時代なので問題無いらしい。
大仏と聞いて「巨大な仏像」をイメージして訪ねると、肩透かしを喰らうので、口さがない人からは「ガッカリ大仏」などと呼ばれていたりもするが、「大きめの仏様」と考えれば、親しみやすい存在、という見方もできるかも。

次は船橋駅近くの隠れた名所を目指したのだが、週末の船橋駅周辺を車で移動するのはなかなか骨が折れる。
カーナビ様は船橋駅前を抜ける道を案内するので従ってみたが、懸念された通り、信号三つ分移動するだけで30分以上かかったので、脱出して迂回ルートを辿ることにした。
表通りは大渋滞なので裏道を抜けることにしたのだが、船橋駅周辺は一方通行や、すれ違うのもギリギリの道ばかりでつくづく兄貴で来てよかったと思った次第。
なんとか目的地近くに到着して、コインパーキングに駐車した時には12時半を回っていた。

ということで、先に腹ごしらえである。
御殿通りの名店、中華料理大輦さんにやって来た。
ちなみに「大輦」は「だいれん」と読む。
随分と久し振りに来たら、店構えが少し綺麗になっていた。
引戸を開けて中に入ると、町中華あるあるの赤いカウンター4席と年季の入ったテーブル席2つの小さな店内。
この時はカウンターに二人だけだった。
カウンター席に通されてメニューを眺める。
まあ、ここに来たらメインに頼むのは決まってるのだが、サイドメニューはどうしようか。
少し悩んだが無難に餃子にしておくことにした。
待っている間にどんどんお客がやってきてたちまち満席になった。

待つこと暫し。
餃子5個がまずやって来た。
中身はキャベツとニラと挽肉とニンニクというオーソドックススタイル。
齧ると肉汁が飛び出す王道の町中華餃子である。

餃子を齧っていたらメインが到着。
これが、ソースラーメン(ハムカツ乗せ)だ!
船橋市が御当地グルメとして売り出そうとしたのだが、結局さほど広まらなかったという悲しい経緯があったりする。
まあ、たまにテレビでも取り上げられる珍しいメニューではあるので、知る人ぞ知るでいいのかも。
麺は普通の中華麺、具材は炒めたキャベツとモヤシと挽肉。肉が挽肉なのが珍しいかも。
それに紅生姜と青海苔がソース焼きそばを連想させる。
これで850円だが、オプションでハムカツ250円を付けるのがスタンダードらしい。
スープはウスターソース味の中華スープ。いや、私の語彙だとこの表現しかできないのだけど、スパイシーで美味しい中華スープなのは間違い無い。
揚げたて熱々のハムカツを一口啜り、ソース味のスープを啜ると、メチャ美味し。
私はラーメンは滅多に食べないのだけど、たまにラーメンを食べたくなる時に食べたくなる味なのよ、これ。
またソース味と紅生姜ってなんでこんなに合うんだろうねw
餃子共々美味しくいただきましたとさ。

さて、本題に戻りましょうか。
御殿通りの名前の由来になったのがここ。
とは言っても今はありふれた町中の公園にしか見えない。

実はここには江戸時代初期に、船橋御殿と言われる徳川家康の休憩所があったのだ。
家康の趣味が鷹狩りだったのはよく知られたことだが、ここは東金まで狩りに行く時に泊まった休憩所だったのだとか。
とは言っても、将軍様の休憩所だから、その広さはなかなかの物だったらしい。
今の地図と見比べると、よくわかる。
公園のある辺りは丁度、門があった辺りらしい。

御殿通りから細い路地を入って行くと小さなお社が見えてくる。

小さいけど立派な鳥居がお出迎え。

境内に入ると白い玉砂利が敷き詰められ、綺麗に手入れされた祠が現れる。
並んでお稲荷さんのお社も。

はい、ここが「日本一小さな東照宮」と言われる船橋東照宮です!
東照宮といえば日光のそれが圧倒的に有名だけど、実は全国の徳川由来の土地に分社されていたりする。
その中でもここは一番小さいのだとか。
この場所は船橋御殿の中の主殿があった所で、家康の死後、使われなくなって破却された主殿の跡地に祀られ、代々地元の人達に大切にされてきたとのことでありました。

さて、昼食後はまた移動して佐久間アイスクリーム工房まで。
牧場併設の美味いジェラート屋さん。

暑い日だったので並んでいたが、この店にしてはまあまあ少ない方かな。
10分程で入店できた。

本日はチョコチップとラズベリーのダブルで。このクオリティで450円なのは良心的。
諸物価高騰のこのご時世にお値段据え置きで頑張ってくれている。
美味しくいただいた後、船橋市内の渋滞をかいくぐりながら帰宅。